放射線科って面白い!トップドクターが語る画像診断と自己実現の極意とは?―高原太郎先生が講演

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放射線科って面白い!トップドクターが語る画像診断と自己実現の極意とは?

―高原太郎先生が講演

技術革新とともに変容する放射線科医のキャリア。その魅力を学ぼうと、12月7日、東京都内で開かれたセミナー「放射線科トップドクターが教える画像診断と自己実現の極意」(主催=研修医・医学生ネット)に研修医や医学生が集まりました。講師は、東海大学工学部医用生体工学科教授の高原太郎先生。

セミナー前半では、高原先生が「放射線科って面白い」をテーマに講演。放射線科の専門性は主に「画像診断」「IVR(Interventional Radiology)」「放射線治療」の3つに分類されることをお話になった上で、自身の専門でもある画像診断医の魅力として、以下の3点を挙げられました。

▽自分の時間を確保しやすいこと▽病院にいなくてもできる仕事があること▽家庭生活を充実させながらも最先端の医療に携われること。そのほか、最新の画像診断装置を扱うことの面白さを語りました。

セミナー後半では、実際のMRI画像をもとに画像診断のレクチャーを実施。参加者からは、「MRI画像を理解できたので、これからのconferenceが有意義になると思う」「自らの大学で聴くのとは違ったワクワク感がある」などの感想が寄せられました。

臨床や研究はもちろん趣味の時間も大切に ―自己実現のためのタイムスケジューリングとは?

「放射線科医としての臨床や研究はもちろん、趣味の時間も大切にして、今までさまざまなことにチャレンジしてきた」と高原先生。セミナーの最後に「自己実現のための時間管理法」と題して、デジタル全盛の今、敢えてアナログ手帳を用いたタイムスケジュール法と、夢が叶う絶大な効果についても解説しました。

日進月歩で医療技術がアップデートされる中で、いかに効率的に自己成長を図るかは医師にとって重要なテーマ。勉強や仕事、趣味を含め、どのように優先順位を付け、スケジュールに落とし込むかといった実践的な内容に、「さっそく明日から試してみたい」という参加者も多かったようです。