整形外科の医師転職事情
整形外科の転職についてよくある質問
気になっている求人があります。その施設の手術件数はわかりますか。
はい。医師転職支援サービスをご利用の場合、コンサルタントにお問い合わせいただければ、手術件数を回答させていただきます。また、その施設が強みとする領域などもお伝えいたします。まずはお気軽にご相談ください。
気になっている求人があります。その施設の整形外科医の専門医領域や人数などの体制はわかりますか。
求人票になかなか記載されていない情報ですが、気になる先生は多いかと存じます。手術件数と同様に、医師転職支援サービスをご利用の場合は、お問い合わせいただければ、コンサルタントが先生に代わり施設に確認いたします。
手術をしなくても整形外科医として勤務できる求人はありますか。
手術なしで外来診療・病棟管理に従事いただく病院や外来中心のクリニック、病棟管理中心のリハビリテーション病院など、“手術なし”の求人も幅広くご紹介しております。コンサルタントに、今後のキャリアプランや理想の働き方なども含めて伝えていただけますと、よりご希望に添った求人を紹介しやすくなるかと存じます。
整形外科の求人のポイント
整形外科の患者は幅広い年齢が対象ですが、高齢化によってさらに患者数は増加し、ニーズが高まり続けています。整形外科の専門領域は多岐にわたり、求人を出す施設も、総合病院、専門病院、クリニックと幅広く、手術の有無など条件はさまざまです。m3.com creerサイトに掲載されている求人では、外科の中でも掲載数が多い診療科です。 専門医取得を目指せるような大きな病院であれば、多忙な勤務が予想されますが、QOLを求める医師にも求人の選択肢は多く、救急の受け入れが少ない施設や、リハビリテーションに力を入れている施設の求人、病院やクリニックで外来のみを担当する求人などが人気です。 整形外科は、特に“手術あり”の場合は高めの年収が期待できる診療科です。相場より高い水準の年収を提示する求人は、なぜその年収が提示できるのかという点をしっかり確認することが重要になります。応募時や選考を通して、手術件数、医師体制、勤務日数、時間外対応、麻酔科・循環器内科・脳神経外科の体制などを確認し、入職後のミスマッチが起こらないようにしましょう。 転職支援サービスをご利用の場合は、コンサルタントが医師と施設との間に入り、条件確認はもちろん、年収や働き方の交渉もさせていただきますので、ぜひご相談ください。
整形外科の転職動向・年収事情
厚生労働省の「病院等における必要医師数実態調査」(2010年)によると、整形外科の現員医師の数は1万2373.8人で、トップの内科に次ぐ多さです。必要医師数も内科に続く2番目に多い1,963.2人で、必要医師数を踏まえた倍率は1.16倍です。 2015年度~2019年度にエムスリーキャリアからの紹介で入職が決まった整形外科・常勤医師の場合、年収平均は約1,800万円前後で、他診療科と比べると高い水準となっています。 整形外科医の場合、30代後半~40代になると「医局を退局して次のステージで活躍したい」と転職を考える医師が増えてきます。さらに40代後半や50代になると、体力的な負担から第一線から退くことを検討する医師が増え、医師転職支援サービスのコンサルタントにも、業務負荷の軽減やOLの向上を実現したいといったご相談が寄せられます。 整形外科医のニーズは地域を問わず高いです。ジェネラリストの場合は、求人数は非常に多く、年収も他の診療科と比べると、やや高い傾向にあります。一方で、スペシャリストは、求人数は限られるものの、整形外科の医師の中でも高めの年収が提示されることが多いです。特に、脊椎領域・人工関節領域などは一般整形外科より診療報酬が高いため、高額年収が期待できます。