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高血圧、喉の渇き、血尿…今思えば「病の予兆」―医師の病とキャリア調査(前編)


2020年10月11日(エムスリーキャリア編集部)
記事KV

日々、患者さんの病と向き合っている医師。しかしながら、医師自身が病を発症する可能性も大いにあります。今回は、m3.com会員の医師を対象に、病とキャリアについてのアンケート(※)を行ったところ、357人の医師から回答を得ました。前編では疾患、それに伴う予兆の有無、具体的な予兆についてご紹介します。
(※)2020年7月18~26日、m3.com会員の医師を対象にエムスリーキャリアが実施


60代以上の半数の医師は、疾患を抱えながら働いている

はじめに、定期的な通院・検査が必要な疾患を抱えているかを答えてもらったところ、回答者全体の46%が「定期的な通院・検査が必要な疾患を抱えている」という結果でした。

グラフ1

年代別で見てみると、20代・30代では少ないものの、40代・50代になると約3~4割を占めています。60代以上になると、回答者の半数以上が定期的な通院・検査が必要な疾患を抱えていることがわかりました。

グラフ1


40代以上の医師、最多の疾病予兆は「高血圧」

次に、罹患前の予兆について回答していただいたところ、「予兆があった」よりも「予兆がなかった」と回答した人が多い結果となりました。

グラフ1

年代別で見てみると、20代・30代にはほぼ予兆がなかったことがわかります。40代は50代よりも「予兆があった」と回答した医師が多い結果となりました。60代以上になると、回答者の約3割前後に何かしら予兆があったことがわかります。

グラフ1

続いて、罹患前の予兆について具体的な回答を紹介していきます。

30代、40代


  1. 気分の変調があった(30代/放射線科)

  2. 高血圧(40代/複数回答あり)

  3. 腰の鈍痛。飲酒後の疼痛、熱感(40代/消化器科)

  4. 視野の中心に黒い塊があった(40代/精神科)

50代


  1. 高血圧(複数回答あり)

  2. 狭心症(産科)

  3. 脂質が高い(内科)

  4. 頭痛、顔面紅潮、ふらつき(消化器科)

60代


  1. 高血圧(複数回答あり)

  2. のどの渇きが強かった(乳腺甲状腺外科)

  3. 高血圧、高脂血症、耐糖能異常(脳神経内科)

  4. 血尿がありました(内科)

  5. 朝だんだんと階段が登れなくなった(小児科)

  6. 歩行の歩容、ワイドベース、尿が近い(小児科)

  7. 排尿障害(産婦人科)

  8. 白血球増多、発熱、胸痛(脳神経内科)

  9. 両下肢のだるさ(内科)

70代


  1. 高血圧症(複数回答あり)

  2. 不整脈(小児科)

  3. 心房細動(放射線科)

  4. 診療中に右手の動きが悪くなり、ボールペンを落としてしまった。字が書きにくくなった(産婦人科)

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