福井県の医師転職事情
福井県の転職についてよくある質問
これまでは都市部で働いていましたが、地元に帰ることを考えています。Uターン転職の需要はありますか。
都市部から離れた地域の病院は、医師が確保できず困っていることも珍しくありません。特に地元にゆかりのある先生は、医療機関から「長く働いていただきたい」と歓迎されやすい傾向があります。現在は求人が出ていなくても、実はニーズがあるという場合もございますので、ぜひコンサルタントにご相談ください。
転職により、業務負担を軽減しながら、年収を維持・アップすることはできますか。
ご勤務条件やエリアなどによっては、実現できる場合もあります。ご希望に一致する求人が見つからない場合は、最初は条件を広めに設定して、優先順位を整理しながらご検討されることをお勧めいたします。特にエリアは、お住いの地域だけでなく、近隣県などもご検討いただくと、ご希望に近い求人が見つけやすくなるかと存じます。
コンサルタントが紹介する求人に、匿名で応募はできますか。
医師紹介サービスをご利用の場合、コンサルタントが紹介する求人には基本的に匿名で応募できます。また、個人情報は厳重に管理されており、ご本人の許可なく、個人情報を外部に開示することは一切ございませんので、安心してご利用ください。
福井県の転職環境
医療機関と医療行政の特徴
福井県では、福井・坂井圏域に特定機能病院や地域医療支援病院、がん診療連携拠点病院など医療機能が集中しており、奥越圏域や丹南圏域のほか、石川県南部からも多くの入院患者を受け入れています。 医療機関全体の数は、病院が67病院(一般57病院、精神科10病院)で全国43位、クリニックは575施設(うち有床は64クリニック)の全国45位と、いずれも下位に位置しています。しかし、人口10万人あたりの施設数をみると、病院は全国16位(8.7施設)で全国平均を上回っています。クリニックは全国34位(74.3施設)で、全国平均以下です。 医師数は年々増加し、2016年は2,002人。このうち医療施設に従事する医師数は1,922人です。人口10万人あたりの医療施設従事医師数は全国21位の245.8人で、全国平均(240.1人)を やや上回っていますが、二次保健医療圏別には奥越、丹南、嶺南で全国平均を下回っています。県内医師数に占める女性医師の割合は、2002年の13.2%から18.1%に増加しています。 二次保健医療圏は、福井・坂井、奥越、丹南、嶺南の4エリア。2025年の推計必要病床数は7,591床で、病床機能別割合は、高度急性期9.7%、急性期33.9%、回復期34.9%、慢性期21.5%です。 (2018年医療施設(動態)調査、福井県保健医療計画、福井県医師確保計画)
年収相場
福井県の医師の年収相場は、約1500万円です。
※エムスリーキャリアエージェントを利用して入職した医師の平均年収
福井県の医療機関が医師を募集する理由
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福井県の医療機関が医師を募集する理由として最も多いのは、患者数が多いことによる現員医師の負担軽減で、全国平均と同程度の27.9%を占めています。次が、日直・宿直が多いことによる現員医師の負担軽減で、全国平均より高い割合の19.1%となっています。3番目は、退職医師の補充で15.8%です。 (厚生労働省:2010年 病院等における必要医師数実態調査)