山形県の医師転職事情
山形県の転職についてよくある質問
大学医局の関連病院以外で、紹介できる求人はありますか。
エリアや年収、病床規模などのご希望条件を柔軟にご検討いただくほど、ご紹介できる求人の幅は広がります。特に回復期や慢性期、在宅診療などを選択肢に入れていただくと、ご紹介できる求人は多くなります。また、求人を出していない医療機関であっても、先生のご経験やスキルによっては、コンサルタントが病院と交渉して、新しい求人を創出できる可能性もあります。
仕事が忙しく、転職活動に十分な時間を取れないのですが大丈夫でしょうか?
一般的に、転職活動で最も時間がかかるのは求人の情報収集と言われています。転職支援サービスを利用いただくと、コンサルタントが先生の希望条件に合う求人をピックアップいたします。また、複数の求人に応募される場合も、コンサルタントが面接の日程調整を行いますので、効率よく選考を進めることができます。
コンサルタントが紹介する求人に、匿名で応募はできますか?
医師紹介サービスをご利用の場合、コンサルタントが紹介する求人には基本的に匿名で応募できます。また、個人情報は厳重に管理されており、ご本人の許可なく個人情報を外部に開示することは一切ございませんので、安心してご利用ください。
山形県の転職環境
医療機関と医療行政の特徴
山形県は、自治体病院が占める病床数割合が46.7%(2016年)で全国1位であり、各医療圏で自治体病院が地域医療の中核を担っていることが特徴です。医療機関全体の数としては、68病院(一般54病院、精神科14病院)、919クリニック(うち有床は60クリニック)あり、人口10万人あたりでみると、病院は6.2施設で全国平均(6.6施設)よりもやや少なく、逆にクリニックは84.3施設で全国平均(80.8施設)をやや上回っています。 2018年の医師数は2,614人で、このうち2,463人が医療機関に勤務しています。人口10万人あたりの医師数(医療機関勤務)は226.0人で全国平均の246.7人を下回り、医師不足の状況にあります。 二次保健医療圏は、村山、最上、置賜、庄内の4エリアに設定されており、山形市を含む村山エリアに対して、最も医師数の少ない最上エリアの人口10万人あたり医師数は約半数と、県内で医師の偏在がみられます。2025年の推計必要病床数は9,267床で、病床機能別には、高度急性期933床(10.1%)、急性期3,121床(33.7%)、回復期2,938床(31.7%)、慢性期2,275床(24.5%)です。2015年時点の許可病床数(1万1,716床)と比べると、現状では全体で2千床強多く、高度急性期・急性期が過剰で回復期が不足しています。 (2018年医療施設(動態)調査、2018年医師・歯科医師・薬剤師統計、第7次山形県保健医療計画、山形県医師確保計画、山形県地域医療構想)
年収相場
山形県の医師の年収相場は、約1900万円です。
※エムスリーキャリアエージェントを利用して入職した医師の平均年収
山形県の医療機関が医師を募集する理由

山形県の医療機関が医師を募集する理由として最も多いのは、患者数が多いことによる現員医師の負担軽減で、26.4%です。2番目は外部機関からの派遣などから自己確保への変更(15.8%)、3番目は救急医療への対応(15.2%)で、2つとも全国平均より高い割合となっています。正規雇用が望ましい(14.9%)、退職医師の補充(同)が続きます。 (厚生労働省:2010年 病院等における必要医師数実態調査)