奈良県の医師転職事情
奈良県の転職についてよくある質問
専門医資格を取得できる医療機関への転職を考えています。大学医局の関連病院以外で、紹介できる求人はありますか。
お住いの地域だけでなく、近隣府県までエリアを広げていただくと、ご希望条件に近い求人が見つけやすくなるかと存じます。ご希望に一致する求人が見つからない場合は、最初は条件を広めに設定して、優先順位を整理されながらご検討されることをお勧めいたします。
仕事が忙しく、転職活動に十分な時間を取れないのですが大丈夫でしょうか。
転職活動で最も時間がかかりやすいのが求人の情報収集ですが、転職支援サービスを利用されますと、コンサルタントが、先生の希望条件に合う求人をピックアップいたします。また、複数の求人に応募される場合も、コンサルタントが面接の日程調整を行いますので、効率よく選考を進めることができます。
転職支援コンサルタントから紹介された求人には、必ず応募しなければならないのでしょうか。
そのようなことはございませんので、安心してご利用ください。コンサルタントが紹介させていただく求人の中から、先生のご希望やご関心に添った求人をお選びいただけます。コンサルタントが応募や入職を強要することもございません。
奈良県の転職環境
医療機関と医療行政の特徴
奈良県の病院数は79施設(一般病院75施設、精神科病院4施設)で全国第40位、クリニック数は1,211施設(うち有床は39施設)で全国28位です。病院の病床規模は、400床以上が4施設、200~399床が22施設、199床以下が49施設で、大規模病院が少なく中小規模の病院が多い特徴があります。 2018年時点で医療施設に従事する医師数は3,461人で、2016年(3,297人)に比べて約5%増加しています。しかし、診療科別に見ると外科系、産婦人科・産科、麻酔科、形成外科が全国平均を下回っています。また、内科系全体では全国平均を超えるものの、腎臓内科、糖尿病内科、リウマチ科などいくつかの専門領域で全国平均を下回ります。 二次医療圏は奈良、東和、西和、中和、南和の5つです。奈良県保健医療計画によると、県が県内病院を対象に行ったアンケート(2017年)では、奈良の病院はケアミックス化や在宅医療・介護への参入などが比較的進んでいる傾向が見られました。東和はすでにケアミックス病院の割合が75%で、他医療圏(43.9%)に比べて高い状況です。西和は急性期(特に重症急性期)を指向する病院が多く、中和は地域包括ケア病棟を持つ病院の割合が33.3%でと他医療圏(25.5%)より高くなっています。南和は公立病院の再編により、急性期機能の集約化を図っています。 (2018年医療施設(動態)調査、奈良県保健医療計画、奈良県医師確保計画、医師・歯科医師・薬剤師統計)
年収相場
奈良県の医師の年収相場は、約1600万円です。
※エムスリーキャリアエージェントを利用して入職した医師の平均年収
奈良県の医療機関が医師を募集する理由

奈良県の医療機関が医師を募集する理由で最も多いのは、患者数が多いことによる現員医師の負担軽減で24.1%です。2番目は、日直・宿直が多いことによる現員医師の負担軽減で、15.5%。次に、退職医師の補充(14.1%)が続きます。救急医療への対応の割合は17.9%と、全国平均よりやや高くなっています。 (厚生労働省:2010年 病院等における必要医師数実態調査)