医師165人に聞いた「人生で、やっておけば良かったこと」

多くの人の人生に寄り添う、医師という職業。多忙な毎日を送るかたわら医師自身は、人生を豊かにするためにどのようなことに取り組んでいるのでしょうか。現場の医師が「やっておけばよかった」と後悔していることとは――。
今回編集部では医師165人に対し「人生を豊かにするために取り組んできてよかったこと/取り組めばよかったこと」のアンケートを実施。趣味などの時間を大切にする方 、仕事に全力で取り組む方など、それぞれのライフスタイルが浮き彫りになりました。

人生を豊かにする方法は、医師によってさまざま

調査は、m3.com医師会員165人が対象(期間:2016年10月15日―17日)。「取り組んできてよかったこと」を複数回答で聞いたところ、以下のような結果が得られました。 図1

1位は「趣味」で35%。「趣味」の内容は幅広く、音楽鑑賞や読書のほか、医学以外の勉強など、さまざまですが「仕事と並行して好きなことに取り組むことが、人生に良い影響を及ぼしている」と実感している医師が多いことが明らかになりました。

医師によって回答内容が大きくバラけた今回のアンケートでは「そのほか」が24%で2位に。「楽観的な視点(を持つこと)」(愛知県,55代,消化器外科) 、「自分の将来は自分で決める」(東京都,45代,一般内科)などが並んでおり、ポリシーを持って仕事やプライベートに臨むことが大切だと指摘する医師の声が目立っています。

続いて3位となったのは、「特になし」で19%。「そんなことをする余裕の欠片もない」(福岡県,35代,内科(循環器))、「医師としての仕事を全うすることが一番大切」 (北海道,60代,消化器内科)といった声が寄せられ、望むと望まざるにかかわらず、仕事の充実を人生の中心に据えている医師が多いことが分かりました。

後悔していること、「語学」が15%

一方、「取り組めばよかったこと」に対する回答は、以下のようになっています。図2

同率1位となったのは、「趣味」と「特になし」でともに26%。「今の趣味をもっと極めれば良かった」「忙しくて新たな余暇活動に挑戦する時間が取れなかった」というように、趣味の充実を嘆く声が並ぶ一方、精一杯仕事に取り組み、医師として充実感を感じられていることから「後悔はない」と答える声も根強く、回答が二極化する結果となりました。

3位の「そのほか」(16%)に続いて4位につけたのは「語学」で15%。このうち、およそ3割が「海外留学に行けばよかった」と答えていることからも、「グローバルに挑戦したかった」という意識が垣間見える結果になっています。「若いころにいろんなことにチャレンジすればよかった」(宮城県,45代,整形外科)という声が上がっているように、日常業務にとらわれず、大胆に挑戦しておけばよかったと後悔している医師は多いようです。

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