神奈川県はすべての二次保健医療圏域に救命救急センターを整備し、地域バランスを考慮した医療環境の構築を進めています。しかし、医師の数や病院・病床数には地域的な偏りがあり、医療資源の適正配置と地域偏在是正が課題です。
医療機関全体の数としては、病院は340病院(一般293病院、精神科47病院)で全国7位。クリニックは6,739施設(うち有床は201クリニック)で全国3位です。しかし、人口10万人あたりの施設数をみると、病院は全国最下位(3.7施設)。クリニックも全国36位(73.4施設)と全国平均を大きく下回っています。
医師数は年々増加傾向が続いています。2016年は1万9,476人で、このうち1万8,784人が医療施設に勤務しています。人口10万人あたりの医療施設従事医師数は全国39位の205.4人で、全国平均(240.1人)を大きく下回り、医師不足の状況にあります。県では産科や小児科など特定の診療科や地域による医師の偏在の解消とともに、医師の県内定着を図る取り組みを実施しています。
二次保健医療圏は、横浜、川崎北部、川崎南部、相模原、横須賀・三浦、湘南東部、湘南西部、県央、県西の9のエリア。2025年の推計必要病床数は7万2,410床で、病床機能別割合は、高度急性期13.0%、急性期35.8%、回復期28.9%、慢性期22.3%です。
(2018年医療施設(動態)調査、神奈川県保健医療計画、神奈川県医師確保計画)
神奈川県の医師の年収相場は、約1600万円です。
※エムスリーキャリアの転職支援サービスを利用して入職した常勤医師の平均年収
神奈川県の医療機関が医師を募集する理由として最も多いのは、患者数が多いことによる現員医師の負担軽減で、31.3%を占めます。2番目は日直・宿直が多いことによる現員医師の負担軽減が続き18.9%。3番目は退職医師の補充で17.7%です。いずれも、全国平均より高い割合となっています。
(厚生労働省:2010年 病院等における必要医師数実態調査)
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