悪性腫瘍の検査から治療まで担い、いつ急変するか分からない重篤な患者の全身管理を行いつつ、日々アップデートされる治療法を研究、キャッチアップし続ける―。こうした血液内科医の働き方に、過酷なイメージを抱く人は多いようです。そんな中、「診療業務は17時まで」と掲げ、医師が“頑張りすぎない”システムを目指しながらも、最先端の治療を提供しているのが、兵庫医科大学病院血液内科です。
血液腫瘍のほか、血液止血疾患(血友病など)や感染症(HIVなど)をはじめ、幅広い患者に対応している同科。中でも、血液腫瘍治療における造血管細胞移植の件数・実績は、国内でもトップクラスで、全国から患者がやってきます。…続きを読む