新潟県は、病院数の約4割が新潟医療圏に集中しています。医師不足などにより、救急医療体制の維持が困難な状況も生じており、地域によって医療資源の状況が異なっています。
医療機関全体の数は、病院が128病院(一般108病院、精神科20病院)で全国25位。クリニックは1,671施設(うち有床は46クリニック)で全国15位です。しかし、人口10万人あたりの施設数をみると、病院は全国37位(5.7施設)、クリニックも全国33位(74.4施設)と下位に位置しています。
医師数は年々増加していますが、国が示した医師偏在指標では全国最下位と、医師不足が深刻な状況です。2018年の医師数は4,727人で、このうち医療施設に勤務する医師は4,444人です。2016年の人口10万人あたり医師数は全国43位の205.5人で、全国平均(251.7人)を下回っています。50 歳以上の医師の割合が増加し、医師の高齢化が進む一方、女性医師数は年々増加。2018年の医師総数に占める女性医師の割合は18.0%を占めています。
二次保健医療圏は、下越、新潟、県央、中越、魚沼、上越、佐渡の7エリア。2025年の推計必要病床数は1万8,724床で、病床機能別割合は、高度急性期9.6%、急性期31.4%、回復期31.3%、慢性期27.7%です。
(2018年医療施設(動態)調査、新潟県保健医療計画、新潟県医師確保計画)
新潟県の医師の年収相場は、約1600万円です。
※エムスリーキャリアの転職支援サービスを利用して入職した常勤医師の平均年収
新潟県の医療機関が医師を募集する理由として最も多いのは、患者数が多いことによる現員医師の負担軽減で、28.5%を占めます。2番目は日直・宿直が多いことによる現員医師の負担軽減が続き18.9%。3番目は救急医療への対応で、16.6%です。いずれも、全国平均より高い割合となっています。
(厚生労働省:2010年 病院等における必要医師数実態調査)
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