島根県の医師転職事情
島根県の転職についてよくある質問
これまでは都市部で働いていましたが、地元に帰ることを考えています。Uターン転職の需要はありますか。
都市部から離れた地域の病院は、医師が確保できず困っていることも珍しくありません。特に地元にゆかりのある先生は、医療機関から「長く働いていただきたい」と歓迎されやすい傾向があります。現在は求人が出ていなくても、実はニーズがあるという場合もございます。情報収集の段階でも、ぜひコンサルタントにご相談ください。
ある程度の専門性を維持しながら転職したい。大学医局の関連病院以外で、応募できる求人はありますか。
お住いの地域だけでなく、近隣県までエリアを広げていただくと、ご希望条件に近い求人が見つけやすくなるかと存じます。ご希望に一致する求人が見つからない場合は、最初は条件を広めに設定して、優先順位を整理しながらご検討されることをお勧めいたします。コンサルタントにもぜひご相談ください。
「医師転職支援サービス」とは、どのようなサービスですか。
医師のキャリアに精通するコンサルタントが、ご希望条件に合った求人をご紹介するサービスです。求人への応募、面接の日程調整などもコンサルタントが代行します。医師は無料でご利用いただけますので、ご安心ください。
島根県の転職環境
医療機関と医療行政の特徴
島根県は県土が東西に細長く、約8割を林野が占めています。奥深い山地や離島も点在するため、へき地医療の充実が求められています。 医療機関全体の数としては、全国で2番目に少ない49病院(一般41病院、精神科8病院)です。クリニックの数は723クリニック(うち有床は42クリニック)となっています。人口10万人あたりの施設数をみると、病院は全国24位(7.2施設)、クリニックは全国20位(89.6施設)です。 2016年の医師数は1,975人です。人口10万人当たりの医師数は286.2人で全国14位。医師の年齢は、65歳以上の割合が全体の19%で、高齢化が顕著と言えます。 二次保健医療圏は、松江、雲南、出雲、大田、浜田、益田、隠岐の7つのエリアに設定されています。2025年の推計必要病床数は6,569床、病床機能別割合は高度急性期612床、急性期2,168床、回復期2,002床、慢性期1,787床です。 医育機関は島根大学医学部があります。 (2018年医療施設(動態)調査、島根県保健医療計画、島根県医師確保計画)
年収相場
島根県の医師の年収相場は、約1500万円です。
※エムスリーキャリアエージェントを利用して入職した医師の平均年収
島根県の医療機関が医師を募集する理由
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島根県の医療機関が医師を募集する理由で最も多いのは、退職医師の補充で、全国平均を10ポイント近く上回る27.4%です。次は、患者数が多いことによる現員医師の負担軽減で22.8%。3番目は、日直・宿直が多いことによる現員医師の負担軽減で、こちらも全国平均より高い19.5%となっています。 (厚生労働省:2010年 病院等における必要医師数実態調査)