富山県の医師転職事情
富山県の転職についてよくある質問
これまでは都市部で働いていましたが、地元に帰ることを考えています。Uターン転職の需要はありますか。
都市部から離れた地域の病院は、医師が確保できず困っていることも珍しくありません。特に地元にゆかりのある先生は、医療機関から「長く働いていただきたい」と歓迎されやすい傾向があります。現在は求人が出ていなくても、実はニーズがあるという場合もございますので、ぜひコンサルタントにご相談ください。
仕事が忙しく、転職活動に十分な時間を取れないのですが大丈夫でしょうか。
一般的に、転職活動で最も時間がかかるのは求人の情報収集と言われています。転職支援サービスを利用いただくと、コンサルタントが先生の希望条件に合う求人をピックアップいたします。また、複数の求人に応募される場合も、コンサルタントが面接の日程調整を行いますので、効率よく選考を進めることができます。
コンサルタントが紹介する求人に、匿名で応募はできますか。
医師紹介サービスをご利用の場合、コンサルタントが紹介する求人には基本的に匿名で応募できます。また、個人情報は厳重に管理されており、ご本人の許可なく個人情報を外部に開示することは一切ございませんので、安心してご利用ください。
富山県の転職環境
医療機関と医療行政の特徴
富山県内には公的病院が24施設あり、県の高度・先進医療、救急医療、災害医療、へき地医療、周産期医療などを担っています。近年、地域の中核的病院の増改築や高度医療機器などの整備が進み、地域内でより質の高い医療を受けられる体制がおおむね確保されています。 医療機関全体の数は、病院が107病院(一般88病院、精神科19病院)で全国29位。クリニックは764施設(うち有床は40クリニック)で全国40位です。しかし、人口10万人あたりの施設数をみると、病院は全国12位(10.2施設)と上位に位置しています。なお、クリニックは全国37位(72.8施設)で全国平均以下です。 2018年の医師数は2,808人で、このうち医療施設に従事する医師数は2,671人です。人口10万人あたりの医療施設従事医師数は全国21位の254.4人で、全国平均(246.7人)を上回っています。県内の病院に勤務する医師に占める女性の割合(2014年)は20代が31.9%、30代が29.0%と、特に若い世代での割合が高くなっています。 二次保健医療圏は、新川、富山、高岡、砺波の4エリア。2025年の推計必要病床数は9,557床で、病床機能別割合は、高度急性期9.7%、急性期34.0%、回復期28.5%、慢性期27.7%です。 (2018年医療施設(動態)調査、富山県保健医療計画、富山県地域医療構想、富山県医師確保計画)
年収相場
富山県の医師の年収相場は、約1700万円です。
※エムスリーキャリアエージェントを利用して入職した医師の平均年収
富山県の医療機関が医師を募集する理由
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富山県の医療機関が医師を募集する理由として最も多いのは、患者数が多いことによる現員医師の負担軽減で、25.8%を占めています。2番目は、日直・宿直が多いことによる現員医師の負担軽減で19.1%、3番目は救急医療への対応で15.6%と、ともに全国平均より高い割合となっています。 (厚生労働省:2010年 病院等における必要医師数実態調査)