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6年間で医師が50人集まる一宮西病院

取材日:2016年7月7日(エムスリーキャリア編集部)

一宮西病院

 地上11階建の院内に最新鋭の医療機器を揃え、2009年の移転から6年ほどで約50名の医師が入職した一宮西病院(愛知県一宮市、440床)。 何故同院はスタッフ数も症例数も急成長しているのか。 その秘密に迫ります。

新たな刺激を求めて一宮西病院へ

 愛知県内4位の人口を誇る一宮市。 鉄道網が発達しており、名古屋市のベッドタウンとしても知られるこの地で急性期から回復期医療を支えているのが、社会医療法人杏嶺会(総病床数1294床)。

 今回取材した一宮西病院は、同グループの救急・急性期医療の要として2001年に創設、2009年に新築移転した比較的新しい病院。 一般急性期病棟からICU、手術室、専門診療科外来や救急外来に至るまで多岐にわたる医療を展開し、心臓外科手術、血管内治療、マイクロサージャリーをはじめとする高度専門医療にも進出しています。

 こうした発展をけん引しているのが、現場の医師たち。 大学病院で後期研修を受け、専門医を取得したのち、新たな刺激を求めて同院に入職した寺村真範先生(13年目、循環器内科医長)は、循環器内科が24時間365日心臓救急を受入れる体制のもと、奮闘の日々を送っているそうです。

若手エースとして活躍する医長の先生方
若手エースとして活躍する医長の先生方
(左)伊藤 圭佑先生(脳神経外科)、(右)寺村 真範先生(循環器内科)

「目標は、“循環器と言えば一宮西病院”と言ってもらえるようになること。

 入職を決めたのは、この病院でなら、自分でなければできない仕事ができると思ったから。 わたしが得意とするカテーテル治療も存分に活かせそうでしたし、 若いうちから、大学医局ではなかなかできないようなことにチャレンジできるのは魅力でした」 (寺村先生)

 寺村先生と同様、専門医を取得し、医師として一通りの技術を修得した医師が、自分の力を発揮する場として一宮西病院を選ぶケースは多いそうです。 脳神経外科の伊藤圭佑先生(11年目)もその一人。

「仲間と一緒に組織を大きくしていける一宮西の環境に魅力を感じ、入職しました。 初期研修医のころから若手が活躍できる環境に惹かれていたので、元々刺激のある場が好きなのかもしれません。

 各科が多方面にチャレンジをしているのが一宮西の特徴だと思います。 日々触発されますし、わたしが所属している脳神経外科でも対応症例数を地域で1位にしようと精進しています」
(伊藤先生)

ロールモデルは指導医、一宮西病院の専門医第1号になる

 「ハートチーム」の充実をはじめとする専門医療と合わせて同院が注力しているのが、「若手医師が一流になれる病院」づくり。 豊富な症例数と現場医師の情熱を研修医教育の充実につなげようと行われている数々の取り組みについて、後期研修3か月目で前出の寺村先生、伊藤先生の指導を受けている篠田明紀良先生(循環器内科)、白坂暢朗先生(脳神経外科)は以下のように語ります。

「循環器内科での後期研修2か月目には治療のファーストオペレーターを最初から最後までやらせてもらいましたし、3か月間で診断カテーテルはオペレーターとして100件近く経験させてもらいました。 ここまでたくさんの経験をさせてもらえるのは、なかなか珍しいようなので、本当に感謝しています。 このペースで症例を積めたら、他院では考えられないくらいの症例を後期研修で経験できると思います。 専門医を取得する頃には、カテーテルのオペがものすごく上手くなっているはず。 わたしの成長ぶりを見て、より多くの後期研修医が入職してくれたらうれしいですね」 (篠田先生)

後期研修1年目の先生方
後期研修1年目の先生方
(左)篠田 明紀良先生(循環器内科)、(右)白坂 暢朗先生(脳神経外科)

「脳神経外科も、携わらせてもらえる幅は広く、上級医のオペに助手としてどんどん入れますし、既に執刀医を任せてもらっているオペもあります。 周囲の医師がわたしたちに期待してくれているのも感じますし、その期待に応えたい。 当面の目標は当院で脳神経外科専門医の取得者第1号になって、一宮西病院で専門医が取れることを証明することですね」 (白坂先生)

「やりたい医療」が実現できる

 最後に、経験20年超のベテラン医師にも、同院でキャリアを歩むメリットについて伺いました。

 安田宗義先生(脳神経外科部長)は、「大組織ではできないことに挑戦したい」と入職。 それからわずか半年で、神経内科や院内各所と連携し、脳卒中に24時間365日で対応するチームを立ち上げたそうです。

「当院では、医師一人ひとりがリーダーシップを取って物事を動かしていかなければなりません。 その分、『自分が何をしたいのか』『将来どうなりたいか』が常に問われる。シビアな面もありながら、主体性が評価される環境は魅力的だと思います。 前職の大学での経験は貴重なものでしたが、一方で、当時の自分は漫然とキャリアを歩んで、明確なキャリアプランがなかったのだと当院に来て気づきました。 そうした反省もあって現在は、若手のキャリア形成を手助けすることにも力を入れています。 わたしの下には今、以前大学で担当していた医学生が研修医として来てくれています。 強い使命感をもって、彼を一人前の医師へと育てていきたいと思っています」 (安田先生)

 笹本彰紀先生(消化器外科部長、腹腔鏡センター長)も、同院への入職を決意した当時を次のように振り返ります。

診療科部長の先生方
診療科部長の先生方
(左)安田 宗義先生(脳神経外科)、(右)笹本 彰紀先生(消化器外科)

「医師経験20年目くらいで、何とか一通りのことができるようになった当時、自分の力を活かそうとしても、さまざまな制約を感じるようになりました。 大きな組織だと仕方のない面もありますが、新しいシステムや機材の導入にも時間がかかってしまう状況は、患者さんにとっても良くないという思いが募り、当院に来ました。 最初に立ち会った腹腔鏡下手術のオペでは、それまで導入したいと思っていた機材がほぼ揃っていて、驚きましたね。 入職後もわれわれ医師が何かに挑戦することに対して、院長の理解がありますし、現場スタッフも前向きで非常に協力的。 ここでなら、患者さんに必要な医療をゼロから考えて、実現できると実感したのを覚えています」 (笹本先生)

若手からベテランまで誰もがチャレンジャーでいられる環境

 後期研修医からベテラン層まで、幅広く話を伺った今回の取材。 立場や年次は違えど、医師たちが口をそろえていたのは、 よりよい医療を実現するため、新しいことに取り組める体制、そしてそれぞれの医師が、お互いの夢や目標を尊重しあっていることへの満足感でした。 開設して15年が経ち、ますます成長を続けようとする一宮西病院。 医師が常にチャレンジャーでいられる環境が、ここにはありました。

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