医師も不採用に?面接官は医師のここを見ている―医師面接のいろは【前編】

「医師の転職は圧倒的な売り手市場。書類さえ通れば不採用になることは少ない」「面接は顔見せのようなもの」というイメージは、一昔前のもの。人気病院への転職や、好待遇での転職となると、面接の結果次第で不採用通知を受けるケースも珍しくありません。今回は、面接時に注目されやすいポイントについて、前後編に分けて取り上げます。

意外と多い「人柄を見ている」という意見

チェックリスト01医療機関の採用担当者に面接時のチェックポイントについて聞いてみると、圧倒的に多いのは「人柄」という声。「患者に親切に接せられるか、他のスタッフと円滑にコミュニケーションをとれるかが大切」「履歴書や職務経歴書を見れば、これまでの実績などは良く分かるから」などの考えが、背景にはあるようです。
特に患者からのクレームや地域での評判が減収に直結する外来中心の求人では、人柄重視の採用になりやすい傾向。医療機関の経営環境が厳しくなっている昨今、医療機関同士の競合が起きやすい都市部を中心に、医師が不採用通知を受け取ることもあるようです。

大前提として面接は、医療に対するスタンスなどについて、医療機関と医師の相性をお互いに探りあうためのもの。医療機関側は、書面だけでは分からない医師の人柄・考え方を見るために、さまざまな質問を問いかけてきます。あくまで相性が大切なので無理に取りつくろう必要はありませんが、誤解を与えないよう最低限のマナーには注意が必要です。

第一印象で失敗しないために

面接時の第一印象を大きく左右するのが、外見です。あまりにラフな服装で面接に挑んでしまうと、入職意欲が低いとみなされてしまうこともあるため、男女問わず、会った瞬間に誠実さが伝わるような服装を心がけましょう。
男性医師であれば、できるだけスーツを着用し、華美な柄のネクタイはさけたほうが良いと言われています。ヒゲの伸びすぎやツメのお手入れなどにも意外と目が行くため、細部にも気を配れると良いでしょう。

女性医師は、清潔感のあるジャケットでも構いませんが、派手なメイクやネイルは避けた方が無難。ストッキングは伝線する恐れもあるので、予備を持っておくと安心です。

勤務先から直行しなくてはならないなど、どうしても私服になってしまう場合も、ジャケットを羽織るなどセミフォーマルな格好を心掛け、面接の場で事情を説明すると誤解を招かずに済むでしょう。面接当日は、約束の5分くらい前に到着しておくとベスト。遅れてしまう場合は、予め電話を掛けて知らせておきましょう。

面接は、医師が医療機関をチェックする場でもある

また、面接は医師が医療機関をチェックする場でもあります。院長や事務長、ほかスタッフの人柄もよく観察して、ここで継続して働いていけそうか考えましょう。多くの場合、院内見学があるため、院内の雰囲気が自身に合っているか、自身のめざす医療が可能な設備・患者層かどうかなども、大切なチェックポイント。科目や状況によって具体的な確認項目は多少異なりますが、面接と病院見学時に大きく下記の内容を確認する医師が多いようです。

【主なチェック事項】

  • 医師体制
  • 当直体制
  • タイムカードの有無(労働時間の管理がされているか)
  • コメディカルの数や連携体制
  • 使える薬は何か

面接は、上司・部下の関係を抜きにして経営者と話せる貴重な場。自身の魅力をアピールし、さらには医療機関をしっかりと吟味するためには、質問が重要です。後編では、失敗しがちな質問や答え方を具体的にご紹介します。


後編はこちら

 


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