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本当に徳洲会系列?羽生総合病院に入職した医師が驚いたこととは

取材日:2017年4月20日(エムスリーキャリア編集部)

羽生総合

 人口10万人当たりの医師数が最も少ない埼玉県内でも、特に医療過疎地として知られる北部地域。この地を支える羽生総合病院は、徳洲会系列病院でありながらも“徳洲会らしくない”面も持ち合わせることで、現場医師の勤務満足度を高めているようです。2018年5月の新築移転を控えた今、さらに多くの医師の活躍を求める同院の魅力を探りました。

「徳洲会らしくない」?羽生総合病院の特徴とは

 「この病院の良いところは、“徳洲会らしい部分”と“徳洲会らしくない部分”が混在しているところ」――そう話すのは、同院の外科で後期研修中の成松裕之先生。 徳洲会グループから奨学金を借りていた縁で、大学の先輩が勤務していた同院に初期研修から入職した成松先生は、当初、ストイックなイメージのある徳洲会グループで自身がやっていけるのかどうか、 不安に思うこともあったそうです。

成松裕之先生
成松裕之先生

「医師からコメディカルまで『地域のために最善の医療を』という意識が強いですし、羽生市だけでなく群馬県南部からも患者さんが訪れる当院は、症例も多く、勤務中は忙しいので“徳洲会らしい”一面を感じます。

 意外だったのは、勤務が終わるとプライベートの時間をしっかり取れること。上級医より先に帰れないというような暗黙のルールもなく、自分の仕事を全うしていれば自由にできる環境は、少なくともわたしが思い描いていたイメージと異なりました。いい意味で“徳洲会らしくない”病院でもあると日々感じています。

 大きな決意があって徳洲会グループに入職したわけではありませんでしたが、グループの他病院で働く同期と情報交換をしたり、奄美大島で離島医療を経験したり――徳洲会グループに在籍したからこそ、数多くの出会いと学びが得られました。多くのチャンスを与えてもらえる当院で、引き続き後期研修を受け『何でも 診られる離島の外科医になる』のが、今のわたしの目標です。地域の医療ニーズに応じるべく、新病院に生まれ変わる予定ですし、理にかなっていれば医療機器の導入にも前向きだと思うので、ベテランの先生にもおすすめできる環境だと思います」(成松先生)

 成松先生が語るように、埼玉県北部の医療過疎地で、豊富な症例に対応しながらも、メリハリをつけて働けるのが同院の特徴。現場に無理を強いることなく成長を遂げてきた結果、急性期はもちろん、埼玉医療生協グループが運営するクリニックや、介護老人保険施設、訪問看護ステーションなどの関連機関と連携し、回復期や慢性期のニーズにも対応する法人となり、地域に親しまれています。初期研修医の嘉数智亮先生はこうした環境に惹かれ、はるばる沖縄県から、縁もゆかりもなかったこの地で研さんを積むことを決めたそうです。

嘉数智亮先生
嘉数智亮先生

「市中病院で多くの症例を経験したかったわたしには、ぴったりの環境でした。
 当院はさまざまな患者さんを受け入れていますが、精神科はありません。それでも大量服薬の患者さんや術後せん妄の患者さんには、職員全員が知恵を出し合って対応しています。

 専門科目がなくても『断らない医療』を実践する姿勢から、地域における当院の存在意義を感じるとともに、総合病院での精神科の重要性を再認識することができました。この経験から、将来は精神科分野に取り組みたいと思っています」(嘉数先生)

地域ニーズの変化に伴い、第2変革期に突入

 地域のプライマリ・ケアの担い手として、1983年の創立以来成長を遂げてきた同院ですが、2018年の新築移転を前に、目下、医療提供体制を刷新中。地域の変化に合わせた専門医療にも注力しており、たとえば外科では、半年で腹腔鏡手術件数を月間25件から45件、約1.6倍にまで伸ばしました。その立役者となったのが、2016年10月に着任した江下恒統先生です。

江下恒統先生
江下恒統先生

「これまでも埼玉県内で複数の医療機関に勤務してきましたが、当院が位置する羽生市は、高齢患者さんも多い分、『この地域で医療を完結できるようにしてほしい』というニーズが根強い。だからこそ、開腹手術と比べADL(日常生活動作)への影響が少ない 腹腔鏡手術のニーズは高いだろうと、入職前から思っていました。

 入職に当たって、同じ外科医でもある院長から『職員を大切にしながら、この地域を持続的に支えていきたい』という考えを聞いた時は共感できましたし、入職後も当直は非常勤医、事務作業は医療クラークへお願いでき、手術に集中できたのはありがたかったですね。 これからは当院を埼玉県東北部ナンバーワンの病院に成長させるべく、外科医として手術の数・質をさらに向上させていきたいです」(江下先生)

「医師にノルマは課さない」 院長の決意とは

 2018年にオープン予定の新病院は、徹底的に患者目線にこだわり、外来と救急の導線が重ならないよう診察室の入り口と出口を分けるなど、患者さんにとって癒やしの空間になるよう工夫されているようです。更に、診療面においても、放射線治療装置、ハイブリッド手術室、ヘリポート、緩和ケア病棟の導入など、大学病院に準ずるような設備を整える予定です

 そんな新病院構想を作り上げた松本裕史院長に、この地域での医療に対する思い、同院の目指す姿について聞きました。

松本裕史院長
松本裕史院長

「羽生市には、医療機関が少ない。だからこそ当院が、救急から慢性期、がん治療まで対応する地域密着型病院として、地域の幅広いニーズに応じることが必要だと考えています。

 地域の患者さんのニーズが高い以上、徳洲会グループとして掲げている『断らない医療』を大切にしたいという思いは、ほかの系列病院と変わりません。ただ、少ない医師数で多種多様な地域のニーズに応えるには限界がありますし、長続きする 形で医療を提供できないと、住民との信頼関係も築けない。院長に就任してきたときから今なお意識しているのは、医師を疲弊させないことの重要性です。

 当院では、医師にノルマを課していません。その代わり、現場の医師には目の前の患者さん にとことん向き合って欲しいと思います。院長として、地域の患者さんが求める医療を提供するために必要な支援や、職員の負担を減らすためのサポートは惜しみません」(松本院長)

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