青森県の医師転職事情
青森県の転職についてよくある質問
大学医局の関連病院以外で、紹介できる求人はありますか。
エリアや年収、病床規模などのご希望条件を柔軟にご検討いただくほど、ご紹介できる求人の幅は広がります。特に回復期や慢性期、在宅診療などを選択肢に入れていただくと、ご紹介できる求人は多くなります。また、求人を出していない医療機関であっても、先生のご経験やスキルによっては、コンサルタントが病院と交渉して、新しい求人を創出できる可能性もあります。
冬場の通勤が心配です。通勤に関する支援はどのようなものがありますか。
医療機関によっては、冬場は最寄り駅から送迎対応をしているところや、タクシーでの通勤を許可しているところもあります。通勤に関する支援が提示されていない求人でも、医師転職支援サービスをご利用の場合は、コンサルタントが医療機関と交渉することも可能ですのでまずはご相談ください。
仕事が忙しく、転職活動に十分な時間を取れないのですが大丈夫でしょうか。
一般的に、転職活動で最も時間がかかるのは求人の情報収集と言われています。転職支援サービスを利用いただくと、コンサルタントが先生の希望条件に合う求人をピックアップいたします。また、複数の求人に応募される場合も、コンサルタントが面接の日程調整を行いますので、効率よく選考を進めることができます。
青森県の転職環境
医療機関と医療行政の特徴
青森県には、95病院(一般79病院、精神科16病院)、885クリニック(うち有床は142クリニック)があります。人口10万人あたりの施設数をみると、病院は全国平均(6.6施設)を上回る7.5施設であるのに対し、クリニックは70.1施設で全国平均(80.8施設)を下回っています。病院数を開設者別にみると、市町村立病院の比率が高い(全国7.7%、青森24.7%)ことが特徴です。 2018年の医師数は2,712人で、このうち2,568人が医療機関に勤務しています。人口10万人あたりでみると203.3人(医療機関勤務)で、全国平均の246.7人を大きく下回っており、医師偏在指標においても「医師少数県」にあたります。また、女性医師の割合は17.1%で、全国平均(21.9%)よりも低くなっています。 二次保健医療圏は、津軽、八戸、青森、西北五、上十三、下北の6つのエリアに設定され、このうち、八戸、西北五、上十三、下北の4つのエリアは「医師少数区域」にあたります。 2025年の推計必要病床数は、県全体で、高度急性期1,157床、急性期4,070床、回復期4,238床、慢性期2,362床の合計11,827床です。 (2018年医療施設(動態)調査、2018年医師・歯科医師・薬剤師統計、青森県医療計画、青森県医師確保計画)
年収相場
青森県の医師の年収相場は、約1700万円です。
※エムスリーキャリアエージェントを利用して入職した医師の平均年収
青森県の医療機関が医師を募集する理由

青森県の医療機関が医師を募集する理由として最も多いのは、患者数が多いことによる現員医師の負担軽減で30.9%を占めます。2番目が、日直・宿直が多いことによる現員医師の負担軽減で24.1%。どちらも全国平均よりも高い割合となっています。3番目は救急医療への対応(13.5%)です。 (厚生労働省:2010年 病院等における必要医師数実態調査)