みなさん、はじめまして。中部徳洲会病院集中治療科の村上といいます。突然ですが、読者の先生方は、プレゼンテーションはお得意でしょうか。医師であれば、学会はもちろん、カンファレンスや市民公開講座など、プレゼンの機会が数多く存在します。そのときに、どうしたら効果的に伝えることができるのか。私自身数多くの試行錯誤を重ね、得られた知見を集中治療医療安全協議会(CCPAT)で若手医師たちに伝授してきました。
そこで今回から『プレゼン術』として、4回ほど連載させていただきます。初回のテーマは、ちょっと残念な感じのするスライドについて。学会シーズン間近ですので、何らかの参考になれば幸いです。