









東京都立病院機構とは
東京都立病院機構は、東京都が設置する形で令和4年7月にスタートした地方独立行政法人です。
様々な特色を持つ14の都立病院が一つのメディカルグループになることで、互いの機能を生かしつつ、スケールメリットも最大限に引き出し、誰もが質の高い医療を受け、安心して暮らせる東京の実現を目指して誕生しました。
「大都市東京を医療で支える」という理念のもと、「行政的医療の安定的な提供」「災害や公衆衛生上の緊急事態への対応」「地域医療の充実への貢献」を三本の柱とし、すべての都民のための病院として、たゆまぬ自己改革を行い、質の高い医療サービスを提供し、都民の生命と健康を支えるべく、ご尽力いただける医師を随時募集しております。
東京都立病院機構が掲げる
三つの柱
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01 -都民の皆様に行政的医療を安定的に
提供します都立病院の大きな役割の一つが行政的医療の安定的な提供です。
感染症医療などの法令に基づき対応が求められる医療、島しょ医療などの一般医療機関での対応が困難な医療、小児がんなど新たな課題に対して先導的に取り組む必要がある医療などの行政的医療を適正に都民の皆様に提供していきます。 -
02 -災害や公衆衛生上の緊急事態へ
率先して対応します災害や新型コロナウイルス感染症の流行など、公衆衛生上の緊急事態への対応もまた重要な役割の一つです。緊急事態に対し、都立病院の医療資源を最大限活用しながら機動的に対応するとともに、都の方針の下、都や地域の医療機関等と連携しながら率先して対応していきます。
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03 -地域医療機関等と連携して
地域医療の充実に一層貢献します都立病院は、地域医療の充実への貢献の役割も担っています。各病院が有する医療機能を最大限生かし、地域医療機関等と連携しながら、地域で必要とされる医療の提供だけでなく、専門人材を活用して、地域包括ケアシステムの構築に一層貢献していきます。


東京都立病院機構で医師として働くメリット
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01仕事とプライベートを両立できる
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村野先生
豊島病院は、子育て中でもオンオフの切り替えがしやすい環境です。当直は月4回程度ありますが、さまざまな経験を積みながら、自分の興味のある学びに費やす時間をしっかり確保できる点が、医師たちのやりがいにつながっています。
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大橋先生
墨東病院は地域の三次救急医療施設で、私自身も救急医療に携わっています。常に多忙な日々ですが、それでも育児休業を2週間取得できました。医師の妻と一緒に試行錯誤しながら、子育てについて話す時間はとても貴重でした。当院では、男性医師も育児休業を取得することが、普通になりつつあります。
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廣部先生
育児や介護は医師にとっても重要な問題です。ライフスタイルの変化が生じた際、仕事をしながら転職先を探すのは、大変な労力を要します。その点、機構内の異動であれば、生涯給与や退職金を減らさず、東京都で安定して長く働くことができます。
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02専門性を極めることも、広く対応できる医師を目指すこともできる
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廣部先生
当機構には、『東京医師アカデミー』という臨床研修システムがあります。総合診療能力を備えた質の高い専門医の育成を目標に創設されました。14病院で7000床を超えるスケールメリットによって、豊富な症例を幅広く、より深く経験できます。そこでの優秀な指導医や仲間との出会いが、未来のキャリアパスにつながるチャンスも。私自身も研修先で小児外科に出会い、進むべき道が定まりました。機構内の医療連携、研修および勉強会がスムーズに実施できるのは、大きすぎないこの規模だからこその強みです。
東京医師アカデミーについて -
江村先生
私は多くの症例を幅広く経験できる環境に魅力を感じて、機構の系列病院を選びました。特定分野の専門性を極めたい場合は、各指導医から直接指導が受けられます。機構の横のつながりを活かし、機構内の医療機関で特定分野の研鑽を積んだ後、再び元の職場に戻ることも可能です。どちらを目指すにしても、とても恵まれた環境だと思います。
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03自由度が高く、風通しの良い風土
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江村先生
医局内は自由度が高く、新しい取り組みを受け入れやすい雰囲気です。迷った時は、一人で悩むのではなく、患者さんにとって最善の治療をチームで相談しながら対応します。上の先生方は、ここで働くすべての人が幸せになるにはどうしたらいいかを常に考えてくださいます。
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大橋先生
東京都内で、育休も含めて墨東病院ほど働き方の自由度が高い病院はそうはありません。枠に縛られることはなく、やりたいと思ったことは何でも、自由にできる風土があります。ただし、自由の裏返しとして、やりたいことを自分で探して動くマインドは必要です。
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村野先生
医師の出身大学はバラバラで、学閥もありません。他科の医師との連携もスムーズですし、看護師や検査技師など職種間の壁がなく、コミュニケーションが非常に取りやすいです。こうした風通しの良さも、長く続けられる理由の一つです。
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04症例が多く集まり、実力をつけることができる
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大橋先生
とにかく症例数が多いので、実力をつけたい医師こそ、働いてみる価値があります。さまざまな合併症を抱えた高齢者の治療では、心臓だけを治しても意味がありません。健康に長生きするための全身的なサポートなど、心臓以外の知識や手段が必要です。私にとってそれは難しくもあり、医師としてさらに成長できるチャンスだと感じています。
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江村先生
当院には複数の合併症をお持ちの方をはじめ、ハイリスク妊娠や精神疾患を抱えた方など、他では受けてもらえない患者さんが多く集まってきます。多くの症例を幅広く経験できる環境は、麻酔科医にとって大きな利点です。
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村野先生
症例数が多く、小児科医として必ず経験しておきたい疾患はほぼすべて診ることができます。専門力と総合力を備えたエキスパート、いわゆる“T型人材”が揃っており、小児科医として実力をつけたい医師にこそ、トライしてもらいたいですね。
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東京都立病院機構 紹介動画
私たち東京都立病院機構は「大都市東京を医療で支える」の理念のもと、全ての都民のための病院として、
東京都や地域の医療機関と連携しながら、都民の生命と健康を支えていきます。