心臓血管外科の募集要項
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診療科の特徴
成人の心臓手術は冠動脈バイパス術などの虚血性心疾患、弁形成手術などの弁膜疾患、大動脈解離や真性大動脈瘤の手術、心房細動などの不整脈手術、慢性心不全の外科的治療や手術などを行っています。通常の開胸手術に加えて低侵襲心臓血管外科手術(MICS)、人工心肺を用いない冠動脈バイパス術(OPCAB)、腹部大動脈瘤(EVAR)、胸部大動脈瘤(TEVAR)などの低侵襲手術も積極的に行っています。
弁膜症手術では、ご自身の弁を温存する手術を行うようにしており、僧帽弁閉鎖不全に対する僧帽弁形成術、自己弁温存大動脈基部置換手術等において高い成功率を誇っています。低侵襲心臓血管外科手術については、僧帽弁の大動脈弁の弁膜症(閉鎖不全症・狭窄症)、大動脈瘤、心房中隔欠損症、心臓腫瘍、慢性心房細動等で可能となっています。胸部や腹部の大動脈瘤では、カテーテルによるステントグラフト内挿術、開胸によるステントグラフト内挿術(OSG)を行うことで出血量を少なくして、入院期間やリハビリテーション期間の短縮に努めています。
先天性の心臓手術では動脈管開存症、心室中隔欠損症、ファロー四徴症、房室中隔欠損症などに対する手術を行っています。
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実際の働き方
月 火 水 木 金 土 日 AM 病棟・手術 外来 手術 外勤 病棟・手術 外来 休み PM 手術 手術 手術 休み 休み 基本的には手術が中心の診療です。週に3回の手術日と週に1回の外来です。
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診療体制
常勤 6名 常勤出身大学 弘前大学、金沢医科大学、信州大学 常勤年齢 20代1名、30代2名、40代1名、50代3名、60代以上1名 -
主な疾患
心臓血管外科手術 332件/年
・弁膜症 36件/年
・冠動脈バイパス 28件/年
・胸部大動脈 28件/年
・腹部大動脈 39件/年
・小児先天性 53件/年
・その他 148件/年
(ステントグラフト 54件/年)
など -
勤務概要
外来診療 1~2コマ/週 受診者数 7~8名程度/コマ 病棟管理数 10~20人 手術コマ数 5コマ/週 手術件数 20~30件/月 想定年収 1,000~1,400万円 勤務日数 5日/週 勤務時間 平日8:00~18:00
土曜8:45〜12:45研究日 可能 休日 土曜隔週、日祝日 休暇 休暇 オンコール あり 当直 なし 当直体制 当直はなくオンコールのみです ※掲載情報は、2022年7月1日現在の内容です