検疫所では日本に入国(帰国)するすべての人に対して検疫を行います。
発熱や咳といった症状がある人、体調や健康に不安のある人の症状や滞在歴等を調査し、感染症に感染している疑いがある場合は、検査を実施し、医療機関を紹介します。
海外渡航者の健康状態や渡航先、渡航期間、渡航先での活動内容などに、渡航医学全般の知識を活用して健康相談を行います。
黄熱の予防接種に係る予診や接種の他、副反応が出た場合の対応方法、渡航先で推奨される予防接種などの相談にも対応します。
国際的な感染症危機に迅速に対応するために、検疫所では様々な訓練を実施して有事に備えており、各種訓練の企画立案等も大切な役割の一つです。
また、空港で開催される様々な会議に健康危機や衛生管理に関する情報を提供し、病原体の侵入だけでなく、空港職員や環境に関する保健衛生レベルの向上に貢献しています。
| 応募資格 | 1. 日本国籍を有する者 2. 日本国の医師免許を取得している者 3. 卒後臨床研修修了程度の臨床経験を有する者、これに加え、検疫所業務及び感染症に理解のある者 |
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| 選考方法 | 1. 一次選考:レポート審査、書類審査 2. 二次選考:人物試験(面接) 面接日時:随時 面接会場:最寄りの検疫所または厚生労働省 |
| 勤務条件 | 1週間あたり38時間45分、週休二日制 (海港検疫所では、原則として土・日曜日及び祝日が休み/空港検疫所では、主にシフト制勤務) |
| 給与 | 「一般職の職員の給与に関する法律」に基づき医療職俸給表(一)を適用し、経験等を考慮の上、決定 その他、同法の規定による諸手当(初任給調整手当、通勤手当等)の支給 |
| 住宅 | あり(希望により公務員宿舎を貸与) |