宮城県の医師転職事情
宮城県の転職についてよくある質問
大学医局の関連病院以外で、紹介できる求人はありますか。
エリアや年収、病床規模などのご希望条件を柔軟にご検討いただくほど、ご紹介できる求人の幅は広がります。特に回復期や慢性期、在宅診療などを選択肢に入れていただくと、ご紹介できる求人は多くなります。また、求人を出していない医療機関であっても、先生のご経験やスキルによっては、コンサルタントが病院と交渉して、新しい求人を創出できる可能性もあります。
入職したいどれくらい前から転職活動を始めればいいのでしょうか。
一般的には医師の転職活動期間は3~6か月程度と言われていますが、内定までの時間は状況やタイミングによって異なります。転職したい時期が決まっている場合は、一般的な期間にこだわらずに、早めに転職活動を始めることをお勧めします。
転職支援コンサルタントから紹介された求人には、必ず応募しなければならないのでしょうか。
そのようなことはございませんので、安心してご利用ください。コンサルタントが紹介させていただく求人の中から、先生のご希望やご関心に添った求人をお選びいただけます。コンサルタントが応募や入職を強要することもございません。
宮城県の転職環境
医療機関と医療行政の特徴
宮城県には、139病院(一般113病院、精神科26病院)、1,673クリニック(うち有床は126クリニック)があり、人口10万人あたりでみると6.0病院、72.2クリニックで、どちらも全国平均(6.6病院、80.8クリニック)を下回っています。なお、東日本大震災の影響を受け、2病院、38クリニックが廃止しています。 医師数は増加傾向にあり、2018年は5,792人で、このうち5,521人が医療機関で勤務しています。震災の影響で一旦減少した石巻・登米・気仙沼エリアでも震災前の水準に回復していますが、人口10万人あたりの医師数(医療機関勤務)は238.4人で全国平均(246.7人)よりも少なく、かつ、仙台エリアに集中していることが特徴です。また、診療科別には産科、小児科等が特に不足しています。 二次保健医療圏は、仙南、仙台、大崎・栗原、石巻・登米・気仙沼の4エリアに設定されています。2025年の推計必要病床は1万8,781床で、病床機能別には高度急性期2,265(12.1%)床、急性期6,604床(35.2%)、回復期6,005床(32.0%)、慢性期3,907床(20.8%)です。そのほか在宅医療等の患者数は2万5,852人/日と推計されています。 (2018年医療施設(動態)調査、2018年医師・歯科医師・薬剤師統計、第7次宮城県地域医療計画)
年収相場
宮城県の医師の年収相場は、約1600万円です。
※エムスリーキャリアエージェントを利用して入職した医師の平均年収
宮城県の医療機関が医師を募集する理由

宮城県の医療機関が医師を募集する理由として最も多いのは、患者数が多いことによる現員医師の負担軽減で24.9%です。2番目が、退職医師の補充で22.0%。次に、外部機関からの派遣などから自己確保への変更(14.9%)、日直・宿直が多いことによる現員医師の負担軽減(13.3%)が続きます。 (厚生労働省:2010年 病院等における必要医師数実態調査)