鹿児島県の医師転職事情
鹿児島県の転職についてよくある質問
これまでは都市部で働いていましたが、地元に帰ることを考えています。Uターン転職の需要はありますか。
都市部から離れた地域の病院は、医師が確保できず困っていることも珍しくありません。特に地元にゆかりのある先生は、医療機関から「長く働いていただきたい」と歓迎されやすい傾向があります。現在は求人が出ていなくても、実はニーズがあるという場合もございます。情報収集の段階でも、ぜひコンサルタントにご相談ください。
転職支援サービスの利用は有料ですか。
いいえ。医師は無料でご利用いただけます。一切料金は発生しませんので、ご安心ください。医師のキャリアに精通するコンサルタントが、ご希望条件に合った求人をご紹介いたします。求人への応募、面接の日程調整などもコンサルタントが代行いたします。
転職により、業務負担を軽減しながら、年収を維持・アップすることはできますか。
ご勤務条件やエリアなどによっては、実現できる場合もあります。ご希望に一致する求人が見つからない場合は、最初は条件を広めに設定して、優先順位を整理しながらご検討されることをお勧めいたします。特にエリアは、お住いの地域だけでなく、近隣の県などもご検討いただくと、ご希望に近い求人が見つけやすくなるかと存じます。
鹿児島県の転職環境
医療機関と医療行政の特徴
鹿児島県は、種子島や奄美大島など複数の離島があり、離島が県内総面積の28%を占めています。また、老年人口の割合が29.4%で、全国より約5年、高齢化が進んでいます。このため、離島やへき地の医療体制の整備や高齢者への医療サービスの拡充を目指しています。 医療機関全体の数としては241病院(一般204病院、精神科37病院)、1,397クリニック(うち有床は319クリニック)あります。人口10万人あたりの施設数をみると、病院は全国2位(14.9施設)で、九州地方の中で最も多い県です。クリニックは全国16位(86.6施設)です。 2016年の医師数は4,416人で、このうち女性医師の割合は16.5%です。人口10万人当たりの医師数は272.5人で、全国平均(251.7人)を上回っています。 二次保健医療圏は、鹿児島、南薩、川薩、出水、姶良・伊佐、曽於、肝属、熊毛、奄美の9つのエリアに設定されています。2025年の推計必要病床数は1万9,944床、病床機能別割合は高度急性期1,540床、急性期5,534床、回復期7,048床、慢性期5,822床です。 医育機関は鹿児島大学医学部があります。 (2018年医療施設(動態)調査、鹿児島県保健医療計画、鹿児島県医師確保計画)
年収相場
鹿児島県の医師の年収相場は、約1800万円です。
※エムスリーキャリアエージェントを利用して入職した医師の平均年収
鹿児島県の医療機関が医師を募集する理由

鹿児島県の医療機関が医師を募集する理由で最も多いのは、患者数が多いことによる現員医師の負担軽減で、25.7%です。次に日直・宿直が多いことによる現員医師の負担軽減が16.3%、退職医師の補充が15.9%と続きます。全国平均よりも割合が高い項目は、10.6%の正規雇用が望ましい、6.2%の近々医師の退職予定があるためが挙げられます。 (厚生労働省:2010年 病院等における必要医師数実態調査)