◇◆研鑽を積める環境◆◇
救急科専門医養成プログラムの連携施設であり、救急医を目指す若い医師を全力で教育しております。また、当院の卒後臨床研修では救急診療・集中治療・病院前救急（当院ドクターカー、希望があれば富山県ドクターヘリ）を研修します。将来の専門に関わらず、基本的な診療能力を養うことが可能です。また、金沢大学、富山大学からの実習生を受け入れております。
さらに、高岡医療圏メディカルコントロール協議会を運営しており、救命救急士の再教育、各種実習およびカンファレンスを実施しております。

【　法人概要　】
JAの医療事業は、1900年に制定された産業組合法のもと、疲弊する農村を守るため無医村地区の解消と低廉な医療供給を目的とし、1919年11月に島根県鹿足郡青原村の青原村信用購買販売生産組合により設立された「青原組合医院」が最初とされております。その後、この島根県で起きた産業組合による医療事業の創始は、やがて岡山県そして青森県へと全国的に広がりをみせました。戦時中（1943年）は農業団体の統合整備により農業会に改組、1948年に農業会が解散し、農協法のもとで厚生連がこれを継承しました。
富山県においては、昭和初期、金融恐慌に次いで世界的経済恐慌等一連の不況下にあり農村恐慌もいよいよ厳しさを増し、農山村民の生活も窮乏の一途を辿っていました。この窮状を打開し「農山村民の生活と健康を守る」ため、全国で初めて「区域を全県一区域とする一連合会組織による医療機関」として、1936年10月、富山県産業組合病院（現・厚生連高岡病院）が開設されました。さらに、1945年7月に第二病院（現・厚生連滑川病院）が開設され現在に至っております。

【　施設概要　】
当院は、1936年（昭和11年） 富山県購買販売利用組合連合会が農村振興と農民の福利厚生を目的として、産業組合高岡病院として開設されました。現在は厚生連高岡病院として33診療科を標榜する総合病院であり、救急医療、がん医療以外の分野についてもそれぞれに特徴のある、第一線の診療を提供しております。さらに、臨床研修病院として多数の初期研修医の教育にあたり、地域周産期母子医療センター、地域災害拠点病院、へき地医療拠点病院等の指定も受け、公的な役割を数多く担っており、富山県西部地区で最大規模の病院で、富山県西部地区圏内人口約45万人の三次救急医療を担っております。
病院理念に「患者さんと職員が信頼・安心・満足でき、幸せになれる病院を目指します。」を掲げ、全職員が一丸となって、日々最善の医療を提供してまいります。

《ご年収》
ご経験10年目、週5日勤務で約1,150万円（固定給）でございます。他諸手当あり。

《アクセス》
当院は最寄りの高岡駅より車で約7分、能越自動車道高岡ICより10分ほどの距離にございます。