転職するならいつ動く?データで見る、水面下の医師の動き

いつかは転職をしたいと思っているけれども、実際にいつごろから動くべきなのか――。今回は、エムスリーキャリアのデータを統計処理し、水面下で行われている転職活動の様子について、データをもとに解説します。

【目次】

転職活動期間、ボリュームゾーンは3-4カ月

まず、一般的に医師が転職活動を始めてから内定を得るまでに、どのくらいの日数を要しているかを見てみましょう(※1カ月=30日で換算して算出)。
以下のグラフは、エムスリーキャリアを通じて転職活動を行い、2017年度内に内定先が決まった医師について、エムスリーキャリアにお問い合わせをいただいた日付から入職日までの日数を算出したもの。個人差はあるものの、最大のボリュームゾーンになったのは3-4か月。次いで、5-6か月、1-2か月という結果になりました。

一方、エムスリーキャリアに登録してから2年以上経過した後に転職する医師もおり、転職先をじっくりと吟味している求職者も一定数いることがうかがえます。エムスリーキャリアのコンサルタントによると、入職希望時期を1年以上先に設定している求職者のニーズとしては、「子どもの進学や教授の退官に合わせて転職をしたい」「理想の転職先が見つかるまで粘り強く待ちたい」といった考えがあるそうです。

転職活動が活発になるのは…

次に、具体的にいつ頃面接を受け、内定をもらい、入職しているのかを月別に考察してみましょう。

6月ごろから面接はじわじわと増えていく

転職活動の天王山ともいえる面接ですが、実施数が最も多かったのは8月。夏休み期間の7月~9月、年末年始といった比較的休みが取りやすい時期に、面接が多く実施されていることが読み取れます。逆に、年度末、新年度にあたる3~5月は、面接実施数が落ち込む結果となりました。

夏ごろから、内定が徐々に出始める

多くの内定が出ているのは、9月、12月、2月。
9月は夏休み期間を利用した面接の結果が出るほか、12月、2月は年内・年度内に内定を出すことで現職の引き継ぎをしっかり行えるようにしたいなど、医療機関側の考えもうかがえる結果となっています。
医療機関側としては、4月~5月にかけて新年度の組織変更や入職者受け入れ、年度によっては診療報酬改定への対応などで慌ただしいため、採用活動まで手が回らない状況。早い医療機関では6月、一般的には夏頃から来年度の採用計画を立て始めるため、この時期以降に内定が増えていくこともうなずけます。

入職数は4月が最多

入職数が一番多いのは、年度が切り替わるタイミングである4月。続いて、新年の始まりである1月、下期が始まる10月にもピークがあります。エムスリーキャリアのコンサルタントによると、5月入職が比較的多い背景には、業務の引き継ぎで4月入職が間に合わなかった、4月入職予定者の急なキャンセルがあって追加採用したという事情があるそうです。

いつ動くべきか?早めの行動を意識して戦略を

意外と時間を要する転職活動。このような選考ステップの時期的な流れを把握することで、いつ頃に何をすべきかを考え、転職活動をどのように進めるかの判断材料のひとつになるのではないでしょうか。

入職希望時期に照準を合わせて行動することが前提としてありますが、前述のように転職活動に約3カ月以上かけるケースが多いこと、退職日の調整や業務の引き継ぎなども考慮すべきポイントなので、早め早めに動いていくことが転職成功につながります。

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