2011年の救急科の設立以来、
当院は救急体制の充実と、対応件数の伸長を図ってきました。
救急総合診療科では米国型ERシステムを導入し、
年間約7,500件の救急搬送と、
1万4,000件以上の救急外来に対応しています。
当院の救急総合診療科では、救急部門と総合診療部門の分業・協力体制が確立されています。救急部門は救急車対応を中心としたERに特化し、総合診療は救急外来と救急患者の病棟管理に特化する。一つの診療科でありながら、救急対応から退院までシームレスに連携することで、より多くの患者さんを効率良く治療しています。
基幹病院としての医療機能・医師体制が充実していく中で、体制を維持していく取り組みも必要になってきます。そこで、当院では医師が長く働けるように、働き方改革を進めています。救急では日勤と夜勤での二交代制の勤務体制を導入。交代のローテーションや当直の頻度は医師の希望をもとに決めています。また、平日(1日)と土曜日の午後、日曜日はお休みであり、夏季・年末年始休暇の取得もスムーズに行えるように、非常勤医によるカバー体制も確立しています。
当科であれば、集中治療からターミナルまで、幅広く手掛けることができます。特に総合診療科は救急に近い総合診療科となりますので、外傷や重度の敗血症の集中治療管理を担当することもあり、また時には誤嚥性肺炎を繰り返す患者さんやがんのターミナルの患者さんを診ることもあります。専門科に捉われず診ていくため、間違いなくジェネラリストとしての力が身に付けられますよ。 総合診療部門科長 鶴将司 先生
専攻医・初期臨床研修医より患者の診療や処置について相談が入り、随時対応しています。 専攻医が初期臨床研修医の指導も行い、総合診療科全体でフォローできる体制を構築しています。
専攻医・初期臨床研修医による患者の診療方針・状態を確認し、随時指導を行っています。 また、当院見学者(初期臨床研修医や医学生など)の受入れ対応も行います。
院内の食堂を利用しています。
その他 総合診療科データ及び書類作成(マネジメント業務) ※外来は、週2コマ程度