症例の宝庫!日赤和歌山での後期研修
本センターは、高度救命救急センターを併設した和歌山県の中核病院であり、救急・災害医療への対応、高度な先進医療の提供、地域の病院及び診療所との連携という3つの大きな役割を担っています。
救急・災害医療は和歌山県民から全幅の信頼を得ており、その維持・発展に努めています。
高度な先進医療に対応すべく院内の教育、研修環境を強化し、高度医療をより安心・安全に、速やかに提供し続けています。
したがって、各診療科には先進医療を主導できる優秀な指導医や専門医が揃っており、どの診療科において後期研修を行った場合でも、最先端の高度医療のみならず、最前線の広範な経験を積むことが可能です。
いずれの診療科とも、とにかく症例が豊富であり、初期研修で学んできたプライマリ・ケアについて奥深く、幅広く伸ばすことができ、専門医取得の知識とスキルを身に付けることが可能です。
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平岡 眞寛 院長 -
当院の鍵は専攻医!“その先”を見据えた研修・指導体制を整備
救急や高度医療を強化する中で専門性の高い医師が集まり、手厚い指導体制やQOLの確保が十分可能になりました。研修医も意欲の高い方ばかりで、若手と中堅がタッグを組んで取り組むことで院内も活性化しています。
新専門医制度が始まったこともあり、今後は初期研修・専門研修それぞれを充実したものにすることはもちろん、初期・専門で一貫したトータル『5年制の教育体制』をとることにより、医師としてのスキルアップを保証していきたいですね。初期・専門の約5年をここで学べばその後どこへいっても通用する、そういう力をつけられる基盤が当院にはあります。医療や自分のキャリアと真剣に向き合いたいという方はぜひ一度、見学にいらしてください。
募集プログラム
研修医の1日(後期研修編)
より任される範囲が多くなる後期研修。診療の実際や、医局の雰囲気について後期研修医にインタビューしました。
ある1日のスケジュール
(専攻医・消化器内科)

Q. 働きやすさについて教えてください。
寺下 友子 先生
完全当番制なので、当番でなければ夜間や土日に呼び出されることは一切ありません。病棟患者さんの情報は全員分、カルテ上で共有しているので誰が当番でも対応できるようになっています。夜もそこまで遅くなることはありません。働き方改革の影響もあってか、そのあたりの労務管理は非常にしっかりされている印象です。
初期研修2年目で結婚するなど、私生活での変化もあったので、メリハリつけて働くことのできる同院の環境はありがたいですね。
ある1日のスケジュール
(専攻医・循環器内科)

Q. なぜ初期研修先ではなく当院での専攻を選んだのですか?
木村 友哉 先生
初期研修先と違う病院を探した理由は、他の病院に移り環境を変えることで、色々な目線で仕事がしたかったから。多くの上級医やスタッフから刺激を受け、より幅広い経験が得られ診療できると考えたからです。同期の人数は少ないため、循環器内科の専攻を決めた後、早くから実際の手技を任せてもらえ、豊富な症例を経験できる当院に決めました。
実際入職すると、各診療科が全部揃っていていつでもコンサルできる体制があり、上級医の先生もフォローしてくださり、また救急搬送数も非常に多く、心筋梗塞等の緊急対応も行うため、その患者さん方が「良くなっていく」実感を得られやすいのも魅力ですね。