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新設から6年、院内外にバトンをつなぐ伊川谷病院が、成長過程の整形外科を作るコアメンバーを募集

取材日:2017年11月20日(エムスリーキャリア編集部)

2012年に新しく開設された伊川谷病院の外観

 1995年の阪神・淡路大震災を機に、神戸市中心部からの転入者が増え、人口が市内最大にまで増加した神戸市西区。高齢化率23.3%(2015年)のこの地で、他のグループ法人と差別化を図るために、法人一丸となって整形外科領域の強化を推し進めているのが、スミレ会グループです。同グループが展開する病院の中で、外傷に強みを持つ伊川谷病院(115床)は、新設から6年目を迎える若い病院でありながら、地域に欠かせない病院としての地位を確立しています。そんな同院は将来の展望を考えるうえで、見過ごせない問題を抱えていました。その問題とは――。

整形外科のニーズは、病床の半数以上を占めるほどに

 医療・介護・福祉・教育の4事業を手掛けるスミレ会グループは、創立20年以上の歴史を有しており、医療分野では神戸エリアで3病院を展開。350床以上の病床数をカバーしています。

 整形外科の強化に舵を切り始めた同グループでは、脊椎や関節、リハビリ、リウマチなど、各サブスペシャリティを網羅した体制が整いつつあります。その中で伊川谷病院が外傷の領域を担っている背景には、地域性が深く関わっていると院長の中尾守次先生は話します。

院長の中尾守次先生
院長の中尾守次先生

「伊川谷病院の周辺は超急性期の中核病院や介護施設が点在しています。なおかつ、神戸市と大阪市に挟まれた交通の要衝という地域性もあるため、当院が担う役割はポストアキュート、急変時対応、交通事故の外傷者などを確実に受け入れ集中的なリハビリを担うことになります。つまり、現在行っている一般病床と地域包括ケア病床での治療に力を入れることが当院の担う役割なのです。それを示すかのように、当院の整形外科の患者数は総病床数115床のうち半数以上を占めており、地域住民からのニーズは非常に根強いです」(中尾先生)

  同院の整形外科は、開院当初1人の開業医に支えられていたという歴史があります。2015年になってようやく常勤医が1名入り、2017年には30代の若い常勤医が2名加わりました。2017年11月現在、1人目の常勤医がグループ病院に異動したため、今は30代のコンビのみ。駆け出しのチームだからこそ、足りないところはグループメリットを最大限に活かしてカバーしています。

「スミレ会グループの特徴は、連携の良さだと私自身実感しています。グループに所属する整形外科医は、患者様の疾患に関して相談しあったり、手術を手伝ってもらったり、整形外科医だけの定期会合を開いたりと、お互い支えあう関係を築いています」(中尾先生)

科目・職種を超えた連携で、途切れなく患者をフォロー

  「連携」を強みとする同院は、グループ間の協力関係だけではなく、医師同士のサポートや多職種での連携にも力をいれているようです。その様子を、臨床の第一線で活躍する才田啓友先生はこう話します。

整形外科医の才田哲友先生
整形外科医の才田啓友先生

「医師同士フォローする風土が根付いていますので、身体管理を医局内の先生にお願いするなど、科目を超えた協力が非常にしやすいです。また、リハビリではグループ内のリハビリテーション専門学校を卒業した優秀なスタッフが入職しているため、人材面で困ることはなく、20名以上のスタッフが活躍しています。スキルに関しても学校でしっかりとした教育を受けていますし、些細なことでも私たちにフィードバックしてくれています。さらに、グループ内に介護施設がありますので、医療から介護への連携がとてもスムーズ。退院後に介護が必要になりそうな患者さんには、ソーシャルワーカーが先手をとって動いてくれますので、わたしたちは診療に集中できています。

 また、この連携の良さは仕事をしやすくすることの他にも、患者さんの在宅復帰にも役立てられています。わたしも参加している『退院支援カンファレンス』では、看護部や事務部を含めた多職種が連携して患者さん一人一人の状況を共有し、早期在宅復帰へ向けた支援策を一丸となって考えています。ちなみに、当直・オンコールは非常勤医に一任できているので、その点も非常に働きやすいです」(才田先生)

 院内外のリソースを活用した結果、同院の在宅復帰率は85%を実現しています。実績は着実に生まれ、院内連携もグループ連携もうまく機能し、と一見課題を抱えていないように見える同科ですが、院長も現場医師も共通の問題意識を抱えています。それは、整形外科のコアメンバーとなる人物の不在です。

万全な連携体制の下で、地域に求められる医療を

 同院が求めるコアメンバーとは、困った時に的確なアドバイスをし、ともに診療科を作っていける医師のこと。才田先生は、成長著しいこの環境だからこそ臨床経験豊富な医師と整形外科をつくっていきたいと話します。

「今のわたしの目標は、地域に根差した病院として頼られるように、当院の評判をあげていくことです。しかし、整形外科が常勤体制になってから1年足らずで、まだまだ発展途上。その上スタッフも若い。だからこそ、わたしたちと共に診療科を作ってくれるような先生を求めています。わたし個人としては、コーチとなるような臨床経験豊富な先生に来ていただいて、患者さん一人ひとりの治療方針を話し合うことができたら良いなと思っています」(才田先生)

 コアメンバーの採用は現場医師だけでなく、経営陣からも期待されています。中尾先生も、病院の将来を見据えると、経験豊富な整形外科医が必要だと話します。

「もし新たな先生が来てくださるなら特別な専門性や経験は問いませんし、その方自身の夢が叶えられるように全面的に後押しします。ただし、当院の整形外科は高齢化と切っても切れない関係にあるため、社会情勢の変化に向き合い続ける志だけは持っていてほしいです。また、これからは訪問リハビリテーションなど病院側から地域に出て治療していくプランもありますので、そこにも是非加わっていただきたい。そして、訪問リハに従事しつつ、そこで得られた情報を活用し、整形外科の戦略を練っていただけることを期待しています」(中尾先生)

 院内外の連携体制を生かして、地域から本当に求められる医療に取り組む同院。今はまだ成長段階ですが、今後規模は拡大していくものと思われます。同科の医師をリードし、“黎明期”を支えながら一医師としてのキャリアを築きたい方は、一度同院を見学してみてはいかがでしょうか。

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