岩手県の医師転職事情
岩手県の転職についてよくある質問
大学医局の関連病院以外で、紹介できる求人はありますか。
エリアや年収、病床規模などのご希望条件を柔軟にご検討いただくほど、ご紹介できる求人の幅は広がります。特に回復期や慢性期、在宅診療などを選択肢に入れていただくと、ご紹介できる求人は多くなります。また、求人を出していない医療機関であっても、先生のご経験やスキルによっては、コンサルタントが病院と交渉して、新しい求人を創出できる可能性もあります。
冬場の通勤が心配です。通勤に関する支援はどのようなものがありますか。
医療機関によっては、冬場は最寄り駅から送迎対応をしているところや、タクシーでの通勤を許可しているところもあります。通勤に関する支援が提示されていない求人でも、医師転職支援サービスをご利用の場合は、コンサルタントが医療機関と交渉することも可能ですのでまずはご相談ください。
「医師転職支援サービス」とは、どのようなサービスですか。
医師のキャリアに精通するコンサルタントが、ご希望条件に合った求人をご紹介するサービスです。求人への応募、面接の日程調整などもコンサルタントが代行します。医師は無料でご利用いただけますので、ご安心ください。
岩手県の転職環境
医療機関と医療行政の特徴
岩手県の医療体制は、各二次保健医療圏に中核病院として県立病院が配置されているなど、県立病院が多いことが特徴です。県内の病院病床(一般病床)のうち、38.7%を県立病院が占めています。医療機関全体の数としては、93病院(一般78病院、精神科15病院)、882クリニック(うち有床は101クリニック)あり、人口10万人あたりでみると、病院は7.5施設で全国平均(6.6施設)よりも多い一方、クリニックは71.1施設で全国平均(80.8施設)を下回っています。 医師数は増加傾向にありますが、2019年に厚生労働省が公表した医師偏在指標では全国47位と、医師確保が課題となっています。2018年では、医師数は2,673人で、このうち2,503人が医療機関に勤務しています。また、女性医師の割合は16.3%です。 二次保健医療圏は、盛岡、岩手中部、胆江、両磐、気仙、釜石、宮古、久慈、二戸の9のエリアに設定されています。このうち盛岡以外は「医師少数区域」です。 2025年の推計必要病床数は1万676床で、内訳を病床機能別にみると、高度急性期1,030床(9.6%)、急性期3,333床(31.2%)、回復期3,696床(34.6%)、慢性期2,617床(24.5%)。そのほか、在宅医療等の患者数は1万3,780人/日と推計されています。 (2018年医療施設(動態)調査、2018年医師・歯科医師・薬剤師統計、岩手県保健医療計画、岩手県医師確保計画、厚労省「医療従事者の需給に関する検討会 医師需給分科会」資料)
年収相場
岩手県の医師の年収相場は、約1500万円です。
※エムスリーキャリアエージェントを利用して入職した医師の平均年収
岩手県の医療機関が医師を募集する理由

岩手県の医療機関が医師を募集する理由として最も多いのは、患者数が多いことによる現員医師の負担軽減で29.5%を占めます。2番目が、退職医師の補充で21.6%。次に、外部機関からの派遣などから自己確保への変更(11.4%)。いずれも全国平均よりも高い割合となっています。 (厚生労働省:2010年 病院等における必要医師数実態調査)