愛媛県松山市に位置する当院は、「患者の立場に立ち親切で良い医療」「いつでも、どこでも、安心して医療が受けられる」ことを目指し、1986年4月に開設されました。
生活困窮者の方が経済的な理由で必要な医療を受ける機会が制限されることがないよう、2011年1月に無料低額診療事業を開始。
2013年4月には新館を設立し、新規事業として精神科デイケア、メディカルフィットネス、院内保育所、病児病後児保育所、ショートステイを新設しました。
病床数88床（急性期一般病棟44床・地域包括ケア病棟44床）の小病院ですが、松山市の二次救急輪番病院として急性期医療を担い、こころと身体を総合的に診れる医療を行っています。

介護分野では、デイケア（通所リハ）・訪問看護・介護を行い23床のショートステイ施設を有し、医療と介護の切れ目ない運営をしています。
認知症に優しい病院を目指し、認知症看護認定看護師が中心となって役割を担っております。認知症カフェ（にじいろカフェ）を開催し、認知症患者だけでなく介護者等どなたでも参加し話し合える場を提供しています。
また、健康づくりの生協としてHPHに加盟しており、「1部署1HPH」を合言葉に、地域住民を対象としたフレイル予防や職員の腰痛対策などの多岐にわたる予防活動に取り組んでいます。
組合員の中から食や運動のサポーターを養成し、地域の健康寿命の延伸に向けて活動の場を広げています。
研修医も地域に出かけて保健予防活動の実践に取り組んでおり、組合員と研修医の距離も近いことが特徴です。

今後更に進む超高齢化社会を見据え、地域包括ケアシステムにおいてリハビリ機能を強化した「地域包括ケア病床」を有する「機能強化型在宅支援病院」として、在宅機能を強化しながら松山市東南部の医療施設や介護事業所と連携し、病気になっても住み慣れた地域で住み続けられるよう取り組んでいます。

◆教育環境も充実◆
厚生労働省より基幹型臨床研修病院の指定を受けており、「日本で一番小さい臨床研修病院で、医療生協の組合員とともに進める医師養成！」をキャッチフレーズに職員養成にも力を注いでいます。
また、日本専門医機構の総合診療専門研修、日本プライマリケア連合学会の新家庭医療専門研修の基幹病院であり、大変熱心な指導医も在籍しており、家庭医療専門医としてのご経験を充分に積んでいただける環境です。

◆女性医師も安心の環境◆
育児休暇取得率向上の取り組みにより、現在女性職員育児休暇取得100％です。
院内保育所・病児病後児保育もあり、子育て中の方も安心してご勤務いただけます。