設立より 70 年――
地域の枠を 超えて、
へき地医療・地域医療を
支えて います
志摩地域唯一の総合病院である当院は、
孤軍奮闘するのではなく、
経営母体である地域医療振興協会や地域の医療機関と連携し、
地域の枠を超えて、志摩医療圏を支えています。
医療資源の限られた地域において、
継続的かつ安定的に医療を提供する体制を築いている当院で、
本格的なへき地医療・地域医療を実践していきませんか?
Our Strength
へき地医療・地域医療を支える仕組み
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安定の医師体制
へき地医療の課題とも言える医師不足の問題を、当院では地域医療振興協会からの医師派遣を受けることで解消しています。また、研修医を継続的に受け入れ、屋根瓦式に医師の層を厚くし、将来志摩地域を支えていく医師を育成しています。
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充実した受入体制
志摩地域の最後の砦といえる当院では、幅広い症例・年齢層の患者様を受け入れるために、一般病床をはじめ、精神病床、透析病床、地域包括ケア病床などを備えています。さらに、設備ではMRIやCT、アンギオグラフィーなどの検査機器に加え、ヘリポートとDMATチームも有しています。
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包括的な連携体制
医療連携室が外部の高次医療機関や診療所、訪問看護ステーション、老健施設などとの接触を積極的に図り、包括的に地域を支えていく体制を構築。当院はその中心を担うハブ病院として、患者様の治療から在宅復帰までの流れを作っています。
Our Plan and Vision
安定的に医療を提供するために
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科目・年齢を超えたチームワーク
地域医療振興協会と連携し、医師派遣を受けている当院には、出身大学や年齢などに偏りがなく、様々なバックボーンを持つ医師が集まっています。広く複雑な地形を持つ志摩地域を守るためには、医師同士の協力関係が不可欠。そのため、医師同士はもとより職員同士の交流も盛んで、合同カンファレンスを開くことも珍しくありません。科ごとの垣根が全くなく、自身の専門領域外の疾患に関して、気軽にコンサルトを受けることができます。
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医師の負担削減に取り組んでいます
持続的に地域医療を守るためには、医師が疲弊しないように、負担軽減に力をいれる必要があります。そこで当院では、医療クラークによる紹介状の作成や非常勤医による業務のカバー体制を整えています。土日の完全週休二日制を採用しながらも、休日のオンコールは当直医が対応しているため、休みの日に主治医が呼ばれることはほとんどありません。当直医への引継ぎもスムーズに行えており、残業もほぼゼロ。長期的な勤務が望める環境を作ることで、医師体制を維持しています。
Environment
様々な医師の想いに応えるフィールド
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へき地医療・地域医療を学びたい医師
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志摩地域の環境を活かした
学習環境当院の経営母体である地域医療振興協会では、へき地・離島での医療支援をミッションに掲げているため、定期的に医療過疎地への医師派遣を行っています。そのため、本格的なへき地・離島での医療を学ぶ場を提供することが可能です。志摩地域は1時間~1時間半程の距離に離島が多く、移動の負担が少ないのも特徴。日々の診療とのバランスを取りながら、へき地・地域医療を学ぶことができるのは当院ならではです。
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学びの機会を豊富に提供
地域医療振興協会では、全職員を対象にした人材育成にも励んでいます。当院に在籍する医師は、米国のトーマスジェファーソン大学、ハワイ大学、オレゴン健康科学大学への海外研修に参加できるだけでなく、1万件以上の臨床レビューを閲覧できるシステム「UpToDate」や、連携する自治医科大学で導入されているEラーニングシステムを利用することも可能。地域・医療機関の枠を超えて、学びの機会を提供しています。
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手技を磨きたい医師
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地域唯一だからこそ、
豊富な症例を経験できる当院では多様な症例を経験し、ジェネラリストを目指すことができます。内科は専門分化しておらず、消化器疾患・循環器疾患など様々な疾患に対応。整形外科では、一般的な外傷の他にスポーツ整形や人工関節、手外科・足外科の治療も行っており、若手医師でも手を挙げれば執刀を任せています。担当症例数や疾患については、各医師のスキルやニーズに応じて、指導医が適切に割り振りを行っていますので、効率的かつスピーディーに成長することが可能です。
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経験を活かしたいベテラン医師
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指導経験を
県内外の医師育成に活かせる当院では地域唯一の総合病院という環境を活かし、研修医の育成に力を入れています。初期研修プログラムの他に、総合内科、外科、整形外科などの後期研修プログラムを有しているため、幅広い科目において指導医の存在が求められています。また、当院だけでなく地域医療振興協会やMMC(三重卒後臨床研修センター)に所属する県内外の研修医も当院へローテートしてきているため、後進の指導で得られるやりがいは非常に大きいです。
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子育てと両立したい女性医師
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行政にも認められた働きやすさ
出産・子育てなどで現場から離れてしまっても、医師が復帰できるように、当院では妊娠時・子育て時の当直免除や時短勤務への対応、保育施設の整備を通して、女性医師を応援しています。特に、女性医師の復帰に重要な保育施設は、病院から近い距離にあるだけでなく、土日の預かりや病児保育にも対応。女性職員が働きやすいと実感してもらえる環境づくりに力を入れた結果、三重県知事より「女性が働きやすい医療機関」として認定されました。
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Area Information
エリア情報
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移住者への支援策も多数
志摩市では2017年より、若者や子育て世帯の移住者に対して、家賃の半分を補助する支援制度を実施しています。移住までのハードルを下げる施策の実施に加え、志摩市には温暖で穏やかな気候と、恵まれた大自然があることから、近年では関東地方・東海地方など、都市部からの移住者も増えています。
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診療所のハブ病院として
当院が含まれる南志摩医療圏の人口10万人あたりの医師数は全国平均に比べて少なく、病院数もやや少ないのが現状です。しかし、内科系・外科系の診療所数は全国平均を上回り、在宅療養支援診療所はほぼ同数となっているため、各地域に点在する診療所が地域医療を支えています。そうした現状から、当院には診療所と患者を繋ぐハブ病院となることが求められています。
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三重県内だけでも進学校は多数
伊勢市内には、偏差値71・医学部進学者数11名を誇る伊勢高校があります。通学範囲を伊勢市内に絞らず、津市まで広げれば、津高校があります。三重県内だけでも、候補となる進学校は多数ありますので、充実した教育環境のもと、安心してお子様の将来を考えることができます。
Access Information
アクセス情報
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住所
〒517-0501 三重県志摩市阿児町鵜方1257
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アクセス
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■電車でお越しの場合
近畿日本鉄道志摩線「志摩横山駅」より徒歩3分
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■車でお越しの場合
第二伊勢道路 白木IC より24分
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\病院見学も大歓迎!/
交通費支給、前泊可能です
連絡・お問い合わせ先
〒517-0501 三重県志摩市阿児町鵜方1257
公益社団法人 地域医療振興協会
三重県立志摩病院
採用担当:事務部 中井 富美子
TEL. 0599-43-0501(代表)
FAX. 0599-43-2507