山口県の医師転職事情
山口県の転職についてよくある質問
これまでは都市部で働いていましたが、地元に帰ることを考えています。Uターン転職の需要はありますか。
都市部から離れた地域の病院は、医師が確保できず困っていることも珍しくありません。特に地元にゆかりのある先生は、医療機関から「長く働いていただきたい」と歓迎されやすい傾向があります。現在は求人が出ていなくても、実はニーズがあるという場合もございます。情報収集の段階でも、ぜひコンサルタントにご相談ください。
転職により、業務負担を軽減しながら、年収を維持・アップすることはできますか。
ご勤務条件やエリアなどによっては、実現できる場合もあります。ご希望に一致する求人が見つからない場合は、最初は条件を広めに設定して、優先順位を整理しながらご検討されることをお勧めいたします。特にエリアは、お住いの地域だけでなく、近隣県などもご検討いただくと、ご希望に近い求人が見つけやすくなるかと存じます。
入職したいどれくらい前から転職活動を始めればいいのでしょうか。
一般的には医師の転職活動期間は3~6か月程度と言われていますが、内定までの時間は状況やタイミングによって異なります。転職したい時期が決まっている場合は、一般的な期間にこだわらずに、早めに転職活動を始めることをお勧めします。
山口県の転職環境
医療機関と医療行政の特徴
山口県は、医療機関全体の数としては145病院(一般117病院、精神科28病院)、1,263クリニック(うち有床は107クリニック)あります。人口10万人あたりの施設数は、病院は全国9位(10.6施設)、クリニックは全国9位(92.2施設)です。 2016年の医師数は3,436人で、そのうち女性の割合は16.4%です。医師数の増加率は全国平均より小さくなっています。年齢別に見ると35歳未満の若手医師の数は減少傾向にあるため、若手医師の確保が課題です。人口10万人当たりの医師数は246.5人で全国平均(240.1人)を上回っています。 二次保健医療圏は、岩国、柳井、周南、山口・防府、宇部・小野田、下関、長門、萩の8つのエリアに設定されています。2025年の推計必要病床数は1万5,889床、病床機能別割合は高度急性期1,323床、急性期4,508床、回復期4,674床、慢性期5,384床です。 医育機関は山口大学医学部があります。 (2018年医療施設(動態)調査、山口県保健医療計画、山口県医師確保計画)
年収相場
山口県の医師の年収相場は、約1800万円です。
※エムスリーキャリアエージェントを利用して入職した医師の平均年収
山口県の医療機関が医師を募集する理由
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山口県の医療機関が医師を募集する理由で最も多いのは、患者数が多いことによる現員医師の負担軽減で、全国平均よりも高い割合の30.4%となっています。次いで、日直・宿直が多いことによる現員医師の負担軽減が15.2%。3番目の理由として、退職医師の補充(13.4%)が続きます。 (厚生労働省:2010年 病院等における必要医師数実態調査)