和歌山県の医師転職事情
和歌山県の転職についてよくある質問
専門医資格を取得できる医療機関への転職を考えています。大学医局の関連病院以外で、紹介できる求人はありますか。
お住いの地域だけでなく、近隣府県までエリアを広げていただくと、ご希望条件に近い求人が見つけやすくなるかと存じます。ご希望に一致する求人が見つからない場合は、最初は条件を広めに設定して、優先順位を整理されながらご検討されることをお勧めいたします。
入職したいどれくらい前から転職活動を始めればいいのでしょうか。
一般的には医師の転職活動期間は3~6か月程度と言われていますが、内定までの時間は状況やタイミングによって異なります。転職したい時期が決まっている場合は、一般的な期間にこだわらずに、早めに転職活動を始めることをお勧めします。
転職支援サービスの利用は有料ですか。
いいえ。医師は無料でご利用いただけます。一切料金は発生しませんので、ご安心ください。医師のキャリアに精通するコンサルタントが、ご希望条件に合った求人をご紹介いたします。求人への応募、面接の日程調整などもコンサルタントが代行いたします。
和歌山県の転職環境
医療機関と医療行政の特徴
和歌山県の病院数は83施設(一般病院75施設、精神科病院8施設)で全国第39位、クリニック数は1,034施設(うち有床は61施設)で全国30位です。 県の医師偏在指標は260.3で全国10位の「医師多数区域」に位置付けられています。特に、7つの二次医療圏(和歌山、那賀、橋本、有田、御坊、田辺、新宮)のうち、和歌山(340.1)は全国平均(239.8)を大きく上回っています。しかし、その他の二次医療圏は全国平均を下回り、有田(160.0)、新宮(151.2)は「医師少数区域」に指定されています。診療科別の医師数は皮膚科、精神科、麻酔科が増加傾向。小児科、産婦人科、外科などは横ばいまたは減少傾向です。 医療施設に従事する医師数は年々増加し、2018年時点で2,825人ですが、病院勤務医の割合は63.4%で全国平均(66.7%)と比べて低いことが課題となっています。2023年までに病院勤務医を3,090人(64.9%)まで増やすことを目指しています。 なお、2025年の推計必要病床数は9,506床で、病床機能別割合は、高度急性期9%、急性期33%、回復期35%、慢性期23%です。急性期病床から回復期病床への転換など、病床再編も課題となっています。 (2018年医療施設(動態)調査、和歌山県保健医療計画、和歌山県医師確保計画)
年収相場
和歌山県の医師の年収相場は、約1800万円です。
※エムスリーキャリアエージェントを利用して入職した医師の平均年収
和歌山県の医療機関が医師を募集する理由

和歌山県の医療機関が医師を募集する理由で最も多いのは、患者数が多いことによる現員医師の負担軽減で、32.6%を占めます。次いで、日直・宿直が多いことによる現員医師の負担軽減で22.1%。いずれも全国平均よりも高い割合となっています。3番目には、退職医師の補充(14.6%)が続きます。 (厚生労働省:2010年 病院等における必要医師数実態調査)