気付けば2020年も折り返し地点。今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、医療業界はもちろん、社会全体が大きな影響を受けた半年だったのではないでしょうか。医師の皆さんは2020年前半(1~6月)をどう受け止めたのか、アンケート調査の結果をもとに見ていきます。
気付けば2020年も折り返し地点。今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、医療業界はもちろん、社会全体が大きな影響を受けた半年だったのではないでしょうか。医師の皆さんは2020年前半(1~6月)をどう受け止めたのか、アンケート調査の結果をもとに見ていきます。
- 新型コロナウイルス流行の少ない地域だったので、患者減はあったものの、仕事の濃度は増えなかった。勤務医のため当面の減収はなくまあまあ。(30代、男性、耳鼻咽喉科)
- 一般外来の受診者数などは少なく診療実績としては物足りないが、院内感染を防ぐための対策ワーキンググループに属するなどで病院組織としての活動に注力する時間となった。以後の対策も図れたため、ある程度満足している。(40代、男性、小児科)
- クリニック運営にトラブルもなく、業績も下がらなかったのでまあまあ満足。(40代、男性、泌尿器科)
- 外来診療時間が減ったため、病棟業務に集中できるようになり、結果早く仕事が終わり、帰れるようになった。飲みに出かけなくなったのはマイナスだが、子供と長くいられたので良かったです。(50代、男性、内科)
- コロナで、ZOOMでの講演会が増えた。これまでは、東京に行かないと受けられなかった。(50代、男性、内科)
- コロナのため、婚活含め交友関係拡大ができなかった。(30代、男性、循環器科)
- コロナによる減収も大きいですが、それ以上に院内の対策などで他スタッフとの対立もできてしまった。色々な意味でコロナの傷ができた前半です。(50代、男性、内科)
- 出かけたりすることはできなかったが、もともと出不精であったから自宅の片付けやランニングとか時間のかかる自分のやりたいことは結構できた。家族と一緒の時間が長くなんとなく良い感じ。(50代、男性、循環器内科)
- 趣味の集まりができなくなって日常が乱された。孫が保育園に行けず、孫守にかり出された、これはちょっとうれしかったが、移動が大変だった。(60代、女性、産婦人科)
- 新型コロナウイルス感染症の感染拡大、緊急事態宣言の発令に伴い、4月と5月の患者数が半減した。4月13日から5月9日まで週休5日という状態だった。(30代、女性、産婦人科)
- あまりにも直接の診療以外の消毒作業などに時間がかかり、自分の時間がほとんどなかった。(50代、男性、内科)
- コロナの関係で3月からの学会、講演会、研究会等がすべて中止延期になった。(50代、男性、整形外科)
- 自粛直前にヨーロッパに渡欧して、現地で非常事態宣言が発令されて何も出来ずあわてて帰って来たこと。(50代、男性、内科)
- やはり、stay homeのため、レクリエーション(旅行や観劇・コンサートなど)が何もできなかった。(50代、男性、心臓血管外科)