病院クチコミナビ

当法人は回復期医療と透析医療を柱とした2つの病院「しげい病院（倉敷市幸町:256床、同時透析:124床）」「重井医学研究所附属病院（岡山市南区:198床、同時透析:128床）を中心として地域に根差した医療を行って参りました。二病院とも、専門性も有したケアミックスタイプの中規模病院です。両病院に共通する専門性は腎疾患・透析医療で、専門医等資格保有者も多く、大きな特徴です。その他に、しげい病院は、回復期リハビリテーション病棟2棟計96床を中心としたリハビリテーション医療。附属病院は、岡山大学消化器内科との関係が深く、伝統的に消化器疾患を専門としております。そして療育・発達障害を特徴とした小児科診療があげられます。さらに、2022年12月に相談があった「幸町記念病院（岡山市北区:35床、同時透析:80床）」をクループ法人化。また、2024年10月に「しげい腎クリニック早島」を開業するなど、ここ数年でスケールを大きくしております。古くより同一の文化経済圏である県北部・高梁川流域への貢献を考え、新見市内の透析クリニックや、高梁市内の自治体病院、赤磐市内の診療所でのへき地診療等の活動をしたことで、2024年4月には、「社会医療法人」に認可されました。

しげい病院は、医療業界のダイバーシティ・みんなでつくる働きたい病院評価・女性医師のキャリア支援向上を目指す「特定非営利活動法人ejnet」による評価・認証事業より「働きやすい病院」として全国で8番目に（岡山県で初めて）認定されました。
子育てと両立しながら医師を続けることができるよう、短時間勤務制度や有給休暇の柔軟な付与など様々な制度があります。また、しげい病院・重井医学研究所附属病院ともに、日本腎臓学会認定施設になっており、専門医の取得も可能です。
自前の厚生労働大臣認定 健康増進施設（指定運動療法施設）を有し、カルチャー教室やフィットネス教室、児童の英語教室の優待利用ができるなど、全職員向けの福利厚生が充実しています。中でも永年勤続旅行（勤続10年でハワイ旅行、勤続20年でヨーロッパ旅行）は大人気です。

法人名である「創和会」は、創業者である重井博が、多種多様な職種の職員から構成されている医療という職域において何よりも大切なのは「人の和を創る」こととの思いから名付けたものです。看護師を始めとする他職種を尊重し、チーム医療の中心的役割を担っていただける医師を求めています。また、へき地医療、特にご自身の郷里での診療に興味のある先生は大歓迎です。岡山県内のへき地医療拠点病院へ月に2～4回程度のご自身の専門を生かした非常勤派遣の型を基本としています。そして、前記の専門性を有する、また深化させたい先生を求めているのはもちろんですが、透析医療にしてもリハビリテーションにしても多数疾患、多数障害を合併する高齢者が中心にて、病院総合医としての診療も重要です。前記以外の診療科の医師、もしくは総合診療が専門の医師を求めます。また、在宅医療・訪問診療に関心のある医師の存在は地域包括ケアを担う病院において今後不可欠であり、当法人も発展させたいと考えています。

1978年に設立した重井医学研究所は、腎臓病の病態解明を目指した基礎研究を行っています。「モノクローナル抗体、そしてrGONAD法の重井医学研究所」を自負しています。重井医学研究所附属病院の小児科では、小児療育センターを開設。療育で悩まれる方々において岡山県内では広く知られる存在です。重井薬用植物園や倉敷昆虫館は、創和会が昭和の時代から続けている自然環境保全を行うエコロジー施設。虫好きの先生、植物好きの先生、いらっしゃいましたら、是非お声がけ下さい。大歓迎です。