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急成長を遂げる桐和会 病院勤務とも個人開業とも違うやりがいとは

取材日:2017年2月15日(エムスリーキャリア編集部)

桐和会

 東京都内でも人口の多さがトップクラスであることで知られる城東エリア。患者の医療ニーズが多様化するこの地において、発足から20年余りで23クリニック2病院を開設し、医療構造を大きく変革しようとしている桐和会グループ。

 その桐和会グループでは新病院の開設を控え、地域医療の一翼を担う医師を求めています。一般的な病院勤務とも個人開業とも違う、そのやりがいとは――。

地域のニーズを先読み 駅前クリニックが急成長したわけ

 同グループ第1号となる「篠崎駅前クリニック」が開業された1993年、江戸川区、江東区、葛飾区などを含む城東エリアの地域医療は大きな転換期にありました。駅前を中心にマンション建設が相次ぎ、大勢の若年ファミリー層が移住してきた一方、古くから地域に親しんできた地元住民は高齢化。共働き世代の増加や女性の社会進出などによるライフスタイルの変容も相まり、住民の医療ニーズは多様化。子どもからお年寄りまで幅広い患者が安心して医療を受けられる体制を築くことは、今なお続く、地域の命題となっています。

 同グループはこうした地域の変化をいち早く察知し、ニーズに応える形で規模を拡大。全人的なプライマリケアをアフター5や休日であっても実践できるように診療時間を設定。利便性の高い駅前にクリニックを多く配置し、標榜科も内科のみならず、整形外科、小児科、耳鼻科、皮膚科と網羅的に展開してきました。

 次第に、住民のニーズにとことん向き合う同グループの姿勢に共感した医師たちが集まるようになり、現在では23ものクリニックを開業するに至ります。

 2013年には療養病棟・回復期リハビリテーション病棟・緩和ケア病棟を備えた東京さくら病院の開設により後方支援体制も強化。2018年には千葉大学とも協力して、千葉県浦安市に新病院を立ち上げ予定。学術研究や先端医療を担う人材育成など、さらなる機能の充実を目指しています。

経営者として、地域の医療課題に向き合う

 住民の医療ニーズに応えるため、急性期から慢性期に至る外来・入院機能以外にも、在宅医療、介護施設運営など多方面から地域にアプローチしている同グループ。2014年に入職した谷川太志先生は、こうした総合力に魅力を感じたそうです。

谷川太志先生
訪問診療部医長の谷川太志先生

「もともと都内の在宅クリニックで、通院困難な寝たきりの高齢患者さんを中心に診療してきましたが、『寝たきりに至る前段階の患者さんにも介入したい』と、当グループへの入職を決めました。実際、当グループの患者層は、0歳から100歳以上まで実に多種多様。内科だけでなく、小児科や皮膚科、整形外科といった幅広い診療スキルが身につきました。

 院長の立場に立つと、わたし個人のスキルアップだけでなく、コメディカルや事務職員をはじめとするスタッフのスキルやモチベーションの向上も求められていると感じます。現在は複数のクリニックを掛け持ちしながら勤務していますが、一緒に働くスタッフ達がいかにして自己実現していくかを考えつつ、日々の業務に当たっています」(谷川太志先生)

 同グループならではの医療貢献について、大学病院を経て2008年に入職した松原顕次生は次のように語ります。

松原顕次先生
瑞江総合クリニック院長の松原顕次先生

「クリニックの一経営者として、医療の社会的役割やこの地域の課題を考えながら、『この地域の医療をどうしていくべきか』という大きなスケール感で仕事をできるのは大きなやりがいですね。

 入職当初は、将来個人開業することも視野に入れていましたが、当グループに在籍しながら院長を務めているからこそ、成長機会も多く、城東エリア広域の医療体制を考えるという、スケールの大きな仕事に携われている実感があります。今後もこの強みを活かしながらこの地域の変革の一翼を担っていきたいですね」(松原顕次先生)

外来専従から複数の医療機関の掛け持ちまで カスタマイズ可能な働き方

 谷川先生、松原先生のように、若手医師が院長として各地で精力的に活躍している同グループ。

 基本的にクリニックには複数の医師が勤務しており、プライマリケア指導医も豊富に在籍。グループ内のイントラネットで専門医に相談できる体制も整っているため、先輩医師の助言を受けながら診療でき、不安は少ないといいます。

 同グループで人事・採用を担当している野口千明先生は、クリニックや病院など、幅広い活躍の場があるメリットを活かして、各人に応じた活躍の場を提供したいと話します。

野口千明先生
理事長代行の野口千明先生

「当グループでは医師に対して、一律の条件を提示することはありません。一人ひとりの適性に合致した役割や地域、職場を検討し、最も活躍いただけそうなワークスタイル・キャリアステップを用意するよう心がけています」(野口千明先生)

 実際に、外来専従はもちろん、複数の医療機関での掛け持ち勤務など、かなりフレキシブルな勤務体系を実現している例も。例えば将来、クリニックの院長になりたいという方であれば、必要な経験を効率的に修練できるようグループ内をローテーション。クリニック所属医師ではあるが、緩和ケアを学びたいので、緩和ケア病棟にて週1回勤務するといった勤務を実践した方もいるそうです。

 このほか、開業支援制度も整備しており、希望する医師には労務管理や診療報酬制度についてなど、クリニック経営のノウハウをイチから学ぶ機会も。同グループで活躍した医師が千葉県や和歌山県、富山県で開業した実績も出始めています。

「患者さん本位の“医療の標準化”を進めたい」

 医療グループとしての規模拡大と、働きやすい環境づくりを両輪で進めてきた同グル―プ。最後に、グループの目指す姿について岡本和久理事長に伺いました。

岡本和久理事長
岡本和久理事長

「この20年あまりで、城東エリアの医療体制は大きく変わりました。

 たとえば、診療時間。当グループがアフター5診療や休日診療に対応したことで、同じように診療時間を変更するクリニックが増加しました。いろいろな考え方があると思いますが、この地域の患者さんが安心して医療に掛かることができる環境をつくるためなら、これからもさまざまなことに挑戦していきたい。もちろんその過程で現場の医師にしわ寄せが行ったり、キャリア的に煮詰まってしまったりしないよう、サポート体制は今後も整えていくつもりです。

 当グループの挑戦が患者さんに支持され、ほかの医療機関にも横展開されていけば、この地域の医療は、より患者さん目線のものに近づいていくはず。そうした結果、質の高いプライマリケアが地域根付き、標準化されていくと思うのです」(岡本和久理事長)

 法人としての急速な躍進についても、「規模拡大ありきではなく、あくまで地域の医療課題に向き合い、必要だと思うことを実践した結果にすぎない」と岡本理事長。新病院の開設も、すべて地域課題に向き合おうという経営方針の延長線上の取り組みだと語ります。

 課題だらけに見えた城東エリアで、「あるべき医療の姿」をゼロから定義し、その実現のために奮闘し続けている同グループ。地域資源を最大限活用し、自身のキャリアや活躍の場を拡げていきたいという方は、ぜひ門戸を叩いてみてはいかがでしょうか。

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