産婦人科におすすめのキャリア記事まとめ

生殖・内分泌、周産期、婦人科腫瘍、女性のヘルスケアの4領域で活躍し、女性の健康を総合的にサポートする産婦人科。今回は産婦人科におけるキャリアの特徴と、産婦人科医におすすめの記事をまとめました。


【目次】

  • 産婦人科の業務内容

    産婦人科は、妊娠・分娩を取り扱う「産科」、内分泌や不妊、女性特有の疾患を治療する「婦人科」によって構成されています。産婦人科の主要分野は、周産期、生殖・内分泌、婦人科腫瘍、女性のヘルスケアとなります。これらの領域に関して十分な知識・技能のもと診療を行い、必要に応じて他の専門医への紹介・転送を判断し、他科からの相談に的確に応える能力が求められます。

    初期研修終了後のキャリアステップ

  • 産婦人科領域がカバーするのは女性の全身であり、大きく4つのサブスペシャルティに専門分化しているものの、いずれの専門分野においてもジェネラルに診る必要があります。

    「周産期医学」は分娩を取り扱い、妊婦、胎児および新生児双方の健康を守ります。「婦人科腫瘍学」は新たな治療法開発が極めて活発で、新しい医療機器を駆使した手術が登場し、がん細胞の増殖・転移シグナルを標的とする新治療法の研究が進んでいます。
    「生殖・内分泌学」も発展が目覚ましく、不妊に悩むカップルにとって大きな福音となっています。さらに、「女性のヘルスケア」の分野もますます重要となっています。
    産婦人科医は、ジェネラルに産婦人科診療を行いつつ、自分の高度に専門化された領域も併せ持つ医師としての活躍が求められています。

    STEP1
    <産婦人科専門医への道>
    ・卒後、最短5年で受験資格取得
    *専門研修が開始から9年以内に修了しなかった場合、専門医となるためには一から新たに専門研修を行う必要がある
    *専門研修の開始年度によって要件が異なるため、詳細は日本産科婦人科学会、日本専門医機構のホームページを参照

    STEP2
    <subspecialty修得(旧専門医制度)>
    ◇婦人科腫瘍領域で研さん
    ・日本婦人科腫瘍専門医取得
    ・マンモグラフィー読影(目標はA判定)で研さん
    ・婦人科検診領域で研さん
    ◇周産期医学領域で研さん
    ・日本周産期・新生児医学会専門医取得
    ・日本超音波医学会専門医取得
    ・日本人類遺伝学会専門医取得
    ◇生殖・内分泌領域で研さん
    ・日本生殖医学会専門医取得
    ・日本超音波医学会専門医取得
    ・日本人類遺伝学会専門医取得
    ・妊娠糖尿病、妊娠高血圧症候群など生活習慣病領域との連携重視

    STEP3
    <第一線で活躍>
    ◇婦人科腫瘍領域で研さん
    ・日本内視鏡外科学会/技術認定医取得
    ・日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医取得
    *婦人科領域における内視鏡手術(腹腔鏡、子宮鏡など)に携わる医師の技術と知識を評価する制度。日本産科婦人科学会の専門医資格を取得した後に、2年以上の産婦人科内視鏡手術の修練を行っていることが要件となり、そのうちの一定期間は日本産科婦人科内視鏡学会の認定施設に勤務する必要がある。執刀経験として、腹腔鏡下手術で申請する場合は100件、子宮鏡下手術で申請する場合は50件、学会等への参加が必要となる。
    ・婦人科腫瘍手術で活躍
    ・婦人科検診(マンモグラフィー含む)領域で活躍
    ◇周産期医学領域で研さん
    ◇生殖・内分泌領域で研さん
    ・ART(高度生殖医療)領域で活躍
    ・日本内分泌・代謝専門医取得

    STEP4
    <第一線引退後>
    ・分娩クリニックで勤務
    ・婦人科外来、婦人科検診中心の勤務

    記事紹介:産婦人科医のキャリア事例


    鹿児島県の南部に位置する種子島。前田宗久先生は、2015年に島内唯一の産婦人科がある種子島産婦人科医院に赴任し、現在は院長を務めています。地方で働くことに不安があった前田先生が、種子島で働くことを決意できた理由とは――。



    「国境なき医師団に参加したいので、医局を辞めさせてください」と正直に伝えた鈴木美奈先生。医療過疎地である新潟県、その中でも人手不足の産婦人科医の申し出の行方はいかに――。



    体力・気力、手先の器用さが求められる外科医たちは、いつまで第一線で働きつづけられるのでしょうか。現場の第一線を退いた後のキャリアステップについて転職市場の動向から解説します。



    医師として、いつまで第一線で働き続けるか――。キャリアを歩む上で大きな決断と言える、「去り際」の決断を、医師たちはどのように判断しているのでしょうか。転職市場の様子や、医師へのアンケート結果を元に考察します。


    <参考>

    • 公益社団法人 日本産科婦人科学会
    • 一般社団法人 日本産科婦人科内視鏡学会 技術認定制度規則
    • 一般社団法人 日本周産期・新生児医学会

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