【　法人概要　】
昭和26年頃未だ敗戦による社会不安治まらず、特に青少年の間に覚醒剤乱用の悪習が蔓延し、憂慮すべき情勢を示しておりました。
このときにあたり発起人一同は「人間はすべて心身共に又社会生活の上においても健康を保持増進し、平和な国土建設に邁進することをねがう」理念の下に、差し当り焦眉の急とされる覚醒剤撲滅対策の一環として、中毒性精神障害者の治療及び社会復帰を図ることとし、更に国内における精神障害者の入院施設の不足を補う一助たらんことを願って、昭和27年8月11日に当法人を設立いたしました。
開設以降すべての人が精神的にも、肉体的にも、社会的にも健康である事を希求し特に精神の不健康状態を予防し且つ有効適切なる医療を施し、もって精神保健を強化しさらに老人の保健・医療・福祉を行い、人類の幸福に貢献する事をその目的として活動しております。

【　施設概要　】
当院は、神戸市の西部、すぐ北に三木市が隣接する場所に昭和36年（1961年）に中毒性精神障害者の治療のための拠点として開院しました。
現在は、アルコールや薬物などの依存症疾患のほか、統合失調症やうつ病などの精神疾患やストレス障害、更に認知症など、広く精神疾患全般を治療対象としており、「こころ温まる医療を目指し、患者に寄り添い、家族に寄り添い、地域に広がる医療を提供する」ことを理念に掲げ、多職種で構成されるチームにより地域の医療に貢献できる精神科医療を提供しています。
2018年に竣工した新病棟（289床）はゆったりとした広さを持ち、どの病棟もデイルームの広い窓から向かいに広がる森の緑が見渡せ、明るい朝の陽射しが心地よく差し込む明るく清潔感のある病院です。

※写真1枚目：病院全景、写真2枚目：医局、写真3枚目：当直室

◇◆明るく協力的な雰囲気◆◇
病院は2018年に建替えたばかりで、病室の個室（個室105床・2床室38床）を多くした造りや、浴室の個浴化等、従来の精神科病院のイメージを払拭した明るく広々とした建物です。
また、医局も明るく広々としております。
電子カルテを導入しておりますので、医局ミーティングや勉強会を行なう際の環境は整っています。
残業は、ほぼありません。
病院全体の雰囲気は、各部門が協力的です。
意見が言い易く、会議により物事が決まります。

◇◆充実の福利厚生◆◇
勤続10年海外研修、勤続20年リフレッシュ休暇、子育て支援もございます。
職員親睦会があり、職員旅行、各種行事、クラブ活動等にもご参加いただけます。

◇◆アクセス◆◇
公共交通機関での最寄り駅は神戸市営地下鉄西神中央駅と神戸電鉄緑が丘駅です。
各駅からバスが運行されており、最寄りのバス停から病院までは徒歩5分です。
無料駐車場がございますので、お車通勤もお勧めでございます。