先日、大阪で開催された日本美容外科学会(JSAS)で、表題の「美容とSNS」に関するするシンポジウムに参加しました。
美容とSNSは親和性が高く、ドクターもそれぞれが得意とするInstagram、Twitter、YouTubeなどを使用していますが、上手い下手ではなく継続性がポイントとのこと。
数年前は、ごく一部のドクターが開始していました。
「へえ~、インスタグラムねえ…」といった感じで、まだ先のツールくらいで聞いていましたが、それ以来徐々に浸透してきて、今や発信において重要なツールになりました。
もはや、SNSでの発信は、立派なスキルといっても宜しいかと思います。
と同時に、ドクターの自立性も以前に比べて高まった感じがしました。
今や経営にもSNSを使用し、ブランディング化、集客、リクルートなど発信するツールとして大きな役割を持っています。
SNSでの発信する能力も今後求められてきている感じもします。
美容の医療は30年の歴史を通過点に、コロナ禍を経て、フェーズも変わってきたと強く感じました。
ここにAiが加わると、劇的な変化になるような感じさえします。
シンポジウムの終盤で、ドクターは基本、診療が中心であること。
SNSありきではない、脱SNSも視野に入れている・・・などの意見もありました。
必要に感じながらも、依存しすぎない、適正な距離感。
これからの美容ドクターに求められるモノはとて大きいと感じた会でした。