和歌山県立医科大学附属病院の病院情報

和歌山県立医科大学附属病院

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研修プログラム

内科

概要・特徴 この研修プログラムは、和歌山医療圏の医療事情を理解し、地域の実情に合わせた実践的な医療も行えるように訓練され、内科専門医としての基本的臨床能力を獲得し、その後、高度な総合内科の Generality を獲得する場合や内科領域 Subspecialty 専門医への道を歩む場合を想定して、「内科基本コース」「各科重点コース」「地域医療重点コース」の3つのコースを準備しています。
本プログラムにおいて、内科専攻医は幅広い疾患をファーストタッチから経験することができ、広い総合性と高い専門性を磨くことが可能です。地域医療での経験によって、医療圏における疾病予防・保健対策・診療連携を理解することができます。

本プログラムの理念は、「幅広い視野をもち日本の医学・医療を支える内科医を育てる」ことです。 初期臨床研修を修了した内科専攻医は、本プログラム専門研修施設群での研修中に、豊富な臨床経験を持つ指導医の適切な指導の下で、内科専門医制度研修カリキュラムに定められた内科領域全般にわたる研修を通じて、標準的かつ全人的な内科的医療の実践に必要な知識と技能とを修得します。内科領域全般の診療能力とは、臓器別の内科系Subspecialty分野の専門医にも共通して求められる基礎的な診療能力を指します。
また、知識や技能に偏らずに、患者に人間性をもって接すると同時に、医師としてのプロフェッショナリズムとリサーチマインドの素養をも修得して可塑性が高く様々な環境下で全人的な内科医療を実践する先導者の持つ能力です。

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https://goo.gl/7Kh3vy
募集予定人数 募集あり
病院見学日 見学随時受付中
URL https://www.wakayama-med.ac.jp/med/sotugo/kengaku/index.html

小児科

概要・特徴 本プログラムでは、「小児医療の水準向上・進歩発展を図り、小児の健康増進および福祉の充実に寄与する優れた小児科専門医を育成する」ことを目的とし、一定の専門領域に偏ることなく、幅広く研修します。
専攻医は「小児科医は子どもの総合医である」という基本的姿勢に基づいて3年間の研修を行い、「子どもの総合診療医」「育児・健康支援者」「子どもの代弁者」「学識・研究者」「医療のプロフェッショナル」の5つの資質を備えた小児科専門医となることをめざしてください。
当院は県内唯一の大学附属病院で、大学病院としての高度な専門医療に対応するため、各専門領域に経験豊富な専門医を有し、さらに、1次から3次までの救急患者を受け入れる体制も有しているため、小児科医として欠くことのできない救急疾患の対応、急性疾患の管理も研修できる施設です。
さらに、県内全域に関連病院を有しており、急性疾患の対応と慢性疾患の初期対応を経験でき、地域の特性と病院の役割に応じて、すべての領域にわたり、もれなく経験できる体制です。

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募集予定人数 募集あり
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皮膚科

概要・特徴 本プログラムは、研修を終了し所定の試験に合格した段階で、皮膚科専門医として信頼され安全で標準的な医療を国民に提供できる充分な知識と技術を獲得できることを目標とします。
医師としての全般的な基本能力を基盤に、皮膚疾患の高度な専門的知識・治療技能を修得し、関連領域に関する広い視野をもって診療内容を高めます。
また、皮膚科の進歩に積極的に携わり、患者と医師との共同作業としての医療の推進に努めます。医師としてまた皮膚科専門医として、医の倫理の確立に努め、医療情報の開示など社会的要望に応えます。

本プログラムは和歌山県立医科大学医学部皮膚科を研修基幹施設として、日本赤十字社和歌山医療センター皮膚科、和歌山労災病院皮膚科、公立那賀病院皮膚科、有田市立病院皮膚科、橋本市民病院皮膚科、海南医療センター皮膚科を研修連携施設として研修施設群を統括する研修プログラムです。
なお、本プログラムは各研修施設の特徴を生かした複数の研修コースを設定しています。

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精神科

概要・特徴 基幹病院となる和歌山県立医科大学附属病院の神経精神科は、大学病院の精神科としては大規模の40床の精神科病床を有し、閉鎖病棟、隔離室、観察室も十分な空間を確保しており、難治例、身体合併症例等のケースにも対応しています。
専攻医は入院患者の主治医となり、指導医の指導を受けながら、看護、心理、リハビリテーション等の各領域とチームを組み、各種精神疾患に対し生物学的検査・心理検査を行い、薬物療法、精神療法、修正型電気けいれん療法などの治療を柔軟に組み合わせて最善の治療を行います。
研修の過程でほとんどの精神疾患についての基礎的な知識を身につけることが可能です。
研修期間中、県内の単科精神科病院、院内の救命救急センターでの研修も行え、精神科における地域医療を実践できる技術も身につけることができます。 精神医学は幅広い領域を包含しており、その実践には生物学的、心理学的、社会的といった多層的な考察が求められます。精神現象を人として理解し、治療するためには、各ライフステージにおける特徴と課題、疾患について脳科学、精神病理学、神経薬理学、心理学など多彩な学術的知識を習得し、自ら実施できる能力を身につける必要があります。
和歌山県立医科大学附属病院神経精神科での専攻の特徴は、人間の普遍的な叡智とともに最新の精神科医療の技法を取得し、精神疾患の克服を目指す点です。

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外科

概要・特徴 和歌山県立医科大学外科専門研修プログラムの目的と使命は以下の4点です。

1)専攻医が医師として必要な基本的診療能力を習得すること。
2)専攻医が外科領域の専門的診療能力を習得すること。
3)上記に関する知識・技能・態度と高い倫理性を備えることにより、患者に信頼され、標準的な医療を提供でき、プロフェッショナルとしての誇りを持ち、患者への責任を果たせる外科専門医となること。
4)外科専門医の育成を通して国民の健康・福祉に貢献すること。
5)外科領域全般からサブスペシャルティ領域(消化器外科、心臓血管外科、呼吸器外科、小児外科)またはそれに準じた外科関連領域(乳腺や内分泌領域)の専門研修を行い、それぞれの領域の専門医取得へと連動すること。

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整形外科

概要・特徴 自立したプロフェッショナルとしての整形外科医師を目指して 整形外科学は、運動器の機能と形態の維持・再建をめざす臨床医学であり、脊椎、上肢、下肢などの広範な診療領域を扱います。高齢化型社会をむかえた我が国においては、整形外科への期待はますます大きくなっています。現在、和歌山県立医科大学整形外科には、脊椎、股関節、膝関節、スポーツ医学、上肢・手外科・足の外科、小児整形外科、リウマチ・骨代謝、リハビリテーションなどの診療・研究グループがあります。大学以外にも連携施設は、脊椎外科、関節外科、小児整形、手外科、救急医療・外傷学、スポーツ医学、リハビリテーション、地域医療などそれぞれに特色をもった約15の施設、病院があり、機能的なローテーションにより、プライマリケアから最先端の臨床・研究までを学ぶことができます。
和歌山県立医科大学整形外科は、1949年(昭和24年)の創設から 66年が経過し、整形外科全領域にわたる研究・教育・診療体制が整備されています。特に脊椎手術においては先端的な内視鏡手術、低侵襲手術を行っており、日本整形外科学会の認定する脊椎内鏡手術技術認定医は大学内だけで全国屈指の8名が在籍しており、技術の卓越した医師から直接臨床・研究の指導を受けることができます。
「低侵襲整形外科手術の先端を行く」和歌山県立医科大学整形外科は、専攻医の皆様に素晴らしい研究環境を提供し、個々の能力を最大限に引き出す研修を目指します。

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産婦人科

概要・特徴 和歌山県立医科大学は、県内唯一の総合周産期母子医療センターとして県内の周産期医療の中心であり、同時に和歌山県の婦人科がん診療の中心としてがんセンター的役割を備えた施設です。年間分娩数は650-700件で、母体搬送は70-80件あり、広大な県全域をカバーできるようドクターヘリを常時運用し、重症妊婦や産科救急にも24時間全例応需で対応し、文字通り和歌山の産科医療の砦となっております。これに連携施設である2つの地域周産期センターと各地域中核病院との間でネットワークを形成し、安全かつ最高レベルの周産期医療を行っています。

婦人科領域では、最新かつ安全な婦人科癌の手術・化学療法を多数行い、放射線治療は最新のIMRTであるTomotherapyを多用しています。さらに腹腔鏡手術や腟式手術、女性内分泌や緩和ケアに至るまで幅広い領域を担っています。これら基幹施設の研修に加えて、高度生殖医療や内視鏡手術などの特色をもった複数の連携施設およびローリスク妊婦管理や良性手術を中心とした地域医療を担う連携施設を組み合わせて研修することで、common diseaseから最先端の医療までを短期間で身に付けることができます。

本プログラムの特長は次の通りです。

・基幹施設である大学病院と連携施設をまわる複数のコースを用意しているので、自分に最適のコースを選択して研修をすることができます。

・症例数、手術数の数に比べ、専攻医の数が少ないため、非常に早い時期から多数の手術の術者としての研鑽や豊富な分娩症例の経験が得られ、マンツーマンの手厚い指導体制の下、即戦力として活躍できます。

・わが国の未来の産婦人科医療を担う人材の育成に力を入れています。医学部学生から初期研修医、後期研修医、専門医、サブスペシャリティ養成まで、切れ目のない産婦人科養成プログラムを実施しています。また、常に科学的に考えることができる医療人を目指して、専門研修プログラム中にも、1人1人に臨床研究や学会発表・論文執筆などを指導し、リサーチマインドをもつ医師を育成します。希望者はプログラム中にも大学院入学が可能です。

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眼科

概要・特徴 本プログラムでは、3病院(和歌山県立医科大学附属病院、和歌山県立医科大学附属病院紀北分院、海南医療センター)での研修を通して、優秀な眼科医の育成を目指します。

【和歌山県立医科大学附属病院眼科の特徴】

・県内唯一の大学附属病院としての最新医療機器による高度医療と地域医療の融合した診療形態の基づいた豊富な手術症例(特に日帰り手術の充実)。
・地域医療機関との密接な連携。
・一次から三次まで幅広い救急眼疾患への対応。
・関連施設を含めた最先端診療機器整備。
・高度な研究レベル。

【めざす眼科医像】

・一般眼科学に精通し、高度の専門性を必要とする眼科療養の知識と技能を併せ持つ眼科医。
・地域医療での活躍を念頭においた一般診療所設備での勤務を担当できる眼科医師を最低条件として、高度の専門性を必要とする眼科療養の知識と技術を兼ね備え、高度な医療設備を備えた総合病院あるいは特定機能病院の眼科医としての勤務を可能にする十分な技術を身につける。将来像・希望に沿った形で一般診療所や中核病院,大学附属病院で勤務可能な眼科医。
・「顔の見える」地域医療機関との密接な連携の実践と日帰り手術のノウハウに精通した眼科医。
・診療技能以外に,臨床研究や遺伝子レベルに入る高度の眼科疾患に関する基礎研究(希望に応じて)も含めて、国内、国際学会発表や論文作成を通じて科学的に疾患を思考でき、情報発信能力を持ち合わせた眼科医。

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耳鼻咽喉科

概要・特徴 基幹研修施設である和歌山県立医科大学附属病院と国保日高総合病院、社会保険紀南総合病院の2関連研修施設において、それぞれの特徴を生かした耳鼻咽喉科専門研修を行い、日耳鼻研修到達目標や症例経験基準に掲げられた疾患や手術を経験します。
プログラムに定められた研修の評価は施設ごとに指導管理責任者(関連研修施設)、指導医、および専攻医が行い、プログラム責任者が最終評価を行う。4年間の研修修了時には、すべての領域の研修到達目標を達成します。
さらに、4年間の研修中、認定されている学会において学会発表を少なくとも3回以上行い、また、筆頭著者として学術雑誌に 1編以上の論文執筆・公表を行います。
研修の評価や経験症例は日耳鼻が定めた方法でオンライン登録します。

本プログラムでは、専門医および学位取得コースとして、大学院博士過程進学が可能です。
大学院在籍期間は4年間で、大学院進学時期により年次プログラムが変動します。
大学院進学時期から専攻医が興味を持つ領域の研究テーマを臨床実習の学術的なバックグラウンドを肉付けするようにして研究をスタートします。

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泌尿器科

概要・特徴 泌尿器科専門医制度は、医の倫理に基づいた医療の実践を体得し、高度の泌尿器科専門知識と技能とともに、地域医療にも対応できる総合的診療に必要な基本的臨床能力を修得した泌尿器科専門医の育成を図り、国民の健康増進、医療の向上に貢献することを目的とします。

本プログラムは、和歌山県立医科大学附属病院において高度な医療に携わり本邦の標準治療や先進的な医療を経験し学ぶとともに、地域医療を担う連携病院での研修を経て、和歌山県の医療事情を理解し、将来は泌尿器科専門医として和歌山県全域を支える人材の育成を行う理念に基づいています。

専攻医は泌尿器科研修プログラムによる専門研修により、「泌尿器科医は超高齢社会の総合的な医療ニーズに対応しつつ泌尿器科領域における幅広い知識、錬磨された技能と高い倫理性を備えた医師である」という基本的姿勢のもと、以下4つのコアコンピテンシーからなる資質を備えた泌尿器科専門医になることを目指します。

・泌尿器科専門知識
・泌尿器科専門技能:診察、検査、診断、処置、手術
・継続的な科学的探求心の涵養
・倫理観と医療のプロフェッショナリズム

本プログラムは和歌山県立医科大学附属病院を中心としたいくつかの診療拠点病院と地域医療を担う地域中核病院の2群から構成されています。
泌尿器科専門医に必要な知識や技能の習得と同時に、地域医療との連携や他の専門医への紹介・転送の判断も的確に行える能力を身につけることができるよう配慮しました。
また、学術的な涵養を目的とした大学院進学コース、専門研修後にはより高い臨床実施能力の獲得を目指す臨床修練コース、和歌山県立医科大学県民医療枠および地域医療枠を卒業し地域医療での義務年限を前提とした県民医療枠および地域医療枠コースの4つから選択することが可能です。

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脳神経外科

概要・特徴 【プログラムの目的】
脳神経外科専門研修では、初期臨床研修後に専門研修プログラム(以下「プログラム」という)に所属し、4年以上の定められた研修により、脳神経外科領域の病気すべてに対して、予防や診断、手術的治療および非手術的治療、リハビリテーションあるいは救急医療における総合的かつ専門的チシキと診療技能を獲得します。

【プログラムの特徴】
1. 脳腫瘍関連では標準外科治療に加えて頭蓋底手術アプローチや経鼻的内視鏡手術の症例数が豊富。
2. 脳血管障害では脳動脈瘤塞栓術や頸動脈ステント留置術などの血管内治療を積極的に施行。
3. ドクターヘリ導入により脳卒中や重症頭部外傷の急性期症例が豊富。

研修指導には各専門領域のエキスパートが指導医としてマンツーマンであたる。研修では疾患を問わず、病態の的確な把握、手術適応と手術アプローチの決定、各種脳神経外科手術基本手技の習得に重点を置く。

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放射線科

概要・特徴 実臨床における放射線科の役割は、超音波検査、X線撮影やCT、核磁気共鳴検査(MRI)および核医学検査などを利用する画像診断、画像診断を応用した低侵襲性治療(インターベンショナルラジオロジー:IVR)、および放射線を使用して種々の疾患の放射線治療を行うことにあります。

放射線科領域専門制度では、放射線診断専門医または放射線治療専門医の育成の前段階として、放射線診断専門医および放射線治療専門医のいずれにも求められる放射線科全般に及ぶ知識と経験を一定レベル以上に有する「放射線科専門医」を育成することを目的としています。

放射線科専門医の使命は、放射線科領域の専門医として、放射線診療・放射線医学の向上発展に資し、医療及び保健衛生を向上させ、かつ放射線を安全に管理し、放射線に関する専門家として社会に対して適切に対応し、もって国民の福祉に寄与することにあります。
放射線科専門研修プログラム整備基準では、放射線科専門医制度の理念のもと、放射線科専門医としての使命を果たす人材育成を目的として専門研修の経験目標を定めています。

本研修プログラムは、上記の整備基準に従い、放射線科領域における幅広い知識、錬磨された技能と高い倫理性を備え、コミュニケーション能力とプロフェッショナリズムを備えた放射線科専門医をめざし、専攻医を教育します。

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麻酔科

概要・特徴 麻酔科学とは、人間が生存し続けるために必要な呼吸器・循環器等の諸条件を整え、生体の侵襲行為である手術が可能なように管理する生体管理医学です。
麻酔科専門医は、国民が安心して手術を受けられるように、手術中の麻酔管理のみならず、術前・術中・術後の患者の全身状態を良好に維持・管理するために細心の注意を払って診療を行う、患者の安全の最後の砦となる全身管理のスペシャリストです。
同時に、関連分野である集中治療や緩和医療、ペインクリニック、救急医療の分野でも、生体管理学の知識と患者の全身管理の技能を生かし、国民のニーズに応じた高度医療を安全に提供する役割を担います。

麻酔科領域の専門医を目指す専攻医は、4年間の専門研修を修了することで、安全で質の高い周術期医療およびその関連分野の診療を実践し、国民の健康と福祉の増進に寄与することができるようになります。具体的には、専攻医は専門研修を通じて下記の4つの資質を修得した医師となります。

1)十分な麻酔科領域、および麻酔科関連領域の専門知識と技能。
2)刻々と変わる臨床現場における、適切な臨床的判断能力、問題解決能力。
3)医の倫理に配慮し、診療を行う上での適切な態度、習慣。
4)常に進歩する医療・医学に則して、生涯を通じて研鑽を継続する向上心。

麻酔科専門研修後には、大学院への進学やサブスペシャリティー領域の専門研修を開始する準備も整っており、専門医取得後もシームレスに次の段階に進み、スキルアップを図ることが出来ます。

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病理

概要・特徴 病理専門医は病理学の総論的知識と各種疾患に対する各論的理解のもと、医療における病理診断(病理解剖、手術・生検組織診断、細胞診)を的確かつ迅速に行い、患者の治療方針に有益な情報を提供することを目的しています。臨床医と積極的にコミュニケーションをとり相互理解を深め、患者により適した治療方針がたてられるよう情報を提供することを使命としています。もちろん病理検査室の運営についても理解を深め、また医療に関連するシステムや法制度を正しく理解し社会的医療ニーズに対応できるような環境作りにも貢献し、さらに人体病理学の研鑽および研究活動を通じて医学・医療の発展に寄与するとともに、国民に対して病理学的観点から疾病予防等の啓発活動にも関与することを目標とします。本病理専門研修プログラムではこの目標を遂行するために、病理領域の診断技能のみならず、他職種、特に臨床検査技師や他科医師との連携を重視し、同時に教育者や研究者、あるいは管理者など幅広い進路に対応できる経験と技能を積むことができるよう配慮しています。

1.経験できる症例数と疾患内容
本専門研修プログラムでは年間50-60例程度の剖検があり、組織診断も25,000件程あり、病理専門医受験に必要な症例数および全身の多彩な疾患を経験することが可能です。連携施設には胸部疾患を専門とする施設もあり、この領域のより専門的な研鑽を積むことができます。

2.カンファレンスなどの学習機会
本専門研修プログラムでは、各施設における科内および臨床各科とのカンファランスに出席することが求められています。また和歌山県立医科大学附属病院にて各研修施設の病理医が定期的に集まり、カンファレンスを開催し、各施設が持ち寄った難解症例、稀少例を検討すると同時に、研修医の学習に有益となる典型例を供覧する機会を設けています。本プログラム参加者にはこれらカンファレンスに積極的に出席していただき、病理専門医として知っておくべき典型例から、希少例や難解症例にも直接触れていただけるよう配慮しています。

3.地域医療の経験
本専門研修プログラムでは、病理医不在の病院への出張診断(補助)、他病院から依頼のあった病理解剖(補助)、迅速診断のテレパソロジーの経験が積めます。

4.学会など学術活動
本研修プログラムでは、和歌山県立科大学附属病院内での研修期間中に年1回の病理学会総会および近畿支部会における筆頭演者としての発表を必須としています。発表した内容は国内外の医学雑誌に投稿するよう、指導します (病理専門医試験受験資格に学会発表、医学雑誌への投稿が必要です)。

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救急科

概要・特徴 本研修プログラムの目的は、「国民に良質で安心な標準的医療を提供できる」救急科専門医を育成することです。

救急科専門医育成プログラムを終了した救急科領域の専攻医は急病や外傷の種類や重症度に応じた総合的判断に基づき、必要に応じて他科専門医と連携し、迅速かつ安全に急性期患者の診断と治療を進めることが可能になります。
また、急病や外傷で複数臓器の機能が急速に重篤化する場合は初期治療から継続して、根本治療や集中治療にも中心的役割を担うことも可能です。
さらに加えて地域の救急医療体制、特に救急搬送(プレホスピタル)と医療機関との連携の維持・発展、また災害時の対応にも関与し、地域全体の安全を維持する仕事を担うことも可能となります。

本学附属病院の救急科専門医プログラムを終了することによって、内科系・外科系すべての標準的に必要とされる急性期病態に対応できる能力を培い、国民の健康に資するプロフェッショナルとしての誇りを持った救急科専門医となることができます。

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リハビリテーション科

概要・特徴 本研修プログラムは、臓器別医療の基本を踏まえたうえで、患者個人を全人的に理解し、能力障害を治療する能力のある医師の育成を目的とします。
具体的には、急性期の全身管理とリハビリテーション、回復期生活期における障害者の「主治医」として必要な医療知識と医療技術はもちろんのこと、すべての領域のリハビリテーション医学を全て習得していただきます。
つまり、障害者の「かかりつけ医」となりうる臨床力のある医師を育てます。また、将来開業を目指している方にも対応できるように、地域医療で真に必要とされる幅広い医療能力のある医師を育成します。

さらに、和歌山県立医科大学附属病院リハビリテーション科は、近畿、中国、四国地方の国立公立医科大学(医学部)で最も古いリハビリテーション医学講座ですので、将来指導的役割を果たせる大学教員の育成も本プログラムの大きな目標としています。
将来の日本のリハビリテーション医療におけるリーダーシップを果たす人材を育てるために、診療のみならず、医学に関する研究や教育も行い、将来のリハビリテーション医学を牽引していく人材を育成します。

本専門医研修プログラムは、和歌山県立医科大学附属病院リハビリテーション科(基幹研修施設)と15の関連研修施設において研修を行うようにプログラムされています。
急性期回復期生活期の全ての期間における研修に対応可能であり、また、研修施設には地域医療や脊髄損傷、小児疾患などに特化した特徴のある施設も含まれています。つまり、本プログラムは専攻医の希望にも広く対応が可能です。

いずれにおいても、患者第一主義で臓器別医療の枠にとらわれず、「全身を診る」Whole Bodyの観点から患者さんに対応できる医師の育成をめざしています。
和歌山県という地方の立地を生かし、多くの症例の経験ができ、専攻医の皆さんの多様な希望にこたえられるプログラムを提供します。
和歌山県立医科大学附属病院リハビリテーション科が地域の15の関連研修施設と密に連絡を取りあい、研修医の希望を取り入れながら、充実した研修とフォローアップを行っていきます。

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形成外科

概要・特徴 形成外科専門医制度は形成外科専門医として有すべき診断能力の水準と認定のプロセスを明示するものであり、専門研修プログラムは医師として必要な基本的診断能力(コアコンピテンシー)と形成外科領域の専門的能力、社会性、倫理性を備えた形成外科専門医を育成することを目的としています。

形成外科専門医には形成外科領域における幅広い知識と錬磨した技術を習得することはもちろん、同時に医学発展のための研究マインドを持ち、社会性と高い倫理性を備えた医師となり、標準的医療を安全に提供し国民の健康と福祉に貢献できるよう自己研鑽する使命があります。

上記目的と使命が達成できるように、専門研修プログラムでは和歌山県立医科大学附属病院で指導医のもとに研修が行われます。

プログラムでは外傷、先天異常、腫瘍、瘢痕・瘢痕拘縮・ケロイド、難治性潰瘍、炎症・変性疾患などについて研修することができます。専門研修プログラム修了後には専門知識と診療技術を習得し、他の診療科とのチーム医療を実践できる能力を備えるとともに社会性と高い倫理性を持った形成外科専門医となります。

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総合診療

概要・特徴 和歌山県は7つの二次医療圏の内、和歌山保健医療圏は医師数において全国平均を大きく上回る一方、他の保健医療圏全てが全国平均と同程度か下回っており、高齢化の問題や今後を踏まえて、他科に跨がる幅の広い医療に対応出来る総合診療医の養成が強く求められています。

基幹施設である和歌山県立医科大学附属病院紀北分院は医師数が全国平均と同程度の橋本保健医療圏に属しており、地域に密着した病院として、また、様々な疾患を抱える患者が多く、総合診療医を養成するフィールドとして適しています。

本プログラムでは和歌山県内の複数の保健医療圏を巡るように研修することで、以下の7つの資質・能力を獲得することを目標とします。

・包括的統合アプローチ
・一般的な健康問題に対する診療能力
・患者中心の医療・ケア
・連携重視のマネジメント
・地域包括ケアを含む地域志向マネジメント
・公益に資する職業規範
・多様な診療の場に対応する能力

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臨床検査

概要・特徴 和歌山県立医科大学臨床検査専門研修プログラムは、臨床検査医学総論、一般臨床検査学・臨床化学、臨床血液学、臨床微生物学、臨床免疫学・輸血学、遺伝子関連検査学、臨床生理学の基本科目の研修を行います。
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研修プログラム

  • 内科

    概要・特徴

    この研修プログラムは、和歌山医療圏の医療事情を理解し、地域の実情に合わせた実践的な医療も行えるように訓練され、内科専門医としての基本的臨床能力を獲得し、その後、高度な総合内科の Generality を獲得する場合や内科領域 Subspecialty 専門医への道を歩む場合を想定して、「内科基本コース」「各科重点コース」「地域医療重点コース」の3つのコースを準備しています。
    本プログラムにおいて、内科専攻医は幅広い疾患をファーストタッチから経験することができ、広い総合性と高い専門性を磨くことが可能です。地域医療での経験によって、医療圏における疾病予防・保健対策・診療連携を理解することができます。

    本プログラムの理念は、「幅広い視野をもち日本の医学・医療を支える内科医を育てる」ことです。 初期臨床研修を修了した内科専攻医は、本プログラム専門研修施設群での研修中に、豊富な臨床経験を持つ指導医の適切な指導の下で、内科専門医制度研修カリキュラムに定められた内科領域全般にわたる研修を通じて、標準的かつ全人的な内科的医療の実践に必要な知識と技能とを修得します。内科領域全般の診療能力とは、臓器別の内科系Subspecialty分野の専門医にも共通して求められる基礎的な診療能力を指します。
    また、知識や技能に偏らずに、患者に人間性をもって接すると同時に、医師としてのプロフェッショナリズムとリサーチマインドの素養をも修得して可塑性が高く様々な環境下で全人的な内科医療を実践する先導者の持つ能力です。

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  • 小児科

    概要・特徴

    本プログラムでは、「小児医療の水準向上・進歩発展を図り、小児の健康増進および福祉の充実に寄与する優れた小児科専門医を育成する」ことを目的とし、一定の専門領域に偏ることなく、幅広く研修します。
    専攻医は「小児科医は子どもの総合医である」という基本的姿勢に基づいて3年間の研修を行い、「子どもの総合診療医」「育児・健康支援者」「子どもの代弁者」「学識・研究者」「医療のプロフェッショナル」の5つの資質を備えた小児科専門医となることをめざしてください。
    当院は県内唯一の大学附属病院で、大学病院としての高度な専門医療に対応するため、各専門領域に経験豊富な専門医を有し、さらに、1次から3次までの救急患者を受け入れる体制も有しているため、小児科医として欠くことのできない救急疾患の対応、急性疾患の管理も研修できる施設です。
    さらに、県内全域に関連病院を有しており、急性疾患の対応と慢性疾患の初期対応を経験でき、地域の特性と病院の役割に応じて、すべての領域にわたり、もれなく経験できる体制です。

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  • 皮膚科

    概要・特徴

    本プログラムは、研修を終了し所定の試験に合格した段階で、皮膚科専門医として信頼され安全で標準的な医療を国民に提供できる充分な知識と技術を獲得できることを目標とします。
    医師としての全般的な基本能力を基盤に、皮膚疾患の高度な専門的知識・治療技能を修得し、関連領域に関する広い視野をもって診療内容を高めます。
    また、皮膚科の進歩に積極的に携わり、患者と医師との共同作業としての医療の推進に努めます。医師としてまた皮膚科専門医として、医の倫理の確立に努め、医療情報の開示など社会的要望に応えます。

    本プログラムは和歌山県立医科大学医学部皮膚科を研修基幹施設として、日本赤十字社和歌山医療センター皮膚科、和歌山労災病院皮膚科、公立那賀病院皮膚科、有田市立病院皮膚科、橋本市民病院皮膚科、海南医療センター皮膚科を研修連携施設として研修施設群を統括する研修プログラムです。
    なお、本プログラムは各研修施設の特徴を生かした複数の研修コースを設定しています。

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  • 精神科

    概要・特徴

    基幹病院となる和歌山県立医科大学附属病院の神経精神科は、大学病院の精神科としては大規模の40床の精神科病床を有し、閉鎖病棟、隔離室、観察室も十分な空間を確保しており、難治例、身体合併症例等のケースにも対応しています。
    専攻医は入院患者の主治医となり、指導医の指導を受けながら、看護、心理、リハビリテーション等の各領域とチームを組み、各種精神疾患に対し生物学的検査・心理検査を行い、薬物療法、精神療法、修正型電気けいれん療法などの治療を柔軟に組み合わせて最善の治療を行います。
    研修の過程でほとんどの精神疾患についての基礎的な知識を身につけることが可能です。
    研修期間中、県内の単科精神科病院、院内の救命救急センターでの研修も行え、精神科における地域医療を実践できる技術も身につけることができます。 精神医学は幅広い領域を包含しており、その実践には生物学的、心理学的、社会的といった多層的な考察が求められます。精神現象を人として理解し、治療するためには、各ライフステージにおける特徴と課題、疾患について脳科学、精神病理学、神経薬理学、心理学など多彩な学術的知識を習得し、自ら実施できる能力を身につける必要があります。
    和歌山県立医科大学附属病院神経精神科での専攻の特徴は、人間の普遍的な叡智とともに最新の精神科医療の技法を取得し、精神疾患の克服を目指す点です。

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  • 外科

    概要・特徴

    和歌山県立医科大学外科専門研修プログラムの目的と使命は以下の4点です。

    1)専攻医が医師として必要な基本的診療能力を習得すること。
    2)専攻医が外科領域の専門的診療能力を習得すること。
    3)上記に関する知識・技能・態度と高い倫理性を備えることにより、患者に信頼され、標準的な医療を提供でき、プロフェッショナルとしての誇りを持ち、患者への責任を果たせる外科専門医となること。
    4)外科専門医の育成を通して国民の健康・福祉に貢献すること。
    5)外科領域全般からサブスペシャルティ領域(消化器外科、心臓血管外科、呼吸器外科、小児外科)またはそれに準じた外科関連領域(乳腺や内分泌領域)の専門研修を行い、それぞれの領域の専門医取得へと連動すること。

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  • 整形外科

    概要・特徴

    自立したプロフェッショナルとしての整形外科医師を目指して 整形外科学は、運動器の機能と形態の維持・再建をめざす臨床医学であり、脊椎、上肢、下肢などの広範な診療領域を扱います。高齢化型社会をむかえた我が国においては、整形外科への期待はますます大きくなっています。現在、和歌山県立医科大学整形外科には、脊椎、股関節、膝関節、スポーツ医学、上肢・手外科・足の外科、小児整形外科、リウマチ・骨代謝、リハビリテーションなどの診療・研究グループがあります。大学以外にも連携施設は、脊椎外科、関節外科、小児整形、手外科、救急医療・外傷学、スポーツ医学、リハビリテーション、地域医療などそれぞれに特色をもった約15の施設、病院があり、機能的なローテーションにより、プライマリケアから最先端の臨床・研究までを学ぶことができます。
    和歌山県立医科大学整形外科は、1949年(昭和24年)の創設から 66年が経過し、整形外科全領域にわたる研究・教育・診療体制が整備されています。特に脊椎手術においては先端的な内視鏡手術、低侵襲手術を行っており、日本整形外科学会の認定する脊椎内鏡手術技術認定医は大学内だけで全国屈指の8名が在籍しており、技術の卓越した医師から直接臨床・研究の指導を受けることができます。
    「低侵襲整形外科手術の先端を行く」和歌山県立医科大学整形外科は、専攻医の皆様に素晴らしい研究環境を提供し、個々の能力を最大限に引き出す研修を目指します。

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  • 産婦人科

    概要・特徴

    和歌山県立医科大学は、県内唯一の総合周産期母子医療センターとして県内の周産期医療の中心であり、同時に和歌山県の婦人科がん診療の中心としてがんセンター的役割を備えた施設です。年間分娩数は650-700件で、母体搬送は70-80件あり、広大な県全域をカバーできるようドクターヘリを常時運用し、重症妊婦や産科救急にも24時間全例応需で対応し、文字通り和歌山の産科医療の砦となっております。これに連携施設である2つの地域周産期センターと各地域中核病院との間でネットワークを形成し、安全かつ最高レベルの周産期医療を行っています。

    婦人科領域では、最新かつ安全な婦人科癌の手術・化学療法を多数行い、放射線治療は最新のIMRTであるTomotherapyを多用しています。さらに腹腔鏡手術や腟式手術、女性内分泌や緩和ケアに至るまで幅広い領域を担っています。これら基幹施設の研修に加えて、高度生殖医療や内視鏡手術などの特色をもった複数の連携施設およびローリスク妊婦管理や良性手術を中心とした地域医療を担う連携施設を組み合わせて研修することで、common diseaseから最先端の医療までを短期間で身に付けることができます。

    本プログラムの特長は次の通りです。

    ・基幹施設である大学病院と連携施設をまわる複数のコースを用意しているので、自分に最適のコースを選択して研修をすることができます。

    ・症例数、手術数の数に比べ、専攻医の数が少ないため、非常に早い時期から多数の手術の術者としての研鑽や豊富な分娩症例の経験が得られ、マンツーマンの手厚い指導体制の下、即戦力として活躍できます。

    ・わが国の未来の産婦人科医療を担う人材の育成に力を入れています。医学部学生から初期研修医、後期研修医、専門医、サブスペシャリティ養成まで、切れ目のない産婦人科養成プログラムを実施しています。また、常に科学的に考えることができる医療人を目指して、専門研修プログラム中にも、1人1人に臨床研究や学会発表・論文執筆などを指導し、リサーチマインドをもつ医師を育成します。希望者はプログラム中にも大学院入学が可能です。

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  • 眼科

    概要・特徴

    本プログラムでは、3病院(和歌山県立医科大学附属病院、和歌山県立医科大学附属病院紀北分院、海南医療センター)での研修を通して、優秀な眼科医の育成を目指します。

    【和歌山県立医科大学附属病院眼科の特徴】

    ・県内唯一の大学附属病院としての最新医療機器による高度医療と地域医療の融合した診療形態の基づいた豊富な手術症例(特に日帰り手術の充実)。
    ・地域医療機関との密接な連携。
    ・一次から三次まで幅広い救急眼疾患への対応。
    ・関連施設を含めた最先端診療機器整備。
    ・高度な研究レベル。

    【めざす眼科医像】

    ・一般眼科学に精通し、高度の専門性を必要とする眼科療養の知識と技能を併せ持つ眼科医。
    ・地域医療での活躍を念頭においた一般診療所設備での勤務を担当できる眼科医師を最低条件として、高度の専門性を必要とする眼科療養の知識と技術を兼ね備え、高度な医療設備を備えた総合病院あるいは特定機能病院の眼科医としての勤務を可能にする十分な技術を身につける。将来像・希望に沿った形で一般診療所や中核病院,大学附属病院で勤務可能な眼科医。
    ・「顔の見える」地域医療機関との密接な連携の実践と日帰り手術のノウハウに精通した眼科医。
    ・診療技能以外に,臨床研究や遺伝子レベルに入る高度の眼科疾患に関する基礎研究(希望に応じて)も含めて、国内、国際学会発表や論文作成を通じて科学的に疾患を思考でき、情報発信能力を持ち合わせた眼科医。

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  • 耳鼻咽喉科

    概要・特徴

    基幹研修施設である和歌山県立医科大学附属病院と国保日高総合病院、社会保険紀南総合病院の2関連研修施設において、それぞれの特徴を生かした耳鼻咽喉科専門研修を行い、日耳鼻研修到達目標や症例経験基準に掲げられた疾患や手術を経験します。
    プログラムに定められた研修の評価は施設ごとに指導管理責任者(関連研修施設)、指導医、および専攻医が行い、プログラム責任者が最終評価を行う。4年間の研修修了時には、すべての領域の研修到達目標を達成します。
    さらに、4年間の研修中、認定されている学会において学会発表を少なくとも3回以上行い、また、筆頭著者として学術雑誌に 1編以上の論文執筆・公表を行います。
    研修の評価や経験症例は日耳鼻が定めた方法でオンライン登録します。

    本プログラムでは、専門医および学位取得コースとして、大学院博士過程進学が可能です。
    大学院在籍期間は4年間で、大学院進学時期により年次プログラムが変動します。
    大学院進学時期から専攻医が興味を持つ領域の研究テーマを臨床実習の学術的なバックグラウンドを肉付けするようにして研究をスタートします。

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  • 泌尿器科

    概要・特徴

    泌尿器科専門医制度は、医の倫理に基づいた医療の実践を体得し、高度の泌尿器科専門知識と技能とともに、地域医療にも対応できる総合的診療に必要な基本的臨床能力を修得した泌尿器科専門医の育成を図り、国民の健康増進、医療の向上に貢献することを目的とします。

    本プログラムは、和歌山県立医科大学附属病院において高度な医療に携わり本邦の標準治療や先進的な医療を経験し学ぶとともに、地域医療を担う連携病院での研修を経て、和歌山県の医療事情を理解し、将来は泌尿器科専門医として和歌山県全域を支える人材の育成を行う理念に基づいています。

    専攻医は泌尿器科研修プログラムによる専門研修により、「泌尿器科医は超高齢社会の総合的な医療ニーズに対応しつつ泌尿器科領域における幅広い知識、錬磨された技能と高い倫理性を備えた医師である」という基本的姿勢のもと、以下4つのコアコンピテンシーからなる資質を備えた泌尿器科専門医になることを目指します。

    ・泌尿器科専門知識
    ・泌尿器科専門技能:診察、検査、診断、処置、手術
    ・継続的な科学的探求心の涵養
    ・倫理観と医療のプロフェッショナリズム

    本プログラムは和歌山県立医科大学附属病院を中心としたいくつかの診療拠点病院と地域医療を担う地域中核病院の2群から構成されています。
    泌尿器科専門医に必要な知識や技能の習得と同時に、地域医療との連携や他の専門医への紹介・転送の判断も的確に行える能力を身につけることができるよう配慮しました。
    また、学術的な涵養を目的とした大学院進学コース、専門研修後にはより高い臨床実施能力の獲得を目指す臨床修練コース、和歌山県立医科大学県民医療枠および地域医療枠を卒業し地域医療での義務年限を前提とした県民医療枠および地域医療枠コースの4つから選択することが可能です。

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  • 脳神経外科

    概要・特徴

    【プログラムの目的】
    脳神経外科専門研修では、初期臨床研修後に専門研修プログラム(以下「プログラム」という)に所属し、4年以上の定められた研修により、脳神経外科領域の病気すべてに対して、予防や診断、手術的治療および非手術的治療、リハビリテーションあるいは救急医療における総合的かつ専門的チシキと診療技能を獲得します。

    【プログラムの特徴】
    1. 脳腫瘍関連では標準外科治療に加えて頭蓋底手術アプローチや経鼻的内視鏡手術の症例数が豊富。
    2. 脳血管障害では脳動脈瘤塞栓術や頸動脈ステント留置術などの血管内治療を積極的に施行。
    3. ドクターヘリ導入により脳卒中や重症頭部外傷の急性期症例が豊富。

    研修指導には各専門領域のエキスパートが指導医としてマンツーマンであたる。研修では疾患を問わず、病態の的確な把握、手術適応と手術アプローチの決定、各種脳神経外科手術基本手技の習得に重点を置く。

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  • 放射線科

    概要・特徴

    実臨床における放射線科の役割は、超音波検査、X線撮影やCT、核磁気共鳴検査(MRI)および核医学検査などを利用する画像診断、画像診断を応用した低侵襲性治療(インターベンショナルラジオロジー:IVR)、および放射線を使用して種々の疾患の放射線治療を行うことにあります。

    放射線科領域専門制度では、放射線診断専門医または放射線治療専門医の育成の前段階として、放射線診断専門医および放射線治療専門医のいずれにも求められる放射線科全般に及ぶ知識と経験を一定レベル以上に有する「放射線科専門医」を育成することを目的としています。

    放射線科専門医の使命は、放射線科領域の専門医として、放射線診療・放射線医学の向上発展に資し、医療及び保健衛生を向上させ、かつ放射線を安全に管理し、放射線に関する専門家として社会に対して適切に対応し、もって国民の福祉に寄与することにあります。
    放射線科専門研修プログラム整備基準では、放射線科専門医制度の理念のもと、放射線科専門医としての使命を果たす人材育成を目的として専門研修の経験目標を定めています。

    本研修プログラムは、上記の整備基準に従い、放射線科領域における幅広い知識、錬磨された技能と高い倫理性を備え、コミュニケーション能力とプロフェッショナリズムを備えた放射線科専門医をめざし、専攻医を教育します。

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  • 麻酔科

    概要・特徴

    麻酔科学とは、人間が生存し続けるために必要な呼吸器・循環器等の諸条件を整え、生体の侵襲行為である手術が可能なように管理する生体管理医学です。
    麻酔科専門医は、国民が安心して手術を受けられるように、手術中の麻酔管理のみならず、術前・術中・術後の患者の全身状態を良好に維持・管理するために細心の注意を払って診療を行う、患者の安全の最後の砦となる全身管理のスペシャリストです。
    同時に、関連分野である集中治療や緩和医療、ペインクリニック、救急医療の分野でも、生体管理学の知識と患者の全身管理の技能を生かし、国民のニーズに応じた高度医療を安全に提供する役割を担います。

    麻酔科領域の専門医を目指す専攻医は、4年間の専門研修を修了することで、安全で質の高い周術期医療およびその関連分野の診療を実践し、国民の健康と福祉の増進に寄与することができるようになります。具体的には、専攻医は専門研修を通じて下記の4つの資質を修得した医師となります。

    1)十分な麻酔科領域、および麻酔科関連領域の専門知識と技能。
    2)刻々と変わる臨床現場における、適切な臨床的判断能力、問題解決能力。
    3)医の倫理に配慮し、診療を行う上での適切な態度、習慣。
    4)常に進歩する医療・医学に則して、生涯を通じて研鑽を継続する向上心。

    麻酔科専門研修後には、大学院への進学やサブスペシャリティー領域の専門研修を開始する準備も整っており、専門医取得後もシームレスに次の段階に進み、スキルアップを図ることが出来ます。

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  • 病理

    概要・特徴

    病理専門医は病理学の総論的知識と各種疾患に対する各論的理解のもと、医療における病理診断(病理解剖、手術・生検組織診断、細胞診)を的確かつ迅速に行い、患者の治療方針に有益な情報を提供することを目的しています。臨床医と積極的にコミュニケーションをとり相互理解を深め、患者により適した治療方針がたてられるよう情報を提供することを使命としています。もちろん病理検査室の運営についても理解を深め、また医療に関連するシステムや法制度を正しく理解し社会的医療ニーズに対応できるような環境作りにも貢献し、さらに人体病理学の研鑽および研究活動を通じて医学・医療の発展に寄与するとともに、国民に対して病理学的観点から疾病予防等の啓発活動にも関与することを目標とします。本病理専門研修プログラムではこの目標を遂行するために、病理領域の診断技能のみならず、他職種、特に臨床検査技師や他科医師との連携を重視し、同時に教育者や研究者、あるいは管理者など幅広い進路に対応できる経験と技能を積むことができるよう配慮しています。

    1.経験できる症例数と疾患内容
    本専門研修プログラムでは年間50-60例程度の剖検があり、組織診断も25,000件程あり、病理専門医受験に必要な症例数および全身の多彩な疾患を経験することが可能です。連携施設には胸部疾患を専門とする施設もあり、この領域のより専門的な研鑽を積むことができます。

    2.カンファレンスなどの学習機会
    本専門研修プログラムでは、各施設における科内および臨床各科とのカンファランスに出席することが求められています。また和歌山県立医科大学附属病院にて各研修施設の病理医が定期的に集まり、カンファレンスを開催し、各施設が持ち寄った難解症例、稀少例を検討すると同時に、研修医の学習に有益となる典型例を供覧する機会を設けています。本プログラム参加者にはこれらカンファレンスに積極的に出席していただき、病理専門医として知っておくべき典型例から、希少例や難解症例にも直接触れていただけるよう配慮しています。

    3.地域医療の経験
    本専門研修プログラムでは、病理医不在の病院への出張診断(補助)、他病院から依頼のあった病理解剖(補助)、迅速診断のテレパソロジーの経験が積めます。

    4.学会など学術活動
    本研修プログラムでは、和歌山県立科大学附属病院内での研修期間中に年1回の病理学会総会および近畿支部会における筆頭演者としての発表を必須としています。発表した内容は国内外の医学雑誌に投稿するよう、指導します (病理専門医試験受験資格に学会発表、医学雑誌への投稿が必要です)。

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  • 救急科

    概要・特徴

    本研修プログラムの目的は、「国民に良質で安心な標準的医療を提供できる」救急科専門医を育成することです。

    救急科専門医育成プログラムを終了した救急科領域の専攻医は急病や外傷の種類や重症度に応じた総合的判断に基づき、必要に応じて他科専門医と連携し、迅速かつ安全に急性期患者の診断と治療を進めることが可能になります。
    また、急病や外傷で複数臓器の機能が急速に重篤化する場合は初期治療から継続して、根本治療や集中治療にも中心的役割を担うことも可能です。
    さらに加えて地域の救急医療体制、特に救急搬送(プレホスピタル)と医療機関との連携の維持・発展、また災害時の対応にも関与し、地域全体の安全を維持する仕事を担うことも可能となります。

    本学附属病院の救急科専門医プログラムを終了することによって、内科系・外科系すべての標準的に必要とされる急性期病態に対応できる能力を培い、国民の健康に資するプロフェッショナルとしての誇りを持った救急科専門医となることができます。

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  • リハビリテーション科

    概要・特徴

    本研修プログラムは、臓器別医療の基本を踏まえたうえで、患者個人を全人的に理解し、能力障害を治療する能力のある医師の育成を目的とします。
    具体的には、急性期の全身管理とリハビリテーション、回復期生活期における障害者の「主治医」として必要な医療知識と医療技術はもちろんのこと、すべての領域のリハビリテーション医学を全て習得していただきます。
    つまり、障害者の「かかりつけ医」となりうる臨床力のある医師を育てます。また、将来開業を目指している方にも対応できるように、地域医療で真に必要とされる幅広い医療能力のある医師を育成します。

    さらに、和歌山県立医科大学附属病院リハビリテーション科は、近畿、中国、四国地方の国立公立医科大学(医学部)で最も古いリハビリテーション医学講座ですので、将来指導的役割を果たせる大学教員の育成も本プログラムの大きな目標としています。
    将来の日本のリハビリテーション医療におけるリーダーシップを果たす人材を育てるために、診療のみならず、医学に関する研究や教育も行い、将来のリハビリテーション医学を牽引していく人材を育成します。

    本専門医研修プログラムは、和歌山県立医科大学附属病院リハビリテーション科(基幹研修施設)と15の関連研修施設において研修を行うようにプログラムされています。
    急性期回復期生活期の全ての期間における研修に対応可能であり、また、研修施設には地域医療や脊髄損傷、小児疾患などに特化した特徴のある施設も含まれています。つまり、本プログラムは専攻医の希望にも広く対応が可能です。

    いずれにおいても、患者第一主義で臓器別医療の枠にとらわれず、「全身を診る」Whole Bodyの観点から患者さんに対応できる医師の育成をめざしています。
    和歌山県という地方の立地を生かし、多くの症例の経験ができ、専攻医の皆さんの多様な希望にこたえられるプログラムを提供します。
    和歌山県立医科大学附属病院リハビリテーション科が地域の15の関連研修施設と密に連絡を取りあい、研修医の希望を取り入れながら、充実した研修とフォローアップを行っていきます。

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  • 形成外科

    概要・特徴

    形成外科専門医制度は形成外科専門医として有すべき診断能力の水準と認定のプロセスを明示するものであり、専門研修プログラムは医師として必要な基本的診断能力(コアコンピテンシー)と形成外科領域の専門的能力、社会性、倫理性を備えた形成外科専門医を育成することを目的としています。

    形成外科専門医には形成外科領域における幅広い知識と錬磨した技術を習得することはもちろん、同時に医学発展のための研究マインドを持ち、社会性と高い倫理性を備えた医師となり、標準的医療を安全に提供し国民の健康と福祉に貢献できるよう自己研鑽する使命があります。

    上記目的と使命が達成できるように、専門研修プログラムでは和歌山県立医科大学附属病院で指導医のもとに研修が行われます。

    プログラムでは外傷、先天異常、腫瘍、瘢痕・瘢痕拘縮・ケロイド、難治性潰瘍、炎症・変性疾患などについて研修することができます。専門研修プログラム修了後には専門知識と診療技術を習得し、他の診療科とのチーム医療を実践できる能力を備えるとともに社会性と高い倫理性を持った形成外科専門医となります。

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  • 総合診療

    概要・特徴

    和歌山県は7つの二次医療圏の内、和歌山保健医療圏は医師数において全国平均を大きく上回る一方、他の保健医療圏全てが全国平均と同程度か下回っており、高齢化の問題や今後を踏まえて、他科に跨がる幅の広い医療に対応出来る総合診療医の養成が強く求められています。

    基幹施設である和歌山県立医科大学附属病院紀北分院は医師数が全国平均と同程度の橋本保健医療圏に属しており、地域に密着した病院として、また、様々な疾患を抱える患者が多く、総合診療医を養成するフィールドとして適しています。

    本プログラムでは和歌山県内の複数の保健医療圏を巡るように研修することで、以下の7つの資質・能力を獲得することを目標とします。

    ・包括的統合アプローチ
    ・一般的な健康問題に対する診療能力
    ・患者中心の医療・ケア
    ・連携重視のマネジメント
    ・地域包括ケアを含む地域志向マネジメント
    ・公益に資する職業規範
    ・多様な診療の場に対応する能力

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  • 臨床検査

    概要・特徴

    和歌山県立医科大学臨床検査専門研修プログラムは、臨床検査医学総論、一般臨床検査学・臨床化学、臨床血液学、臨床微生物学、臨床免疫学・輸血学、遺伝子関連検査学、臨床生理学の基本科目の研修を行います。

    募集予定人数

    募集あり

    病院見学日

    見学随時受付中

待遇

支給額 給与額 賞与額 備考
1年次 月収 375,000円(昨年度平均) なし
時間外手当:あり
2年次 月収 375,000円(昨年度平均) なし
時間外手当:あり

支給額

1年次

給与額

月収 375,000円(昨年度平均)

賞与額

なし

備考

時間外手当:あり

2年次

給与額

月収 375,000円(昨年度平均)

賞与額

なし

備考

時間外手当:あり
その他条件 当直 回数 2回程度/月
当直料 超過勤務手当として支給(1回20,000円超)
各種保険 健康保険、厚生年金、雇用保険加入
労災保険適用
身分 公立大学法人 和歌山県立医科大学の準職員
所属は病院長直属とする
研修医のための宿舎 なし
※近隣は閑静な住宅街で賃貸物件が充実しています。
協力病院へ研修に行く場合は、研修先の病院にて宿舎が用意されています。

その他条件

当直

回数

2回程度/月

当直料

超過勤務手当として支給(1回20,000円超)

各種保険

健康保険、厚生年金、雇用保険加入
労災保険適用

身分

公立大学法人 和歌山県立医科大学の準職員
所属は病院長直属とする

研修医のための宿舎

なし
※近隣は閑静な住宅街で賃貸物件が充実しています。
協力病院へ研修に行く場合は、研修先の病院にて宿舎が用意されています。

待遇

支給額 給与額 賞与額 備考
3年次 325,000円/月 なし
時間外手当:あり
休日手当:あり
その他:救急DUTY 
超過勤務手当、宿日直手当、夜勤手当、休日勤務手当、通勤手当 支給、外勤あり
年次有給休暇、特別休暇(忌引等)
4年次 325,000円/月 なし
時間外手当:あり
休日手当:あり
5年次 325,000円/月 なし
時間外手当:あり
休日手当:あり

支給額

3年次

給与額

325,000円/月

賞与額

なし

備考

時間外手当:あり
休日手当:あり
その他:救急DUTY 
超過勤務手当、宿日直手当、夜勤手当、休日勤務手当、通勤手当 支給、外勤あり
年次有給休暇、特別休暇(忌引等)

4年次

給与額

325,000円/月

賞与額

なし

備考

時間外手当:あり
休日手当:あり

5年次

給与額

325,000円/月

賞与額

なし

備考

時間外手当:あり
休日手当:あり
その他条件 当直 回数
当直料
各種保険 健康保険、厚生年金、雇用保険加入
労災保険適用(一定条件を満たした場合、地方公務員災害補償法の対象となる場合がある)
身分 公立大学法人和歌山県立医科大学準職員 学内助教(後期研修医)
研修医のための宿舎 なし
※近隣は閑静な住宅街で賃貸物件が充実しています。

その他条件

当直

回数

当直料

各種保険

健康保険、厚生年金、雇用保険加入
労災保険適用(一定条件を満たした場合、地方公務員災害補償法の対象となる場合がある)

身分

公立大学法人和歌山県立医科大学準職員 学内助教(後期研修医)

研修医のための宿舎

なし
※近隣は閑静な住宅街で賃貸物件が充実しています。

プログラム内容

特徴 1.テーラーメイドの研修プログラム
・ローテート先は3カ月毎に院内・院外の受入れ枠から同期研修医同士で決定
・一つの科を何ヶ月回るかも基本自由
・1年目から自由選択科目の研修が可能
・ある程度回る科を決め専門性を高めるもよし。いろんな科の知識を得るためより多く様々な科を回るもよし。
・ローテート先の変更・期間の延長など柔軟に対応

【プログラム例】
https://goo.gl/byYniY

2.救命救急から地域医療までワンストップで学べる
・24時間稼働の高度救命救急センター
・ドクターヘリ
・1次救急から3次救急まで対応
※風邪から多発外傷、心肺停止の患者まで、幅広い症例を経験することができます。
・多数の協力病院(市中病院)
※研修先として協力病院を選択することも可能。地域に密着した医療を身につけ、プライマリ・ケアの修得を質、量ともに充実させることができます。
・各専門診療科のバックアップがある
※これが大学病院の最大の利点
目標 「専門が何科であろうが、いざという時、地域医療にも救急にも対応できる医師になる」

2年間の研修を通じ、研修医が医師としての人格を涵養し、患者を全般的に診ることができる基本的な診療能力を修得することを目的とします。
年間スケジュール
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年次 内科 救急科 産婦人科 小児科 神経精神科
2年次 地域医療 外科 自由選択科目
その他 後期研修 専門研修プログラムを19プログラム用意しています。

詳しくはこちらから
https://goo.gl/7Kh3vy
マッチング あり
研修病院タイプ 基幹型・協力型
関連施設 【協力型臨床研修病院】
日本赤十字社和歌山医療センター、和歌山労災病院、公立那賀病院、ひだか病院、橋本市民病院、紀南病院、南和歌山医療センター、新宮市立医療センター、和歌山生協病院、海南医療センター、有田市立病院、済生会和歌山病院、済生会有田病院、岸和田市民病院、りんくう総合医療センター、泉大津市立周産期小児医療センター、和歌山県立医科大学附属病院紀北分院、国立病院機構和歌山病院、和歌山県立こころの医療センター

【協力型臨床研修施設】
国保野上厚生総合病院、国保すさみ病院、高野山総合診療所、国立病院機構和歌山病院、白浜はまゆう病院、那智勝浦町立温泉病院、和歌山県立医科大学附属病院紀北分院、町立厚岸病院(北海道)、町立松前病院(北海道)、大島郡医師会病院(鹿児島県)、沖縄県立八重山病院(沖縄県)、和歌山市保健所、海南保健所、岩手保健所、橋本保健所、湯浅保健所、御坊保健所、田辺保健所、国立保健医療科学院
研修修了後の進路 1.本学附属病院において後期研修を行う (学内助教、有給)
2.大学院生 (臨床医学、基礎医学、社会医学)
3.本学附属病院と連携する病院に勤務
4.より専門性の高い医療機関での研修に参加

特徴

1.テーラーメイドの研修プログラム
・ローテート先は3カ月毎に院内・院外の受入れ枠から同期研修医同士で決定
・一つの科を何ヶ月回るかも基本自由
・1年目から自由選択科目の研修が可能
・ある程度回る科を決め専門性を高めるもよし。いろんな科の知識を得るためより多く様々な科を回るもよし。
・ローテート先の変更・期間の延長など柔軟に対応

【プログラム例】
https://goo.gl/byYniY

2.救命救急から地域医療までワンストップで学べる
・24時間稼働の高度救命救急センター
・ドクターヘリ
・1次救急から3次救急まで対応
※風邪から多発外傷、心肺停止の患者まで、幅広い症例を経験することができます。
・多数の協力病院(市中病院)
※研修先として協力病院を選択することも可能。地域に密着した医療を身につけ、プライマリ・ケアの修得を質、量ともに充実させることができます。
・各専門診療科のバックアップがある
※これが大学病院の最大の利点

目標

「専門が何科であろうが、いざという時、地域医療にも救急にも対応できる医師になる」

2年間の研修を通じ、研修医が医師としての人格を涵養し、患者を全般的に診ることができる基本的な診療能力を修得することを目的とします。

年間スケジュール

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年次 内科 救急科 産婦人科 小児科 神経精神科
2年次 地域医療 外科 自由選択科目

その他

後期研修

専門研修プログラムを19プログラム用意しています。

詳しくはこちらから
https://goo.gl/7Kh3vy

マッチング

あり

研修病院タイプ

基幹型・協力型

関連施設

【協力型臨床研修病院】
日本赤十字社和歌山医療センター、和歌山労災病院、公立那賀病院、ひだか病院、橋本市民病院、紀南病院、南和歌山医療センター、新宮市立医療センター、和歌山生協病院、海南医療センター、有田市立病院、済生会和歌山病院、済生会有田病院、岸和田市民病院、りんくう総合医療センター、泉大津市立周産期小児医療センター、和歌山県立医科大学附属病院紀北分院、国立病院機構和歌山病院、和歌山県立こころの医療センター

【協力型臨床研修施設】
国保野上厚生総合病院、国保すさみ病院、高野山総合診療所、国立病院機構和歌山病院、白浜はまゆう病院、那智勝浦町立温泉病院、和歌山県立医科大学附属病院紀北分院、町立厚岸病院(北海道)、町立松前病院(北海道)、大島郡医師会病院(鹿児島県)、沖縄県立八重山病院(沖縄県)、和歌山市保健所、海南保健所、岩手保健所、橋本保健所、湯浅保健所、御坊保健所、田辺保健所、国立保健医療科学院

研修修了後の進路

1.本学附属病院において後期研修を行う (学内助教、有給)
2.大学院生 (臨床医学、基礎医学、社会医学)
3.本学附属病院と連携する病院に勤務
4.より専門性の高い医療機関での研修に参加

応募・選考情報

採用人数 (1)和歌山県立医科大学附属病院卒後臨床研修プログラム        72名
(2)和歌山県立医科大学附属病院卒後臨床研修小児重点プログラム    2名
(3)和歌山県立医科大学附属病院卒後臨床研修産婦人科重点プログラム  2名

採用人数

(1)和歌山県立医科大学附属病院卒後臨床研修プログラム        72名
(2)和歌山県立医科大学附属病院卒後臨床研修小児重点プログラム    2名
(3)和歌山県立医科大学附属病院卒後臨床研修産婦人科重点プログラム  2名

応募 応募資格 令和8年3月に医師免許を取得している者又は取得見込みの者で、かつ、日本医師臨床研修マッチングプログラムに参加登録する者
必要書類 1.願書(所定様式ホームページにて配布)
2.履歴書(所定様式ホームページにて配布、写真貼付)
3.大学卒業見込証明書または卒業証明書(本学生は不要)
4.成績証明書
5.返信用封筒(長型3号封筒に110円切手貼付、氏名、試験日連絡が受領できる住所を記入)

◆必要書類・オンライン面接試験の申込方法について、以下よりご確認ください。
https://career.m3.com/kenshunavi/official/wakayama-med-ac/junior
応募期間 令和7年6月5日(木) ~ 試験日の2週間前(今年度最終〆切:令和7年8月14日(木))
応募先 電話番号 073-441-0575
(FAX:073-441-0576)
メール sotugo@wakayama-med.ac.jp
担当者名 卒後臨床研修センター : 梶田、吉岡

応募

応募資格

令和8年3月に医師免許を取得している者又は取得見込みの者で、かつ、日本医師臨床研修マッチングプログラムに参加登録する者

必要書類

1.願書(所定様式ホームページにて配布)
2.履歴書(所定様式ホームページにて配布、写真貼付)
3.大学卒業見込証明書または卒業証明書(本学生は不要)
4.成績証明書
5.返信用封筒(長型3号封筒に110円切手貼付、氏名、試験日連絡が受領できる住所を記入)

◆必要書類・オンライン面接試験の申込方法について、以下よりご確認ください。
https://career.m3.com/kenshunavi/official/wakayama-med-ac/junior

応募期間

令和7年6月5日(木) ~ 試験日の2週間前(今年度最終〆切:令和7年8月14日(木))

応募先

電話番号

073-441-0575
(FAX:073-441-0576)

担当者名

卒後臨床研修センター : 梶田、吉岡

選考 選考方法 面接試験
選考開始時期 令和7年7月17日(木)~
試験日程について <試 験 日 >
令和7年7月17日(木)、7月28日(月)、8月7日(木)、8月18日(月)、8月28日(木)
<応募期間>
各試験日の2週間前必着 

※8月28日(木)は対面だけではなく、オンラインでの面接も可能となっています。オンラインをご希望の場合は、願書の希望日記入欄で「⑥8月28日(オンライン)」を選択のうえ、メールアドレスを必ず記載してください。
※面接日に病院見学を希望される方は、事前にご連絡願います。

選考

選考方法

面接試験

選考開始時期

令和7年7月17日(木)~

試験日程について

<試 験 日 >
令和7年7月17日(木)、7月28日(月)、8月7日(木)、8月18日(月)、8月28日(木)
<応募期間>
各試験日の2週間前必着 

※8月28日(木)は対面だけではなく、オンラインでの面接も可能となっています。オンラインをご希望の場合は、願書の希望日記入欄で「⑥8月28日(オンライン)」を選択のうえ、メールアドレスを必ず記載してください。
※面接日に病院見学を希望される方は、事前にご連絡願います。

応募者へのメッセージ

センター長/卒後臨床研修センター
北野 雅之

初期臨床研修に求められるのはあらゆる分野における診断学と急性期治療学ではないでしょうか。医師は、自分の専門は脳外科だとか循環器内科だとか言う前に、「私は医師である」と言えなければなりません。他にぬきん出た専門領域を持つと同時に、いつ、どんな疾患、どんな患者さんでも診られる救急医、総合医療医としての側面を持っているべきです。それはちょうど、広い広い裾野を従え、雲を抜く頂上を持つ富士山にたとえられます。初期臨床研修の2年間はその目標に至る土台を築く、大切な時であると思います。
そのために研修医は一次救急から三次救急まで、可能な限り多くの症例を経験しなければなりません。また、多くの診療科の症例を受け持つ必要があります。そう考えると、私たちの病院のように、多くの協力病院を持ち、一次から三次まで受け入れる高度救命救急センターのある大学病院こそが臨床研修病院の理想なのです。

研修医/卒後臨床研修センター
板谷 耀平

当院での研修は自分の希望に沿ったローテートができる、自由度が高いプログラムとなっています。3か月ごとにローテートする科を決めるため、志望科が決まっていない人は興味のある科を回る、志望科が決まっている人はその診療科に関連のある科を選んで回ることができます。大学病院であるため診療科がそろっていること、各科に指導医の先生が多数在籍しておられ、多くの症例を経験することができます。さらに当院は基本となる救急対応や手技から始まり、最先端の医療に触れることもでき、充実した研修生活を送ることができると思います。また、和歌山研修ネットワークというものがあり、市中病院を好きなタイミングでローテートすることができるため、大学病院と市中病院で診療科を比較しながら志望科を決められるという点も魅力の1つです。
ぜひ一度当院へ見学にお越しいただければと思います。皆さんと働ける日を心よりお待ちしております。

応募・選考情報

応募 応募資格 医師免許又は歯科医師免許を現に有する方で卒後臨床研修修了者(修了見込を含む)
必要書類 1.願書(所定様式)
2.履歴書(所定様式、必ず写真貼付のこと)
3.医師又は歯科医師免許証の写し
応募期間 令和7年11月頃
応募先 電話番号 073-441-0711(直通)
(FAX:)
メール jinji@wakayama-med.ac.jp
担当者名 事務局総務課人事班 : 深井

応募

応募資格

医師免許又は歯科医師免許を現に有する方で卒後臨床研修修了者(修了見込を含む)

必要書類

1.願書(所定様式)
2.履歴書(所定様式、必ず写真貼付のこと)
3.医師又は歯科医師免許証の写し

応募期間

令和7年11月頃

応募先

電話番号

073-441-0711(直通)
(FAX:)

担当者名

事務局総務課人事班 : 深井

選考 選考方法 各所属の長により選考を行う。

※合否通知は、各所属の長を通じて出願者に通知する。
選考開始時期 令和7年11月頃(昨年度参考10月10日~11月15日)

選考

選考方法

各所属の長により選考を行う。

※合否通知は、各所属の長を通じて出願者に通知する。

選考開始時期

令和7年11月頃(昨年度参考10月10日~11月15日)

病院情報

病院名 和歌山県立医科大学附属病院
所在地 〒641-8510 和歌山県和歌山市紀三井寺811-1(JR紀勢本線紀三井寺駅より徒歩約7分)
地図で表示
病床数 800床
(一般病床 760床、精神病床 40床)
取得可能専門医(基本領域)
  • 内科

    基幹
  • 小児科

    基幹
  • 皮膚科

    基幹
  • 外科

    基幹
  • 整形外科

    基幹
  • 産婦人科

    基幹
  • 眼科

    基幹
  • 耳鼻咽喉科

    基幹
  • 泌尿器科

    基幹
  • 脳神経外科

    基幹
  • 放射線科

    基幹
  • 麻酔科

    基幹
  • 病理科

    基幹
  • 臨床検査科

    基幹
  • 救急科

    基幹
  • 形成外科

    基幹
  • リハビリ科

    基幹
  • 精神神経科

    基幹
  • 総合診療科

    基幹

病院名

和歌山県立医科大学附属病院

所在地

〒641-8510 和歌山県和歌山市紀三井寺811-1(JR紀勢本線紀三井寺駅より徒歩約7分)
地図で表示

病床数

800床
(一般病床 760床、精神病床 40床)

取得可能専門医(基本領域)

  • 内科

    基幹
  • 小児科

    基幹
  • 皮膚科

    基幹
  • 外科

    基幹
  • 整形外科

    基幹
  • 産婦人科

    基幹
  • 眼科

    基幹
  • 耳鼻咽喉科

    基幹
  • 泌尿器科

    基幹
  • 脳神経外科

    基幹
  • 放射線科

    基幹
  • 麻酔科

    基幹
  • 病理科

    基幹
  • 臨床検査科

    基幹
  • 救急科

    基幹
  • 形成外科

    基幹
  • リハビリ科

    基幹
  • 精神神経科

    基幹
  • 総合診療科

    基幹

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和歌山県立医科大学附属病院

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