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兵庫県 公衆衛生医師 採用サイト

公衆衛生医師とは

県公衆衛生医師は、市町や関係団体と連携し地域における課題に取り組んでいます。
携わる業務は、感染症、生活習慣病やがんの予防、母子保健、精神保健、難病、食品や環境などの生活衛生、
医療・薬事といった事業や、地域包括ケア、健康危機管理など、多岐にわたり地域の人々の保健を支えています。

公衆衛生医師の連携図

臨床との違い『公衆衛生医師だからできること』

  • 「1対個人」と『1対集団』

    臨床医は個々の患者さんやそのご家族など、特定の方とのやり取りを通じて医療を遂行します。
    一方、公衆衛生医師は兵庫県の場合、約540万人に及ぶ県民の健康に関わる幅広い業務にあたります。例えばコロナへの対応では、この地域でどのように感染が広がっているかを分析、どのように発信をしたら改善されるのかなど、県全体・社会全体を考えて行動しますので、特定の誰かとのやり取りではありません。
    臨床医は1対1の個人、公衆衛生医師は1対集団の社会、これが大きく違います。

  • 多組織連携

    公衆衛生医師は様々な立場の人と協力して1つのことを成し遂げます。その結果、県民の生活を支え、実際に助かったよという声をいただくこともあります。
    例1)難病や重症心身症等を抱えた方から、行政と医療の連携により患者を繋いだことで直接感謝をいただいた。
    例2)子育てに不安を持つ方々に対して地域で指導を行った結果、安心して生活できるようになったという声をいただいた。

    【所長職ポジションの例】
    担当課と関係団体・病院など外部との総合調整を行うこと。地域の医師会や医療機関、市町の方々、関係職員の協力を得ながら地域の方々を幅広く繋げて、全員の力を盛り立てていくことが求められます。

  • ワークライフバランス

    公衆衛生医師と臨床医師では働く時間が違います。臨床医は不眠不休で働く事が良しとされている文化のイメージがどうしても強いですが、公衆衛生医師の働く環境はワークライフバランスが非常に良く取れています。緊急の案件が起こるときは別ですが、基本的には定時退勤です。役職ポジションにいる方ほど、他職員の手本になるようにと早く帰宅するよう促されることもあります。業務時間内はきっちり生産性の高い業務を行う、業務時間外は仕事を離れて自分の時間も大切にする、そういった環境が根付いているからこそ仕事もプライベートも両立可能なのです。その人の生き方や人生もしっかりと充実できます。組織として働くので1人で抱え込む必要はありません。もちろん、子育て中や介護中の人でも公私の両立がしやすい安心の環境です。困ったときは職員や近隣の所長、県庁の方にご相談ください。身近なところに助けてくれる人が必ずいますので構える必要はありません。どんな世代の方にも公衆衛生医師の働き方は良好なフィールドです。

公衆衛生医師として働くひと

  • 保健医療部 山下輝夫 部長

    保健医療部
    山下輝夫 部長

    日本の縮図と言われる兵庫県だからこそ、好みや関心に応じて選べるフィールドはたくさんあります。各地域の特性に応じて数多くの現場や事例に向き合ったり、臨床医時代に培ってきた、それぞれの経験を生かしたりすることもできます。

  • 龍野・赤穂健康福祉事務所 圓尾文子 所長

    龍野・赤穂健康福祉事務所
    圓尾文子 所長

    兵庫ビジョン2050 では、誰もが希望を持って生きられる、一人ひとりの可能性が広がる『躍動する兵庫』を目標に掲げています。異なる考えや異なる業種の人に尊敬の念をもって接することができる方なら、新しいことに自分らしく挑戦できる魅力ある職場だと思います。みんなで幸せを作り上げたい、そのために何をすべきか考えたい医師は、ぜひ仲間に加わっていただきたいですね。

  • 洲本健康福祉事務所 鷲見宏 所長

    洲本健康福祉事務所
    鷲見宏 所長

    前職の専門分野は問われないばかりか、未経験者でも問題ありません。入職後のフォローアップ体制もしっかりしていて、外部の研修に派遣される機会もあります。希望によっては社会医学系専門医が取得できるプログラムも用意されています。

  • 豊岡健康福祉事務所 守本陽一 医師

    豊岡健康福祉事務所
    守本陽一 医師

    私は総合診療医時代に図書館型地域共生拠点「だいかい文庫」を開業し、ソーシャルワーカーを配置して、本を軸としたコミュニティ形成と来訪者や医療福祉機関から紹介された方を地域コミュニティにつなげる活動を行ってきました。 現在も、社会的処方に関する本の執筆を担当するなど、公衆衛生医師の枠を超えた活動も認めていただいています。

ある1日の所長のスケジュール

AM

8:30

・職場着

・業務に関わりそうな新聞記事を読む

・様々な決裁の確認と、急ぎの事項を早めに処理する

・関連組織のスケジュール確認やメール確認

8:45~9:00

・他の職員も出勤

9:30~

・会議2つに参加(1つはプレゼン実施)

・県民局と危機管理についての打合せ

・決裁の続き、メール処理

PM

13:00~

・感染症に関する会議に出席
└参加者(医師会、地域病院医師)とコロナ状況について関連の意見交換

・自席に戻り、翌週の重要行事の準備

・他の健康福祉事務所と電話で意見交換

・打合せ

17:40

・退勤
(自宅⇔勤務先の移動中もネット記事や厚労省コロナ関係の通知など確認)

※勤務場所や役職によってスケジュールは異なります

連絡先・お問い合わせ先

兵庫県保健医療部総務課

〒650-8567
兵庫県神戸市中央区下山手通5丁目10番1号