1. m3.com 病院クチコミナビトップ
  2. プロジェクト求人
  3. 受持ち在宅患者数日本一!外来・在宅・介護を一体型で提供する容生会
取材 タイアップ記事

受持ち在宅患者数日本一!外来・在宅・介護を一体型で提供する容生会

取材日:2017年7月14日(エムスリーキャリア編集部)

容生会

 「容生会のクリニックに行けば、臨床が学べる」と、日本トップクラスの大学病院からも一目おかれる程、幅広い領域に対応している医療法人社団 容生会(東京都足立区)。1994年の法人設立当初から在宅医療と専門外来機能の両軸に注力し、介護保険制度がスタートした2000年には介護業界に参入。更にはグループ内に入院機能まで兼ね備えるなど、常に時代のニーズを先取るように対応領域を拡大してきました。現在では、在宅医療を交えた診療形態でありながら、有床クリニックを含む4つのクリニックと6つの介護・リハビリ施設を運営し、新生児から高齢者まで幅広い患者層に対応しています。真似したくても真似できないーー。そんな診療体制を築き上げた同法人の実態を明かすべく、取材しました。

基幹病院がない地域を、専門外来で支える

 容生会が拠点とする足立区は、高度医療を提供できる基幹病院が存在しないという大きな問題を抱えている地域です。この問題を少しでも解消するため、大学病院から40 名以上の医師を招集。呼吸器内科や循環器科、皮膚科、脳神経外科など、多岐に渡る専門外来を開設することで、地域の医療ニーズに応えられる体制を築いてきました。創設者の増田勝彦理事長に、容生会の専門外来の良さについて伺いました。

「容生会に在籍している先生方は、出身大学も年齢も様々ですが、一流のスキルを持ったプロフェッショナルです。そういった、経験や技術を持つ様々な領域の専門医が、常に連携できる距離にいるのは、心強いですね。自分の患者さんに専門外の疾患があっても気軽にコンサルをお願いできるので、どんな患者さんでも安心して診療できているんです。

 さらに言えば、若いドクターなら循環器、皮膚科なら皮膚科、と各科目の先生について、学んで貰うこともできます。幅広く学びたい方に絶好の環境ですし、私が直接教えることもできますので、ここではその気になればいくらでも勉強できると思います」(増田理事長)

容生会理事長・増田勝彦先生
容生会理事長・増田勝彦先生

在宅患者600人を支える有床クリニック

 同法人の特徴ともいえる在宅医療部門をスタートした当時は、現在の在宅医療における包括点数の原型「寝たきり老人在宅総合診療料」すらなかった時代。在宅医療の黎明期とも呼べる頃から実績を積み重ねてきたことで、設立から20年後の2011年には受持ち在宅患者数が日本一に認定されるまでに成長しました(読売新聞調査)。現在では、在宅医療を利用する患者は600名超。これほど多くの在宅患者を支えられる秘密を、ようせいクリニック院長の望月晋先生は明かします。

ようせいクリニック院長・望月晋先生
ようせいクリニック院長・望月晋先生

「足立区で在宅医療をしていて感じるのは、このエリアには家族で看ようという意識の強い家庭がある一方で、身寄りのない一人世帯も多いということ。中には意思疎通が難しい患者さんもいて、その方の生活背景を知るためには他職種、特に介護領域を担う職員との協力が欠かせません。容生会であれば医療も介護もワンストップで応じられますし、同じ法人内の職員同士は顔が見えて連携もスピーディーなので、患者さんからも喜ばれています。

 それに容生会には、いざという時の後方病床もありますので、急変時に搬送先を探す手間もかからずスムーズに病床へと患者さんを移すことができますし、通常では対応できないような、がん終末期の患者さんのニーズにも応えられます。この病床のおかげで緊急時に助かった方、最期までお看取りできた方は数え切れません」(望月晋先生)

拡大の原動力は自由な風土

 地域の課題や患者さんを第一に考えた診療体制で拡大してきた容生会。ここまでの拡大を実現できたのは、医師の診療に対する思いを尊重する風土が根付いているからです。卒後13年目ながら、容生会のほきまクリニックで院長を勤める松浦東吾先生はそういった風土を活かして活躍の幅を広げている一人です。

「容生会では若手でも患者さんのためになるのであれば、色々なことを任せてもらえます。わたし自身、かぜなどの一般外来で来られる患者さんと一緒にならないように、予防接種の専用時間枠を設けたり、近隣薬局にあらかじめセットの処方薬の準備をお願いし、少しでも患者さんの待ち時間の短縮ができるように工夫したり、法人のルールに縛られることなく患者さんにとって良いと思える診療体制を構築することができました。

 また、外来での診療以外にも、専門である小児科の知見を活かし、区の集団健診に参加したり、小学校や保育園での嘱託医を担当したりと、幅広く地域の公衆衛生にも携われています。日常診療に対する要望は極力叶えてもらえていますし、自分のアイディアを活かして働けることは、モチベーションになっています」(松浦先生)

ほきまクリニック院長・松浦東吾先生
ほきまクリニック院長・松浦東吾先生

始まりは「病院に行けないような人のために働くこと」

 大学病院の医師を招いた専門外来や、在宅医療、そして介護――。一貫して患者目線にこだわって拡大を続けてきたその背景を、増田理事長は忘れられない思い出とともに教えてくれました。

「当法人を設立した原点は、勤務医時代に往診した患者さんが、荒れ果てた部屋で寝たきりになっていた姿に衝撃を受けたことでした。率直に“誰かが診なければ”と思いましたね。この時の経験から自分のやりたいことは、患者さんの人生に最後まで責任を持つことができる医療、ということに気付き、クリニックを設立することにしたんです。

 開院当初からこの約20年間様々なことを実現してきましたが、一貫してこの考えは変わっていませんし、今後も患者さんにとって必要なことは実現したいと思っています。実際、在宅医療だけではなく、外来を開設したのも“この地域に根付いて医療をまっとうする”という意思表示でしたし、介護施設や後方病床を作ったのも、難病の方であっても最後まで診られるようにするためでした。

 これからもこの姿勢は変わりませんが、基幹病院の無いこの地域で実現していくためには、やはり支えてくれる仲間が必要不可欠だと思っています。そのため、この思いに賛同してくれる医師を歓迎していますし、先生の実現したい医療があれば全力でバックアップしますよ」(増田理事長)

ようせいクリニック
ようせいクリニック

 患者のことを第一に考え、自由な発想で支えてきた同法人で、医師たちは手技を身に着けるだけにとどまらず、医師としてのあるべき姿を学んできました。中には、同法人に触発され、開業した医師もたくさんいるそうです。地域完結型の医療・介護体制を学びたい方や専門医として研鑽を積みたい方は、容生会でのキャリアを検討してみてはいかがでしょうか。