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クルーズ船に臨床研修病院が集結!?滋賀の魅力に迫る

 3月8日(日)・9(月)、「滋賀県ではどのような医療が実践され、どのような臨床研修病院が存在し、現役研修医は何故、研修のフィールドを滋賀県にしたのか―」をテーマに、「湖上と現場で考える『滋賀県地域医療フォーラム2015』」(主催=滋賀県病院協会)が開催されました。

 会場が豪華客船、4~5病院をまとめて見学できるバスツアーなど、斬新な企画で想定をはるかに上回る応募者が殺到し、開催2週間前に申し込み受付を打ち切るという異例の盛り上がりを見せた同イベントの様子を、2回にわたってお届けします。

琵琶湖最大の豪華客船ビアンカ
琵琶湖最大の豪華客船ビアンカ

プライマリケアを学びながらプライベートも充実できる

 滋賀県の人口は140万人。年齢分布が日本全体の平均と近いため、Common Diseaseを偏りなく学べる環境として知られています。大阪府・京都府へのアクセスも良く、2014年の県政調査では県民の約8割が「これからも住み続けたい」と回答。そんなプライマリケアを学びながらプライベートも充実できる環境は、研修医からも支持されています。

 フォーラム1日目は、琵琶湖最大の豪華客船「ビアンカ」に、関西を中心に全国から医学生が約90人、そして県内全13研修病院が集結し、フロアが満員となりました。

琵琶湖最大の豪華客船ビアンカ

「医学生から医師になる節目」の自覚を

 オープニングセミナーに登壇したのは、松井善典先生(浅井診療所所長)。松井先生は、「今回のようなフォーラムへの参加は、医学生から医師になる一つの節目になる」「これから指導医や他職種、たくさんの患者さんと出会って、プロとしての成長が始まる。今日感じたこと、考えたことが今後、プロの医師となる過程でエネルギーになるはず」とメッセージを送りました。

松井善典先生
滋賀医科大学出身の松井善典先生。自身が滋賀県で働く理由を「出身地という自分のルーツに貢献することがやりがいにつながると思ったから」と話し、「医学生の皆さんにも、自身にとっての北極星になるような場所を見つけて欲しい」と語りました。

滋賀の魅力、網羅的にじっくり解説

 フォーラムはこのほか、研修病院によるプレゼンテーションやブース式合同説明会、立食形式で現役研修医と話ができる懇親会などで構成されました。

 合同説明会や懇親会では、現役研修医が研修プログラムの詳細や感想、研修病院を探す上でのコツなどを指南していました。

 滋賀県の全13研修病院を1日で網羅できる貴重な機会ということもあって、医学生からは、「滋賀県の病院の全体像が理解できた」などの声があがりました。今まで見落としていた研修病院のブースで話が盛り上がり、視野が広がったという人も多かったようです。

全13研修病院が一堂に会した合同説明会
全13研修病院が一堂に会した合同説明会。「少人数だったので待ち時間が短く、じっくり話を聞くことができた」との声も。

マッチング活動を前に、思いを新たに

 “琵琶湖上で開催”という、斬新な形式で行われたフォーラム1日目。医学生からのアンケートでは「ぼんやりと将来のことは以前から考えていたが、見つめ直す良い機会をもらえた」「はじめて参加するイベントとしては敷居がちょうど良かった」などの声が寄せられました。マッチング活動のスタートラインとして、このフォーラムを位置付けている人も多かったようです。

 本フォーラム2日目は、実際に医学生たちが滋賀県内の研修病院をツアーしました。その様子は、「記者が同行!滋賀県内の研修病院ツアー」でご覧ください。

懇親会
参加者全員での記念撮影
参加者全員での記念撮影。船上という非日常感もあって、医学生同士の交流も活発でした。