大分県の医師転職事情
大分県の転職についてよくある質問
これまでは都市部で働いていましたが、地元に帰ることを考えています。Uターン転職の需要はありますか。
都市部から離れた地域の病院は、医師が確保できず困っていることも珍しくありません。特に地元にゆかりのある先生は、医療機関から「長く働いていただきたい」と歓迎されやすい傾向があります。現在は求人が出ていなくても、実はニーズがあるという場合もございます。情報収集の段階でも、ぜひコンサルタントにご相談ください。
ある程度の専門性を維持しながら転職したい。大学医局の関連病院以外で、応募できる求人はありますか。
お住いの地域だけでなく、近隣県までエリアを広げていただくと、ご希望条件に近い求人が見つけやすくなるかと存じます。ご希望に一致する求人が見つからない場合は、最初は条件を広めに設定して、優先順位を整理しながらご検討されることをお勧めいたします。コンサルタントにもぜひご相談ください。
「医師転職支援サービス」とは、どのようなサービスですか。
医師のキャリアに精通するコンサルタントが、ご希望条件に合った求人をご紹介するサービスです。求人への応募、面接の日程調整などもコンサルタントが代行します。医師は無料でご利用いただけますので、ご安心ください。
大分県の転職環境
医療機関と医療行政の特徴
大分県は、高齢化率(65歳以上の人口割合)が3割を超えており、全国に先行して高齢化が進んでいる地域です。在宅医療の拡充など、高齢化に対応した医療体制が求められています。 医療機関全体の数としては157病院(一般132病院、精神科25病院)、955クリニック(うち有床は238クリニック)あります。人口10万人あたりの施設数をみると、病院は全国4位(13.7施設)、そのうち精神科は全国2位(2.2施設)で、それぞれ全国平均の6.6施設、0.8施設を大きく上回っています。クリニックは全国22位(83.5施設)です。 2016年の医師数は3,115人で、年々増加傾向にあります。人口10万人当たりの医師数は268.5人です。 二次保健医療圏は、東部、中部、南部、豊肥、西部、北部の6つのエリアに設定されています。2025年の推計必要病床数は1万4,649床、病床機能別割合は高度急性期1,295床、急性期4,908床、回復期5,391床、慢性期3,055床です。 医育機関は大分大学医学部があります。 (2018年医療施設(動態)調査、大分県医療計画、大分県地域医療構想、大分県医師確保計画)
年収相場
大分県の医師の年収相場は、約1600万円です。
※エムスリーキャリアエージェントを利用して入職した医師の平均年収
大分県の医療機関が医師を募集する理由
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大分県の医療機関が医師を募集する理由で最も多いのは、患者数が多いことによる現員医師の負担軽減で26.1%です。次は、日直・宿直が多いことによる現員医師の負担軽減で17.4%となっており、全国平均よりも高い割合となっています。3番目に退職医師の補充(14.2%)が続きます。 (厚生労働省:2010年 病院等における必要医師数実態調査)