新潟県の医師転職事情
新潟県の転職についてよくある質問
これまでは都市部で働いていましたが、地元に帰ることを考えています。Uターン転職の需要はありますか。
都市部から離れた地域の病院は、医師が確保できず困っていることも珍しくありません。特に地元にゆかりのある先生は、医療機関から「長く働いていただきたい」と歓迎されやすい傾向があります。現在は求人が出ていなくても、実はニーズがあるという場合もございますので、ぜひコンサルタントにご相談ください。
転職支援サービスの利用は有料ですか。
いいえ。医師は無料でご利用いただけます。料金は一切発生しませんので、ご安心ください。医師のキャリアに精通するコンサルタントが、ご希望条件に合った求人をご紹介いたします。求人への応募、面接の日程調整などもコンサルタントが代行いたします。
入職したいどれくらい前から転職活動を始めればいいのでしょうか。
一般的には医師の転職活動期間は3~6か月程度と言われていますが、内定までの時間は状況やタイミングによって異なります。転職したい時期が決まっている場合は、一般的な期間にこだわらずに、早めに転職活動を始めることをお勧めします。
新潟県の転職環境
医療機関と医療行政の特徴
新潟県は、病院数の約4割が新潟医療圏に集中しています。医師不足などにより、救急医療体制の維持が困難な状況も生じており、地域によって医療資源の状況が異なっています。 医療機関全体の数は、病院が128病院(一般108病院、精神科20病院)で全国25位。クリニックは1,671施設(うち有床は46クリニック)で全国15位です。しかし、人口10万人あたりの施設数をみると、病院は全国37位(5.7施設)、クリニックも全国33位(74.4施設)と下位に位置しています。 医師数は年々増加していますが、国が示した医師偏在指標では全国最下位と、医師不足が深刻な状況です。2018年の医師数は4,727人で、このうち医療施設に勤務する医師は4,444人です。2016年の人口10万人あたり医師数は全国43位の205.5人で、全国平均(251.7人)を下回っています。50 歳以上の医師の割合が増加し、医師の高齢化が進む一方、女性医師数は年々増加。2018年の医師総数に占める女性医師の割合は18.0%を占めています。 二次保健医療圏は、下越、新潟、県央、中越、魚沼、上越、佐渡の7エリア。2025年の推計必要病床数は1万8,724床で、病床機能別割合は、高度急性期9.6%、急性期31.4%、回復期31.3%、慢性期27.7%です。 (2018年医療施設(動態)調査、新潟県保健医療計画、新潟県医師確保計画)
年収相場
新潟県の医師の年収相場は、約1600万円です。
※エムスリーキャリアエージェントを利用して入職した医師の平均年収
新潟県の医療機関が医師を募集する理由
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新潟県の医療機関が医師を募集する理由として最も多いのは、患者数が多いことによる現員医師の負担軽減で、28.5%を占めます。2番目は日直・宿直が多いことによる現員医師の負担軽減が続き18.9%。3番目は救急医療への対応で、16.6%です。いずれも、全国平均より高い割合となっています。 (厚生労働省:2010年 病院等における必要医師数実態調査)