年明け早々、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に翻弄された2020年前半。社会が大きく変わるタイミングで、自身の生活を振り返り、優先順位を見直した人もいるのではないでしょうか。後編では、アンケート結果のうち、今後の働き方や2020年後半の抱負について取り上げます。
年明け早々、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に翻弄された2020年前半。社会が大きく変わるタイミングで、自身の生活を振り返り、優先順位を見直した人もいるのではないでしょうか。後編では、アンケート結果のうち、今後の働き方や2020年後半の抱負について取り上げます。
- コロナで過剰になっていた時期だが、患者さんおよび家族への言動など反省すべき点が多数あった。(30代、男性、救急医学科)
- 今後のオンライン診療継続の可能性も考えて。(30代、男性、内分泌内科)
- キャリアを積むのに、必ずしも臨床経験を優先させる必要はないと思った。(40代、女性、小児科)
- どんなに努力しても、症例数が少ない手術等は男性医師にあてがわれ、女性医師は、男性医師の何倍も当直や雑用をこなしても、チャンスはもらえないことがわかった。男性医師が手術、女性医師は外来が割り当てられる風潮のため、これ以上のスキルアップは望めないので、そろそろ引退して自分のプライベートを優先するべきだと感じた。(40代、女性、科目無回答)
- 今後の生活費の工面について。収入激減でこのままでは厳しい。(50代、男性、眼科)
- 仕事中心の生き方を、プライベート中心に考えた方が幸せな人生かもと思えるようになった。(50代、男性、外科)
- 開業の準備や検討をしたが、今の時期では難しいと判断した。(50代、男性、脳神経外科)
- 仕事が済んでも夜の集まりは無し、外食もできず、家で過ごす時間が増えた。更に新型コロナウイルスに感染して志村けんや岡江久美子が亡くなり、これからの時間をどう使おうかと考えるようになった。(60代、男性、産婦人科)
- 新型コロナウイルスで自分たちがこんなに必要とされていると再認識した。(50代、男性、小児科)
- 新型コロナウイルス感染症対策の当院での最前線にいたので考える余裕はありませんでした。(50代、男性、外科)
- 田舎なので、診療行為そのものには、あまり影響はない。(50代、男性、内科)
- 変革を好まない。(60代、男性、耳鼻咽喉科)
- 働き方自体は余裕ができて満足。(60代、男性、糖尿病科)
- 家族の受験もあるため,まずは自分が病気にならないよう、体調を壊さないように取り組みたい。(40代、男性、小児科)
- 意欲を掻き立てるために基本的なことを見直す必要がある。その基礎は家族であり、家族の問題に、もう少し目をやる必要を感じたため。(50代、男性、消化器科)
- 新型コロナウイルスで減少した手術件数を取り戻す。(40代、男性、泌尿器科)
- 新型コロナウイルスの関係で、社会・経済状況も変わった。うつ病などが増えてくるので十分に働きたい。(50代、女性、精神科)
- 医者にとってこういう時はやりがいを持って仕事ができる時だと感じる。(60代、男性、内科)
- 前半十分に体を鍛えられなかったのでそれを行う。(30代、男性、内科)
- 趣味の山歩きもいつまで出来るかわからないので、せっせと山に出かけたい。(60代、男性、産婦人科)
- 新型コロナウイルスで激減したプライベートの時間を取り戻したい。(60代、男性、麻酔科)
- 自然体で生きていこうかと思った。(50代、男性、精神科)
- 多分、新型コロナウイルスに振り回されることになると思う。(50代、女性、小児科)
- 学会・研究会での情報収集:新型コロナウイルス流行後に最新の医療情報・情勢などを入手することが困難となり、置いていかれたような感覚でいるため。(50代、男性、血液透析科)
- 今後の資金繰り対策:クリニックをつぶさないように必死です。(50代、男性、消化器科)